著者
木村 弘之亮
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.54, no.9, pp.p1604-1632, 1981-09

論説第一節 はじめに第二節 出資者税構想のメカニズム 一 骨幹 二 所得の種類 三 納税者の範囲 1 所得税の納税義務者 2 出資者税の徴収納付義務者 四 実施方法 1 会社段階 2 出資者段階 3 税務署段階第三節 技術上の諸問題 一 税率問題 二 利益持分の帰属方法 三 出資者税の徴収納付義務と所得税の納税義務の時間的ズレ 四 税務調査又は更正処分に基づく出資者収益の修正処理 五 企業欠損の処理 六 外国株主 七 出資者課税方式の人的適用範囲 八 歳入間題 九 事務負担の増加第四節 効用 一 序 二 自己資金調達 三 流動性 四 配当政策 五 準備金の積立 六 配当補給 : 貯蓄促進措置 : 財産形成 七 資本構成比の改善 八 投資効果 九 株主間の利害対立の解消 一〇 株式保有の拡散 一一 企業の法形態の選択 一二 株式相場の安定化 一三 景気の安定化 一四 租税回避の防止 一五 租税法の簡素化第五節 結語
著者
木村 弘之 藤谷 高寛
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.853, pp.17-00205-17-00205, 2017 (Released:2017-09-25)
参考文献数
15

Vibration suppressors are used to change the natural frequency of an elevator rope and prevent resonance. The displacement of the parts of the elevator rope at both the ends is small compared to that of the center part of the rope; therefore, it is not necessary to set the vibration suppressors in the parts on either ends. The elevator rope is generally modeled using a string, and linear string vibration is well researched. However, the vibration of the string equipped with vibration suppressors encounters geometric nonlinearity, and hence, its characteristics have been studied under a few conditions. Furthermore, in the case in which the vibration suppressor is located except for both ends part of the string, no exact solution has yet been obtained for the free vibration of the string. In this paper, an exact solution is presented for the free vibration of a string when the vibration suppressors are located except for both ends part of the string. In the analysis for determining the exact solution, the problem of free vibration with vibration suppressors is transposed to a problem of forced vibration. Further, to verify the validity of the exact solution, a finite difference analysis of the string vibration with vibration suppressors is performed. The calculated results obtained from the finite difference analysis are in good agreement with the results of the exact solution.
著者
木村 弘道
出版者
金沢美術工芸大学
雑誌
学報 (ISSN:04513215)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.1-66b, 1968-06-01
著者
木村 弘道
出版者
金沢美術工芸大学
雑誌
学報 (ISSN:04513215)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.11-20, 1974-03-01
著者
木村 弘道
出版者
金沢美術工芸大学
雑誌
学報 (ISSN:04513215)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.11-21, 1973
著者
吉川 雅則 木村 弘
出版者
日本静脈経腸栄養学会
雑誌
静脈経腸栄養 (ISSN:13444980)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.683-688, 2012 (Released:2012-05-10)
参考文献数
18

慢性呼吸不全の主な基礎疾患である慢性閉塞性肺疾患 (COPD) では、高度の換気不全を伴う場合は脂質主体の経腸栄養剤が推奨され、抗炎症効果を有するω-3脂肪酸の投与や蛋白同化作用を期待した分岐鎖アミノ酸の投与が有用と考えられる。また、栄養補給と低強度運動療法との併用効果が期待されている。
著者
島田 恵 正木 尚彦 池田 和子 木村 弘江 金子 千秋 眞野 惠子 兒玉 俊彦 郷 洋文
出版者
首都大学東京
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

慢性肝炎患者調査から、患者の治療継続を支援するには“患者の考える”治療の必要性や生活上の制限を聞き取る必要があることが分かった。また、外来看護師調査からは、患者の相談対応技術や外来システム・連携に課題があることが分かった。そこで、アクティブ・ラーニング形式で外来看護システムについて学ぶ「外来看護師育成プログラム」を作成し、肝炎外来看護研修を実施した。受講者は「HIV/AIDS外来療養支援プロセス」を参考に自施設における外来看護システムを考案し、アクションプランを立案した。研修後のフォローアップ調査では、受講者10名中3名が達成率80%以上に到達しており、その看護師達は管理職経験者であった。
著者
章 俊華 木村 弘
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.61, no.5, pp.797-800, 1998-03-30
被引用文献数
3 4

本研究では,中国私家庭園における「廊」に着目し,分析対象庭園の「廊」の種類と分布状況により,空間構成の類型化とその特徴を明らかにすることを目的として,蘇州市にある8つの庭園の「廊」に対して実測調査し考察を行った。その結果,8つの私家庭園における空間構成の類型化は4つのグループに分けられた。その特徴は特有な特性を持つグループA,特有,且つ神秘な特性を持つグループB,離水,且つ開放的な特性を持つグループC,隣水,且つ多様な特性を持つグループDをそれぞれの極とする立体構造の分布が把握できた。「廊」形態の変化に基づいた空間の特質から類型化と対応関係が見られた。
著者
木村 弘信 原岡 喜重 河野 實彦 八牧 宏美 高野 恭一 岩崎 克則 古島 幹雄 山田 光太郎
出版者
熊本大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
1999

1)一般超幾何関数およびOkubo方程式の研究,2)Painleve方程式をはじめとする非線形可積分系の研究が本課題の目的である.GL(N,C)の正則元の中心化群の共役類はNの分割によって決まるが,一般超幾何関数は,このようにして得られる極大可換部分群の普遍被覆群の指標をラドン変換して得られるGrassmann多様体Gr(n,N)上の関数である.この積分表示の被積分関数から定義される代数的なde Rham cohomology群を具体的決定を行った.この問題はn=2の場合には一般的に,またn>2のときにNの分割が(1,...,1)や(N)の場合にすでに解決していたがそれ以外の場合には未解決であった.今回,分割が(q,1,...,1)の場合にcohomology群のpurity, top cohomology群の次元,具体的な基底の構成を与えた.この結果は関数を特徴付けるGauss Manin系を決定するときに重要である.また,分割が(N)の場合,すなわちgeneralized Airy関数の場合にde Rham cohomologyに対する交点理論を整備し,その交点数をskew Schur関数を用いて明示的に決定する研究を行った.このときに,特異点理論におけるflat basisの類似物が重要な役割を果たすことが示された.アクセサリパラメータを持たない方程式については,Okubo方程式についての結果を用いることによって,解の積分表示を持つことが示された.この積分表示はGKZ超幾何関数の積分表示の特別な場合になっており,その枠組みでの明確な位置づけと不確定特異点をもつ方程式を含む総合的な理解はこれからの課題である.Painleve方程式については,解全体をパラメトライズする解析的な空間である初期値空間の研究において,この空間にSymplecticな構造がはいること,初期値空間の幾何学的構造がPainleve方程式を本質的に決定してしまうことが示された.さらにPainleve方程式に関する不思議な現象が発見された.Painleve II型方程式は自然数によって番号付けされるひとつの系列の有理関数解を持つことが知られているが,この有理関数解を係数とするgenerating functionを作るとそれはAiry関数の無限大での漸近展開から得られることが分かった.