著者
出口 竜作
出版者
宮城教育大学
雑誌
宮城教育大学紀要 (ISSN:13461621)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.73-80, 2007

Limpets (Mollusca: Gastropoda) are some of the most abundant animals in the intertidal zone of rocky shores. Here I report methods for collecting and culturing the limpets, especially Nipponacmea fuscoviridis, and describe developmental processes in this species. Adults of N. fuscoviridis collected from May to November had ripe gonads. They could be maintained for 1-2 months without food at room temperature. Immature oocytes obtained from ovaries were induced to mature by ammonia treatment. Following insemination, the ammonia-treated mature oocytes formed the first and second polar bodies, cleaved, and developed to veliger larvae within 1 day. N. fuscoviridis may be one of the most convenient animals for observing the developmental processes in the classroom.
著者
所 一彦
出版者
立教大学
雑誌
立教法学 (ISSN:04851250)
巻号頁・発行日
no.12, pp.123-138, 1972-09
著者
有田 伸
出版者
東京大学社会科学研究所
雑誌
社會科學研究 (ISSN:03873307)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3/4, pp.77-97, 2011-03-15

非正規雇用という概念の具体的な意味内容は, 社会によって大きく異なり得る. 本稿は, 韓国社会にこの概念がどのように適用され, 何が「非正規雇用」とされてきたのかを現実の雇用構造と照らし合わせながら検討することで, 韓国労働市場における「格差」の性格を明らかにしていく. 韓国においてこれまで非正規雇用として読み替えられることが多かった経済活動人口調査の臨時・日雇カテゴリーは, 確かに労働市場における雇用の安定性や報酬等の格差をすくいとっているが, 分類基準の「土着化」故に, これらの格差は韓国に根強く存在する企業規模間格差の反映ともなってしまっている. これらを考慮すれば, 韓国では正規/非正規雇用の区分が日本ほどには自明でなく, その影響もそこまで独立的なものではない可能性が高い. 以上の韓国の事例と比較すると, 日本の非正規雇用は自明性/標準性と独立性が強く, それが非正規雇用の認識・分析枠組にも影響を及ぼしているという点で特徴的といえる.
著者
所 一彦
出版者
立教大学
雑誌
立教法学 (ISSN:04851250)
巻号頁・発行日
no.7, pp.47-64, 1965-02
著者
所 一彦
出版者
立教大学
雑誌
立教法学 (ISSN:04851250)
巻号頁・発行日
no.5, pp.41-52, 1963-01
著者
所 一彦
出版者
立教大学
雑誌
立教法学 (ISSN:04851250)
巻号頁・発行日
no.4, pp.112-120, 1962-05
出版者
朝日新聞出版
巻号頁・発行日
2012
著者
藤山 直樹
出版者
みすず書房
雑誌
みすず
巻号頁・発行日
vol.52, no.8, pp.40-49, 2010-09
著者
木田 章義
出版者
日本音声学会
雑誌
音声研究 (ISSN:13428675)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.41-49, 1998

There is not a large difference between the Philologist and the Japanologist regarding the fundamental understanding of the structure of Japanese syllable. There are three important areas of this topic: 1) phonetic study of the technical terms, 2) analysis of the syllable structure of dialects, and 3) historical study. I argue the term "Syllabeme" is not proper . Lastly, I give an outline of the history of the structure of the Japanese syllable.
著者
"杉村 和久"
出版者
鹿児島大学
巻号頁・発行日
(Released:2016-10-28)

