著者
新井 誠 岡田 順太 横大道 聡 小谷 順子 木下 和朗 徳永 貴志
出版者
広島大学法学会
雑誌
広島法科大学院論集 (ISSN:18801897)
巻号頁・発行日
no.12, pp.277-328, 2016-03

本文に記したように本稿は,2013年度~2015年度にかけて取得した,科研費・基盤研究(C)「欧米諸国における日本憲法研究の状況をめぐる憲法学的検証」(研究課題番号:25380038)に基づく研究成果である(なお,本研究の一部において,平成27年度慶磨義塾学事振興資金に基づく調査研究も反映されている)。
著者
新井 誠
出版者
日本法政学会
雑誌
法政論叢 (ISSN:03865266)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.115-126, 2001-05-15 (Released:2017-11-01)

L'irresponsabilite parlementaire a, depuis 1789, presente une utilite pratique ainsi qu'une legitimite theorique et politique. Dans ce article, nous l'etudions au point de vue pratique (historique) et theoripue. Par-dessus tout, nous faisons la distinction entre la theorie de l'irresponsabilite d'un depute et la theorie de l'automomie d'une assemblee parlementaire. Table de matieres 1. Introduction 2. L'irresponsabilite parlementaire au point de vue historique, specialement historique revolutionnaire 3. L'irresponsabilite parlementaire au point de vue theorique constitutionnelle dans le III^e Republique 4. Conclusion
著者
横大道 聡 新井 誠 岡田 順太 柴田 憲司
出版者
日本評論社
雑誌
法律時報 (ISSN:03873420)
巻号頁・発行日
vol.89, no.13, pp.7-27, 2017-12
著者
横大道 聡 新井 誠 岡田 順太 柴田 憲司
出版者
日本評論社
雑誌
法律時報 (ISSN:03873420)
巻号頁・発行日
vol.88, no.13, pp.6-26, 2016-12
著者
新井 誠
出版者
政光プリプラン
雑誌
比較憲法学研究
巻号頁・発行日
no.18, pp.29-54, 2007
著者
新井 誠 市川 智恵 宮下 光弘 糸川 昌成
出版者
日本生物学的精神医学会
雑誌
日本生物学的精神医学会誌 (ISSN:21866619)
巻号頁・発行日
vol.22, no.4, pp.269-275, 2011 (Released:2017-02-16)
参考文献数
12

統合失調症多発家系の発端者から,反応性カルボニル化合物を解毒する律速酵素であるグリオキサラーゼI(GLO1)の遺伝子にフレームシフト変異を同定したことをきっかけに,およそ2割の統合失調症の病態が「カルボニルストレス性」である可能性を見出した。カルボニルストレス性統合失調症では,ペントシジンやビタミンB6といった生化学的所見,GLO1の遺伝子型によって早期診断が行える可能性が期待される。カルボニルスキャベンジャーとして機能するピリドキサミンが,カルボニルストレス性統合失調症の病態に根ざした治療,発症の予防薬となり,従来の抗精神病薬では難治性だった症例に対する新たな治療戦略となる可能性がある。本稿では,統合失調症におけるカルボニルストレス同定の経緯を紹介し,ペントシジンやビタミンB6が生物学的指標として個別病態を階層化するうえで有用性があること,また,統合失調症の将来的な治療法についてその展望を述べた。
著者
陶久 利彦 荒木 修 新井 誠 宮川 基 佐々木 くみ
出版者
東北学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

性風俗産業の法的問題性を、憲法・行政法・刑法という個別法分野から分析・検討すると同時に、法を支える感情面や倫理面との関連性を法哲学の見地から研究した。ただ、性風俗に含まれる行為や営業は多様であるから、共同研究者の関心にも沿うような形で専ら売買春と所謂風営法に対象を限定した。フェミニズムに加担するのではなく、かといって実態調査に埋もれるのでもなく、性風俗関連の立法史、特に行政的規制の在り方、そして風営法の憲法論的位置づけなどを検討したことは、性風俗産業への法学的アプローチとして大きな成果を上げた。
著者
新井誠也 平川豊 大関和夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. 情報学基礎研究会報告
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.1-8, 2013-09-19

マイクロブログサービスの Twitter が注目を集めている.Twitter が持つ特徴の 1 つにリアルタイム性に優れていることが挙げられるが,近年ではその特徴を生かし,実世界で起きているイベントを Twitter から観測しようとする研究が活発に行われている.本研究では,列車の遅延というイベントに焦点を当て,鉄道利用者から発信されるツイートをもとに各路線の列車の運行状況を判断するシステムを提案する.加えて,リアルタイム性の観点からシステムの有効性を確認する.遅延検出の閾値を,実際の遅延発生時における単位時間当たりのツイート数と各路線・各時間帯の鉄道利用者数を考慮して定める.その結果,鉄道会社の公式運行情報よりも早く列車遅延の第一報を配信可能としたことを示す.
著者
岡田 信弘 常本 照樹 笹田 栄司 佐々木 雅寿 宮脇 淳 棟居 快行 浅野 善治 武蔵 勝宏 小野 善康 稲 正樹 木下 和朗 齊藤 正彰 新井 誠 高見 勝利 深瀬 忠一
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2005

近時、わが国の法体系や立法過程の在り方に「地殻変動」が起きているとの指摘があるが、こうした現象は日本に特有のものとは考えられない。グローバル化の圧力の下で、多くの国が政治・経済・社会のあらゆる分野での改革を余儀なくされているからである。本共同研究は、このような状況認識の下に、変革期における立法動向と立法過程を国際的な視角から実証的かつ総合的に分析することを通して、日本の新世紀における立法や立法過程のあるべき方向性を追究したものである。