著者
若槻禮次郎著
出版者
春秋社
巻号頁・発行日
1932

1 0 0 0 海嶽集

著者
若槻禮次郎著
出版者
若槻禮次郎
巻号頁・発行日
1935
著者
若槻禮次郎著
出版者
読売新聞社
巻号頁・発行日
1975

1 0 0 0 國民に訴ふ

著者
若槻禮次郎[著]
出版者
改造社
巻号頁・発行日
1927
著者
高橋 正雄
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.891, 1993-10-10

「カラマーゾフの兄弟」(米川正夫訳,岩波文庫)の最終章には,思い出の持つ精神的意味が強調されている場面がある.この物語の主人公アリョーシャは,結核で亡くなったイリューシャを少年達と手厚く葬った後で,その少年達に今日の思い出を大切にするよう,次のように呼びかけるのである.「私たちは今後一生涯,たとえどんなことが起こっても,また,たとえ二十年も会わなくっても,あの憐れな少年をここで葬ったことを,忘れないようにしましょう」「たとえ重大な仕事で忙しい時にも,―名誉を勝ち得た時にも,あるいはまた大なる不幸に陥った時にも,とにかくいかなる時においても,かつてこの町でお互いに善良な感情に結び合わされながら,あの憐れな少年を愛することによって,私たちが実際以上立派な人間になったことを,決して忘れないようにしましょう」. さらにアリョーシャは,こうした子供の頃の思い出の価値を強調して,「一体楽しい日の思い出ほど,殊に子供の時分親の膝もとで暮らした日の思い出ほど,その後の一生涯にとって尊く力強い,健全有益なものはありません」,「子供の時から保存されている,こうした美しく神聖な思い出こそ,何よりも一等よい教育なのであります.過去においてそういう追憶をたくさんあつめた者は,一生すくわれるのです」と語る.そしてアリョーシャは,「イリューシャを葬ったことや,臨終の前に彼を愛したことや,今この石の傍でお互いに親しく語り合ったことを思い出したら,もし仮りに私たちが残酷で皮肉な人間になったとしても,今のこの瞬間に私たちが善良であったということを,内心軽蔑するような勇気はないでしょう」,「この一つの追憶が私たちを大なる悪から護ってくれるでしょう.そして,私たちは過去を顧みて,『おれもあの時分は善良だったんだ.大胆で潔癖だったのだ』ということでしょう」と,そうした思い出は,われわれに素直な気持ちを取り戻させ,悪から救うことさえあると語るのである.
著者
飯田 年穂
出版者
明治大学政経資料センター
雑誌
資料センターニュース
巻号頁・発行日
vol.51, pp.33-34, 1990-12-14
著者
加部 隆史 門脇 敏 和田 有司 野田 和俊 天野 久徳 梅崎 重夫
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.145-154, 2010-06-15 (Released:2016-09-30)
参考文献数
15

爆発性雰囲気においては,可燃物・着火源・酸素の結合により危険状態となり,これを放置しておくと危害に繋がる.爆発の予防と防護の基本概念および方法論を示す欧州規格EN1127-1 では,国際標準化機構(ISO) が定めるリスクアセスメントの原則を実践し,その結果に基づきリスク低減の方法論を提示している.この方法では,リスク低減の原則は第一義的に予防であり,爆発性雰囲気を生成しない条件作りをし,それでも危険が除去できない場合は,第二義的に防護として,安全装置を使用することを述べている.従来の電気的着火源以外に,非電気による機械的着火源,粉じん等が同等な危険源として列挙されている.本稿は,これらの考えの基となる合理的体系論としてのEN1127-1 の予防と防護-基本概念と方法論の概説および考察をしたうえで,今後の国内における爆発性雰囲気での課題を問題提起する.
著者
髙尾 祐太
巻号頁・発行日
2020-03-25

北海道大学. 博士(文学)