2009-2011年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(基盤研究(B)))研究成果報告書 課題番号:21310144 研究代表者:杉村和久 (鹿児島大学大学院理工学研究科(工学系)教授) 本研究で確立したアミロイドベーター42繊維特異ヒト抗体、B6とB7のエピトープ解析から明らかになったアミロイドベーター42繊維のミミックペプチド、B6-C15を提示するM13ファージをワクチンとして用い、能動免疫によるアルツハイマー認知症の病態マウスモデル(J20)について解析した。その結果、ファージ1匹あたり5分子しか提示されていない状況下(g3p提示)でも、C57BL/Jマウスの皮下検疫により、アミロイドベーター42の繊維および可溶性オリゴマーに反応する特異的抗体が誘導される事を明らかにした。 "Bacteriophage evokes strong antibody production by means of innate immunity. Recently,we have established B6 mimotope peptide (B6-C15) which mimics the structure of amyloid ・42 (A・) fibril using human single-chain Fv (B6) specific to A・42 fibril. This mimotopepeptide binds to A・42 oligomers and inhibits formation of A・42 fibril in vitro. Weinvestigated whether M13 bacteriophage displaying B6-mimotope peptide (B6-C15-phage)could produce A・42 fibril specific antibody response in mice. When mice were immunizedi.p. with B6-C15-phage in PBS solution, they produced anti-A・42 fibril specific IgGresponse in two weeks. This finding suggested a promising vaccination strategy forimmunotherapy of Alzheimer’s disease without the involvement of A・42-specific T cellimmunity (BBRC 402: 19-22, 2010, and J. Neuroimmunol. 236: 27-38, 2011)."
著者
松尾 信明
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.473-488, 2011-03-31 (Released:2013-03-01)
参考文献数
48

近年の身体論における「相互に同調する関係」にたいする関心の高まりをどのように位置づけることができるか?本稿の問いである.身体論におけるその受容と展開の社会学上の意義と位置を究明することをめざして,わたしたちは「相互に同調する関係」の受容史をふりかえり,〈西原和久の社会学〉に注目する.身体論に近づきながらも,しかし西原は身体論におけるその受容と展開を問題にしてはいないことがわかる.つぎに身体論の受容と展開の内容をみれば,これが〈西原以後〉にあることが判明するが,“growing older together”がそこではじゅうぶんに論じられてはいないこともはっきりする.この欠如を埋めるために〈西原以後〉のエイジング研究にふれながら“growing older together”の特質を明らかにするのである.以上をつうじて,身体論の受容と展開の位置づけを行うことができる.限定された主題に探究のねらいを定めてはいるが,本稿は「相互に同調する関係」の研究・〈西原の社会学〉・エイジング研究・身体論のあいだに成立するより広範なすじみちの存在を指し示すものとなるのである.
著者
山田 玲子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.503, pp.41-46, 2004-12-11
参考文献数
25

日本語母語話者を対象とした英語音声の知覚、生成、語彙などに関する実験から、母語にない外国語の音韻は知覚・学習が困難であるが、音に着目した訓練を行うことにより、成人でも新しい音韻カテゴリーを形成できることが明らかになった。学習実験を研究手法として用い、訓練の他ドメインや他処理階層への般化効果(転移)を調べた。一連の実験結果、次のことが明らかになった。(1)知覚と生成の間には関連があり、子音では訓練効果が互いに転移する。(2)訓練刺激として視聴覚情報が与えられた場合、聴覚情報を主たる手がかりとして使用する。(3)文章の意味的文脈は、音韻知覚を促進する一方、意味的文脈性の高い文章を使った音韻知覚訓練は知覚能力が上昇しない。(4)音韻の混同が単語の意味の混同を引き起こしている。(5)単語翻訳学習課題において音声刺激を対呈示しても、翻訳成績、学習効果共に促進されない。これらの結果から、第二言語の音声学習における音声情報の重要性が示唆されると共に、意味的文脈ばかりに頼った学習は音韻知覚学習を阻害すること、音韻知覚の能力が音声単語の認知処理のボトルネックとなっていること、などが示唆された。本稿では、これら基礎研究の結果を紹介するとともに、外国語学習支援システムヘの応用の可能性を探る。
著者
青柳 富誌生 野村 真樹
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.70, no.3, pp.444-445, 1998

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
青柳 富誌生 北野 勝則
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.66, no.5, 1996

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。ポスター