著者
杉原 一臣 芝田 稔 釜田 友希 大熊 一正 山西 輝也 魚崎 勝司
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 第27回ファジィシステムシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.242, 2011 (Released:2012-02-15)

RoboCupサッカー3Dシミュレーションリーグに参加しているチーム「FUT-K」のエージェントには,攻撃力の向上を図るべく,試合状況に応じて異なる行動を確率的に選択するようにプログラムが実装されている.また,確率的行動選択の結果に基づく選択確率の更新を試みたが,相手エージェントの特徴に応じた選択確率の獲得には至っていない.今回は試合状況の類似性に着目し,複数の状況における選択確率を類似度に基づいて同時に更新する方法を提案する.
著者
池田 緑
雑誌
大妻女子大学紀要. 社会情報系, 社会情報学研究 = Otsuma journal of social information studies
巻号頁・発行日
vol.13, pp.25-41, 2004

女子大学はその学生を女性に限定していることによって,すでにジェンダー・ポリティックスの実践の場となっている。とくに女子大学に勤務する男性教員は,この女子大学のもつ政治性ゆえに,政治的な存在であらざるをえない。男性教員による女子学生への監視の視線,男性教員による言説の女子大特有のジェンダー・ポリティックスに伴う政治的効果,女子大における男性性およびホモソーシャリティの再生産の政治的効果など,を考えることにより,良妻賢母思想と女性解放思想の間で揺れ動いてきた女子大の政治性と,そこに勤務する男性教員のポジショナリティを問う枠組みを示したい。そのうえで,男女共同参画時代に女子大において男性教員の存在が果たしうる政治的な効果と,社会への貢献の可能性について考える。
著者
西井 鈴木 良次
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
信学技法
巻号頁・発行日
vol.89, no.235, pp.31-36, 1993
被引用文献数
2

複数の振動子結合系で,リズムパターンの記憶・想起を行う学習法を提案する.まず,各振動子に対して望ましい周波数・位相が教師信号として与えられる場合について述べる.学習時には振動子群に教師信号を強制振動として与えながら各振動子の固有振動数と結合荷重を変える.学習後には,望ましい周波数・位相差が安定に想起される.学習則は誤差項を陽に与える必要がなく,Hebbian Ruleのような単純な式で与えられる.次に,複数の振動子ネットワークによって任意の周期波形を学習する方法について述べる.学習においては誤差逆伝播といった,生体には考えにくいしくみは必要なく、局所的な情報だけで学習が行なえ、関数の微分も必要ない。
著者
青西 亨
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング
巻号頁・発行日
vol.97, no.116, pp.17-24, 1997-06-19
参考文献数
13

ホップフィールドモデルと同じHebb学習を用いた振動子ネットワークの相転移現象を解析した. このネットワークには, 相対的な位相情報であるin-phaseとanti-phaseを埋め込むことができる. self-consistent signal-to-noise analysis (SCSNA) を用いた解析の結果, 記憶容量がα_c=0.042であることが分かった. これは, Cookのモデルより高い. しかしながら, 想記の品質は悪くなっている. また, 位相方程式の非対称性による加速効果を摂動展開により調べた. それに, 弱く結合したBVP (Bonhoeffer-Van der Pol) 振動子の記憶容量をシミュレーションにより求め, 我々の理論と現実の現象との差を評価した.
著者
Takeuchi Shiro
出版者
Tukuba English Linguistic Society
雑誌
Tsukuba English Studies (ISSN:09116184)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.159-175, 2011-10-01
著者
Fukuyasu Katsunori
出版者
Tukuba English Linguistic Society
雑誌
Tsukuba English Studies (ISSN:09116184)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.1-11, 2011-10-01