著者
郭 鋒
出版者
専修大学大学院
巻号頁・発行日
2015-03-22

2014
著者
保木 昌徳 横谷 早姫 瀧 奈津江 田中愉加利 濱田 佳奈 Masanori HOKI Saki YOKOTANI Natsue TAKI Yukari TANAKA Kana HAMADA
雑誌
大阪樟蔭女子大学研究紀要
巻号頁・発行日
vol.1, pp.209-216, 2011-01-31

【目的】アスリート、男性、肥満女性、マウスを対象としたVAAM配合のヴァーム(R)(明治乳業株式会社)投与の研究では脂肪燃焼促進効果が報告されている。しかし、若い女性を対象とした検討はなされていないため、今回我々は女子大生におけるヴァーム(R)経口摂取による脂肪燃焼促進効果の検討を行った。【方法】ボランティア学生25名を対象にヴァーム(R)または対照飲料投与後30分に自転車エルゴメーターで持久性運動を負荷した。脂肪燃焼促進作用は呼気ガス分析器(ミナト医科学株式会社)で得られたV4 CO2、V4 O2より、脂肪由来のエネルギー消費量を算出(西の方法)し比較検討を行った。分析にはt検定を用いた。【結果】ヴァーム(R)摂取群と対照飲料摂取群を比較したところ脂肪由来のエネルギー消費量に目立った差は得られなかった。しかし、ヴァーム(R)摂取時、体脂肪率28.0%超(過多)の群において、18.0~28.0%(標準)の群より脂肪由来のエネルギー消費量が有意に高値であった(P<0.05)。
著者
吉田 佐治子 薮中 征代
雑誌
摂南大学教育学研究 = Bulletin of Educational Research of Setsunan University
巻号頁・発行日
no.11, pp.33-46, 2015-01

小学校1・2年生を対象に,幼児期における家庭での絵本の読み聞かせの状況,現在の読書に対する態度等を調査した。その結果は以下の通りであった。すなわち,幼児期に絵本の読み聞かせをしてもらったこどもは,絵本の読み聞かせが好きであり,現在も読み聞かせてもらっており,自分でも絵本を読んでいた。現在,絵本以外の本についても読んでもらっており,自分でも読んでいた。さらには,幼児期に絵本の読み聞かせをしてもらったこどもは,現在,本を読むことが好きであると答えており,読書量も多かった。以上のことから,幼児期の絵本の読み聞かせは,就学後の読書に影響を与えていることが示された。
著者
八登 崇之
雑誌
情報処理学会研究報告アルゴリズム(AL)
巻号頁・発行日
vol.2000, no.84(2000-AL-074), pp.25-31, 2000-09-21

現在多くの人に遊ばれているゲームやパズルの多くについて,その計算量が解析されている.本稿では,パズルの一種であるスリザーリンクについて,解があるかを判定する問題のNP完全性を制限されたハミルトン閉路問題からの多項式時間還元を用いて証明する.また,スリザーリンクの別解問題(Another Solution Problem,1つ解が与えられた時に他に解があるかを判定する問題)について考察し,そのNP完全性の証明の指針を示す.
著者
一井 信吾
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2020-IOT-50, no.5, pp.1-8, 2020-07-03

オランダのマーストリヒト大学で大規模マルウェア感染が発生し,重要サーバなどに大きな被害が発生した.大学は,授業再開のためにやむなく身代金支払いに応じた.公表された情報から知り得たことをまとめ,我が国の学術機関での教訓とする.
著者
田島 明子
出版者
筑波社会学会
雑誌
年報筑波社会学 (ISSN:18819133)
巻号頁・発行日
no.第Ⅱ期創刊号, pp.78-100, 2006

本稿は、リハビリテーション臨床におけるセラピストの「障害受容」の使用法について、臨床で働く作業療法士7名へのインタビュー調査より明らかにしたものである。調査の結果より、①リハビリテーション臨床における「障害受容」の使用法、②「障害受容」に対するセラピストの違和や不快、否定的イメージや肯定的イメージ、が明らかとなった。考察では、そうした使用法に対する批判的検討を行い、その使用法は、他性の否定を不快と思うセラピストの「私」の感覚から支持されていないこと、また、医療技術職養成の課程において「障害受容」に関して教授すべきと考えられること等について述べた。
著者
沼田 健哉 Kenya Numata
雑誌
桃山学院大学社会学論集 = ST. ANDREW'S UNIVERSITY SOCIOLOGICAL REVIEW (ISSN:02876647)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.97-117, 1989-03-20

In this paper I reviewed the studies of rumor published in Japan and abroad. The conditions of occurrence and spread of rumor, transformation of content of rumor, and the life cycle of rumor were considered. Rumor occurs when people are set in ambiguous situation. Psychologists assert that rumor is the projection of the motive or the sentiment of the people. Sociologists assent that rumor is the product of collective behavior, the interpretation of the situation by the people. But it is necessary to integrate these two approachs. It is often said that rumor is false information. But, if it is false, why people believe and communicate it to others? I think rumor is not false information, but necessary one. It presents reality which is different from those presented by the mass media. Rumor is unverified or unofficial information. When people need information and if they are not given official information, rumor occurs. And it also occurs when people don't believe official information. Rumor is the oldest medium of the mankind and it can not be rooted out as long as people talk with each other.