著者
小島 浩之
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究
巻号頁・発行日
vol.106, pp.1-11, 2017

本稿は,図書館職員が中国の古典籍を整理する際に必要な情報を得るための手引きとして,基礎知識や基本情報をまとめたものである。漢籍の定義からはじめて,漢籍を読み解くための基本参考書,辞書・辞典類について解説を加えたのち,分類,目録,書誌学・古文書学の順に,それぞれの伝統や学術背景に則して論じ,最後に敬意表現や避諱を例に,内容から年代などを推定する実例を附している。
著者
小島 浩之
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.42-48, 2010-02-01

資料保存を指す言葉にプリザベーション,コンサベーションがあり,これらは,戦略や戦術などと近似する意思や方向性の決定を伴う概念である。本稿では資料保存における意思決定プロセスに着目し,日本の図書館における資料保存について分析し,その留意点や問題点の整理を試みる。まず種々の保存に関する理論的枠組みのうち,主要なものをとりあげてこれらが現在の資料保存の枠組みに与えた影響の大きさを考察する。その後,実際の保存計画の立案や保存対策のおける意思決定プロセスに焦点を絞り,資料保存の理論的枠組みがどのように利用されているかを概観する。
著者
小島 浩之
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.110, pp.2024, 2018-11-30 (Released:2018-12-27)

本稿は大学図書館が教員と連携して,外部研究費をコンテンツ公開のために活用できる方策を考えるものである。これは直接的な資金獲得の方策ではないが,大学図書館のコンテンツを研究者に利用させることで公開・利用のための利便性を向上できるという意味において,直接の資金獲得を前提としたコンテンツ整備と同等以上の効果を上げ得る。本稿では,様々な助成金制度全体の概要の説明,大学図書館が直接獲得できる外部資金の種類とその限界,実例に即した教員と大学図書館の連携方法について順に論じる。
著者
小島 浩之
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.106, pp.1-11, 2017-05-31 (Released:2017-09-22)

本稿は,図書館職員が中国の古典籍を整理する際に必要な情報を得るための手引きとして,基礎知識や基本情報をまとめたものである。漢籍の定義からはじめて,漢籍を読み解くための基本参考書,辞書・辞典類について解説を加えたのち,分類,目録,書誌学・古文書学の順に,それぞれの伝統や学術背景に則して論じ,最後に敬意表現や避諱を例に,内容から年代などを推定する実例を附している。
著者
小島 浩之
出版者
平成20年度第94回全国図書館大会兵庫大会実行委員会事務局
巻号頁・発行日
2008-09

平成20年度第94回全国図書館大会兵庫大会「はばたこう未来の図書館へ : 元気な兵庫からの発信」, 平成20年9月18日-19日, 神戸ポートピアホール他, 兵庫
著者
小島 浩之 上田 修一 佐野 千絵 安形 麻理 矢野 正隆 吉田 成 内田 麻里奈 森脇 優紀 冨善 一敏 設楽 舞 野中 治 木部 徹 島田 要
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究では、記録媒体として紙に次ぐ歴史を有するにもかかわらず、これまで学術的な観点から調査・研究がなされてこなかったマイクロフィルムについて、図書館等への訪問実態調査(33機関)、および図書館と文書館への質問紙調査(大学図書館:1,378、都道府県立図書館:58、国立国会図書館:1、公文書館:75、大学文書館:88、専門図書館:380)を基軸とし、生産・出版・保存・活用・管理等の諸側面から総合的に分析した。
著者
小島 浩之
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.64, pp.1-9, 2002-03-31 (Released:2017-12-19)

中国では80年代後半から図書や出版の標準化が進められた。これに伴い標題紙,版権頁といった情報源もISOに準拠して標準化され,同時に出版者はCIPデータの提出と表示を義務づけられた。こういった情報源の標準化は1990年からほぼ10年間で成し遂げられた。したがって90年代以降に出版された中国書は,書誌構造を捉え易くなっている。これに対し80年代以前の図書は原則論が必ずしも通用するとは限らず,書誌構造を把握しにくい場合も多い。
著者
安形 麻理 小島 浩之 上田 修一 佐野 千絵 矢野 正隆
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会誌 (ISSN:13448668)
巻号頁・発行日
vol.60, no.4, pp.129-147, 2014-12-31

本稿の目的は,4年生大学図書館,大学院大学図書館,国立国会図書館,都道府県立図書館に悉皆質問紙調査を行うことにより,日本の図書館におけるマイクロ資料の保存の現状を把握することである。902件(回収率62.8%)の有効回答と予備調査4件の合計906件を分析した結果,回答館の52.3%にあたる474館がマイクロ資料を所蔵していた。マイクロ資料を所蔵している回答館のうち,47.5%がマイクロ資料を長期保存の媒体と位置付け,30.0%が1年に1回程度以上の頻度で受け入れを続けていること,11.4%の図書館で所蔵数が把握できていないこと,44.3%の図書館で代表的な劣化であるビネガーシンドロームが発生しているが,24時間の空調管理は31.6%,湿度設定は22.7%のみで可能であることなどが明らかになった。ビネガーシンドロームは加水分解により発生,進行するため,湿度の管理が非常に重要となるが,根本的な対策である環境改善が進んでいない現状が確認された。
著者
小島 浩之
出版者
東京大学経済学部資料室
雑誌
東京大学経済学部資料室年報 (ISSN:21868972)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.84-94, 2012-03-31

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