著者
滑川 将気 荻根沢 真也 木村 暁夫 下畑 享良 小宅 睦郎 藤田 信也
出版者
日本神経学会
雑誌
臨床神経学 (ISSN:0009918X)
巻号頁・発行日
pp.cn-001713, (Released:2022-04-26)
参考文献数
15

症例は,61歳男性.2年前と6か月前に全身けいれん発作を起こし,5ヶ月前からの歩行障害が悪化して入院した.認知機能低下,下肢痙性と体幹失調,自律神経障害を認めた.髄液細胞増多があり,MRIで大脳半卵円中心の点状造影効果を伴う白質病変と長大な頸髄病変を認めた.ステロイドパルス療法で軽快したが2ヶ月後に再燃し,新たに頸髄側索の病変を認めた.髄液の抗glial fibrillary acidic protein(GFAP)α抗体が陽性で,自己免疫性GFAPアストロサイトパチー(GFAP-A)と診断した.GFAP-Aは,亜急性で予後良好の経過が多いとされるが,慢性難治性の経過をたどった.
著者
萩原 純二 掛本 勝治 阿部 健蔵 上原 義昭 町田 彌
出版者
Japan Society for Atmospheric Environment
雑誌
大気汚染学会誌 (ISSN:03867064)
巻号頁・発行日
vol.18, no.5, pp.469-473, 1983-10-20 (Released:2011-11-08)
参考文献数
11

汚泥乾燥炉やZimmermann Processプラソトからの排ガス中に含まれる高濃度のアルデヒドを亜硫酸ナトリウムとの付加反応を利用して除去するため, 水溶液中の亜硫酸ナトリウムの空気酸化 (分解) を防止する実験とアルデヒドの吸収条件について検討した。水溶液中の亜硫酸ナトリウムの空気酸化防止剤はグリセリンが最も適しており, アルデヒドの最適吸収条件は, 常温で, ガス空塔速度は1.0~1.7m/s, 液ガス比は2l/m3以上, 吸収液のpHは7前後, グリセリンの添加量は3%前後, 亜硫酸ナトリウム濃度はアルデヒド250PPmに対して5×10-2mol/l (Na2SO3/R・CHOのモル比9) であった。この吸収条件でZimmermann Processのプラントから排出される高濃度のアルデヒド (約170PPm) は臭気濃度500以下でほぼ完全に除去できた。
著者
中 哲夫
出版者
地域生活学研究会
雑誌
地域生活学研究 (ISSN:21869022)
巻号頁・発行日
vol.06, pp.30-42, 2015 (Released:2018-05-01)
参考文献数
1
被引用文献数
1

2 0 0 0 摩耶新聞

出版者
[摩耶編輯室]
巻号頁・発行日
1935
著者
尾崎 有紀
巻号頁・発行日
2018-03-22

北海道大学. 博士(理学)

2 0 0 0 OA 笑ひ薬

著者
佐々 紅華[作詞]
出版者
ビクター
巻号頁・発行日
1928-12
著者
森田 慎一 杉谷 想一 小林 由夏 原 弥子 野中 雅也 藤原 真一 堀 高史朗 飯利 孝雄
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.104, no.4, pp.573-578, 2007 (Released:2007-04-05)
参考文献数
10
被引用文献数
1

症例は51歳女性。原発性アミロイドーシスにともなう著明な肝腫大により腹痛が出現。モルヒネの投与を行ったが効果不十分であったため腹腔神経叢ブロックを施行し、有効な除痛を得ることができた。腹腔神経叢ブロックは内臓痛の緩和を目的として施行されるが、手技的に簡便であり重篤な合併症も少ない。腹腔神経叢ブロックは良性疾患および腹部悪性腫瘍にともなう難治性疼痛に対し重要な除痛手段の1つであると考える。
出版者
東京玩具人形問屋協同組合
巻号頁・発行日
vol.(173), no.647, 1966-06