著者
中村 清
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004-02

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1871号 ; 学位の種類:博士(国際情報通信学) ; 授与年月日:2004/2/12 ; 早大学位記番号:新3737
著者
工藤 晋太郎
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004

上田研究室により提案された言語モデルLMNtalは, 階層的グラフ構造の書き換えに基づく言語モデルである. LMNtalでは, プロセス構造を容易に図で表現できるように設計されている. しかし, 不特定構造の複製や破棄, 比較といった機能が欠けていた. 探索問題において, バックトラックではなく, 探索木の分岐に応じて状態を複製していくという解き方があるが, これをLMNtalで書くにはそれらの機能が必要である. 本研究ではこれを補うものとして, ``非線形プロセス文脈''および``基底項プロセス''という概念を実装した. これによって, 従来のLMNtalではできなかった計算モデルの表現ができるようになった. これら二つの機能を用いたLMNtalプログラム例として, 本研究の動機でもある, 状態の複製を用いて探索問題を解くプログラムを記述した. そのモデル化方法とLMNtalプログラムでのアルゴリズムの表現を解説し, また, この方法の応用を考察する.
著者
島田 康行
出版者
筑波大学文藝・言語学系
雑誌
文藝言語研究. 言語篇 (ISSN:03877515)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.43-56, 2000-10-20

明治39年に刊行された「現行普通文法改定案調査報告之-」(国語調査委員会編、以下「報告」と略称)の内容は、明治期のいわゆる普通文中、規範的な文法にはずれるいくつかの語法についてその史的変遷を示し、それらを文法上いかに位置づけるべきかを提案した、矢沢透の私案である。 ...
著者
田村 泰盛
巻号頁・発行日
2004

筑波大学博士 (農学) 学位論文・平成16年3月25日授与 (甲第3510号)
著者
川島 真
出版者
都市出版株式会社
雑誌
外交フォーラム
巻号頁・発行日
vol.18, no.7, pp.22-27, 2005-07-01
著者
曽根 威彦
出版者
早稲田大学法学会
雑誌
早稲田法学 (ISSN:03890546)
巻号頁・発行日
vol.74, no.4-1, pp.157-187, 1999-05-20
著者
薗部 寿樹
巻号頁・発行日
2001

本論文の目的は、室町時代後期から江戸時代前期(十六世紀初頭〜十七世紀中期)を中近世移行期とし、村落民の身分構造の究明を通して、この時期の村落構造を解明することにある。村落の行事・祭祀を維持した村落民の ...
著者
城生 佰太郎
出版者
筑波大学文藝・言語学系
雑誌
文藝言語研究. 言語篇 (ISSN:03877515)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.63-124, 2002-10-30

筆者は、城生佰太郎編(2002)において当初は単なる編者としての役割だけでなく、表題に示した通りの論文も書く予定でいた。しかし、日本語教育学シリーズの一巻としての位置づけからは、あまりにも内容が大きく乖離してしまうことをおそれて、最終的には投稿を断念してしまった。 ...
著者
井上 悟
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2003-03

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1764号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2003/3/6 ; 早大学位記番号:新3552
著者
城 仲模
出版者
早稲田大学法学会
雑誌
早稲田法学 (ISSN:03890546)
巻号頁・発行日
vol.78, no.3, pp.343-388, 2003-03-20
著者
野村 雅昭
雑誌
早稲田大学日本語研究教育センター紀要 (ISSN:0915440X)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.21-54, 1999-05-31

現代日本語研究および日本語教育研究に資する基礎資料として, 「現代漢語データベース」を作成している.このデータベースには, 現代日本語で使用される約22,000語の漢語が収録され, その一々に品詞性, 語構成, 出現頻度, 意味コードなどの情報が付されている.このうち, 基本度の高い語を選び, 語誌情報を付ける作業を優先することにした.選定の条件としては, 出現頻度の情報を用いた.国立国語研究所が行った, 新聞・雑誌・中学教科書・高校教科書の4種の語彙調査の共出現率をもとに, 3,000語が抽出された.選定にあたっては, 同研究所が作成した「日本語教育のための基本語彙(6,000語)」をも参照した.この基本三千漢語(二字漢語)を, 基本度の観点から, 上記の「日本語教育のための基本語彙(6,000語)」のほか, 国立国語研究所の『分類語彙表』, 早稲田大学日本語研究教育センターの教科書『分野別用語集』と比較し, 分析を試みた.品詞性の面からは, 基本三千漢語にはサ変動詞の語幹になるような動作性の語彙が多いことがわかった.また, 意味分野の面からは, <抽象的関係>を表す語彙が多く含まれ, <生産物><自然>など, 具体物を表す語彙が少ないことが指摘された.このような傾向は, 特に外国人のための教科書に収録された語彙との比較から, 顕著である.以上の選定方法の説明, 収録語の分析のほか, 末尾には『分類語彙表』の分野別項目順に配列した「基本三千漢語一覧」を掲げた.