著者
町田 竜也 松岡 陽 小林 秀一郎 尾関 全 石坂 和博 岡 輝明
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.49, no.5, pp.257-259, 2003-05

33歳男.会陰部腫瘤,歩行困難を主訴とした.4年前よりの会陰部腫瘤が徐々に増大し,歩行困難と坐位圧迫での疼痛をきたした.会陰部中央に小児頭大の腫瘍を認め,骨盤部MRIで壁の薄い嚢胞状腫瘤を認めた.内部は均一で,T1強調像にて低信号,T2強調像にて高信号を示し,液体成分と考えられた.骨盤内への浸潤や尿道,直腸との交通はなかった.会陰部の嚢胞状腫瘍の診断で腰痛麻酔下に腫瘍摘出術を施行した.嚢腫は球尿道海綿体筋を挟んで尿道とは離れていた.浸潤所見はなく完全摘除され,術後1年経過で再発も認めない.病理組織学的所見では内面は角化重層扁平上皮で覆われ,内腔に角化物質を多量に含んでいた.皮膚付属器や皮膚以外の組織は認められず,悪性所見も認められなかったためepidermal cystと診断された.会陰部のepidermal cystは稀で,自験例を含め本邦では6例の報告があるのみであった
著者
田中 敦
巻号頁・発行日
2012-12-05
著者
中山 恭秀
巻号頁・発行日
2012

筑波大学博士 (リハビリテーション科学) 学位論文・平成24年3月23日授与 (甲第6180号)
著者
大森 圭貢
巻号頁・発行日
2012

筑波大学博士 (リハビリテーション科学) 学位論文・平成24年3月23日授与 (甲第6179号)
著者
藤田 佳男
巻号頁・発行日
2012

筑波大学博士 (リハビリテーション科学) 学位論文・平成24年3月23日授与 (甲第6178号)
著者
上岡 裕美子
巻号頁・発行日
2011

筑波大学博士 (リハビリテーション科学) 学位論文・平成23年8月31日授与 (乙第2555号)
著者
熊上 崇
巻号頁・発行日
2012

筑波大学博士 (リハビリテーション科学) 学位論文・平成24年3月23日授与 (甲第6177号)
著者
片山 覚嗣
出版者
東京大学大学院新領域創成科学研究科 基盤科学研究系 物質系専攻
巻号頁・発行日
2008-03-24

報告番号: ; 学位授与年月日: 2008-03-24 ; 学位の種別: 修士 ; 学位の種類: 修士(科学) ; 学位記番号: 修創域第2369号 ; 研究科・専攻: 新領域創成科学研究科物質系専攻
著者
田仲 一成
出版者
東京大学東洋文化研究所
雑誌
東洋文化研究所紀要 (ISSN:05638089)
巻号頁・発行日
vol.111, pp.1-170, 1990-02

道光咸豊年間,天地会的分支添弟会・双刀会・三合会等々在広東東部各県々各郷裡展開了很活溌的活動。 天地会諸派会党直義失敗之後,部分残余分子跑到南洋等待東山再起,所以其遺跡遺風不但在香港(旧新安県城内)可以看見,而且遠在南洋僻地(新加坡,馬来西亜等)也可以找到。 本文依靠這些海外遺跡,研討当時天地会会党的組織和虚劇之間的関係。 其主要的論点如下; (1)在新加坡峨嶆有一座社会廟(五虎祠),廟裡奉祀八十多年反清復明義士的神主牌。 新加坡華人史専家陳氏育崧,先認為他們跟咸豊四年厦門起義的小刀会有関,以後改説而認為他們与道光初年為英人開路而登陸新加坡的四邑人曹亜珠有関。 一九八二年,筆者訪問此廟,請廟祝黄氏打開這些神主牌,発現他們差不多都是嘉慶同治間的潮籍人士(海陽県人最多,澄海県人次之)。 他們可能是道光中潮陽双刀会会党或咸豊初海陽呉忠恕会党。 (2)在南洋・香港,有些華人集団挙行各種祭祀時,多用“天運”年号。 這年号是乾隆以来天地会会党所用的。 上述新加坡社公廟反清復明義士的神主牌裡,生卒年号也用此天運年号来表示。 所以在此也可見“天地会”的遺風。 一般来説,南洋闽北系集団不用此年号,而闽南系集団特別愛用這年号。 広東系集団裡,内陸部大宗族単姓村落不用此年号,相反,沿海部小宗族雑居的市鎮或漁村常用此年号。 由此可見,天地会基本上立足於市鎮或沿海漁村小民雑居地区。 (3)香港新界農村裡,清初以来従嘉応・恵両州遷入進後的客家人形成了很多小村落。 這一類客家人小村裡的小廟,掛着一些与天地会文件有関的対联。 客家人跟潮州人・恵州人有密接的関係。 由此推測,粤東天地会立足於客家或潮州小民集団。 新加坡社公廟義士有可能属於此一類系統。 (4)広東天地会会党含有粤劇本地班戯人。 他們的戯船叫做“紅船”,這“紅”字有“洪”的涵意。 而且“紅船”由天艇和地艇結成一双,具有“天地”之涵意。 另外,天地会会党結拝入会時,無不表演戯劇。 其題目之一有“安邦定国志”。 在此故事的弾詞唱本之中,主人翁趙少卿是唐末懿宗・昭宗時代的丞相。 其子七人的名字都以“洪”字来排列。 昭宗似乎暗示明末崇禎帝,“洪”字似乎影射“洪門”。 潮州戯也有此題目(但内容不大符合弾詞),這也使人猜測天地会和潮人之間的内在関係。 如此,清末粤東天地会的伝統,其一部份仍然残留在海外潮人・客家人社会裡。 尤其是潮劇或粤劇含有天地会会党的故事,這是値得注意的。
著者
藤木 晶子
出版者
若手イメージ研究者のためのブラッシュアップセミナー運営委員会
雑誌
若手イメージ研究者のためのブラッシュアップセミナー予稿集
巻号頁・発行日
pp.68-71, 2013-03-14

若手イメージ研究者のためのブラッシュアップセミナー(Brush up seminar for young researchers on mental imagery).2013年3月16日(土)〜17日(日).北海道大学学術交流会館,札幌市.
著者
浮葉 正親
出版者
名古屋大学留学生センター
雑誌
名古屋大学日本語・日本文化論集 (ISSN:1348804X)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.1-18, 2013-03-29 (Released:2013-03-26)

本稿は、韓国、欧米、日本における在日朝鮮人文学(以下、「在日文学」と略す)の研究動向を並列的に紹介し、それぞれの地域における研究の特色を抽出することで、将来の共同研究の可能性を提示することを目的にしている。韓国では、1990年代から2000年代にかけて在日文学を「民族文学」として捉える国文学の分野での研究が盛んになった。その一方、日本文学の分野では2000年代後半から在日文学を「ディアスポラ文学」として捉え直す新しい動きが見られる。在日文学をディアスポラ文学として捉える視点は欧米でも共有されているが、欧米では柳美里など一部の作家の作品が紹介され始めたばかりである。日本における在日文学研究は過去5年間を見ても、資料の発掘や綿密な検証作業が行われているが、その成果は韓国や欧米での研究とほぼ接点がないまま行われているのが現状である。今後の共同研究に向けて必要なのは、朝鮮語ではなくホスト国の言語(例えば、日本語)で作品が発表されることの意味を考え直すこと、また「ディアスポラ」概念を人の移動の経験を生き生きと描き出すことができるものに更新していくことである。