著者
熊野 健志 比嘉 邦彦
出版者
日本テレワーク学会
雑誌
日本テレワーク学会研究発表大会予稿集 (ISSN:24331953)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.6-11, 2012-06-30 (Released:2018-06-11)

Telework has been diffusing in various industries, and the focus of the use of Telework is shifting from employee welfare to management innovation. Although Telework is believed to be a useful tool for management innovation including business continuity, what makes Telework so effective and how Telework should be used for that purpose have not been clarified yet. The strength of Telework cannot be explained by the specification of its infrastructure alone. The governance of human resource under Telework, i.e., Tele-management, will be critical for management innovation with Telework. In this study, one of the most powerful organizations on the planet, the U.S. Marine Corps, is studied for its human resource management, and hints for Tele-management will be extracted.
著者
仁昌寺 大輔 比嘉 邦彦
出版者
日本情報経営学会
雑誌
日本情報経営学会誌 (ISSN:18822614)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.65-79, 2021 (Released:2021-10-18)

Working from home has hardly taken root in Japan. However, emergency declaration against COVID-19 forced many workers to work from home. Several surveys have examined the “productivity” of those workers, but the results have varied. This paper examines and analyzes 567 samples of workers who worked from home during the emergency declaration, and investigation the situation and related factors of “subjective productivity”, which is the self-assessment of productivity of working from home. Age, presence of children, and readiness for working from home were found to be related to subjective productivity. The frequency of working from home after the state of emergency was lifted, as well as desire and possibility, were found to be related to subjective productivity.
著者
中村 人哉 比嘉 邦彦
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2011年春季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.530, 2011 (Released:2011-07-12)

近年、顧客生涯価値の具体的な計算方法についての多くの論文が見受けられる。しかし、各々の論文は、顧客生涯価値の定義、対象とする業種、ビジネスモデル、計算のための条件などが異なり、単純な比較が難しい。そこで、本研究は顧客生涯価値の計算方法についての既存研究を調査し、共通の視点で評価し、今後の研究領域の検討を行うことを目的としている。 具体的には、最初に既存研究の文献をキーワードによって抽出。次に抽出された文献を業種、ビジネスモデルなどにより分類。結論として顧客生涯価値計算研究の現状と今後の研究領域を示す。
著者
中村 人哉 比嘉 邦彦
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.45-45, 2010

従来の商品に関するコミュニケーションは、企業から消費者へマスメディアなどを通じて一方的に発信されてきた。しかし、インターネットの普及とともに、「口コミ」など消費者が発信した情報が流通され購買判断に影響をあたえるようになってきた。そのような情報は実際の購買者のみが知りえる情報であり、購買を検討している消費者だけでなく商品を供給している企業にも有用である。また消費者から企業への直接のコミュニケーションを確立することで、より深い情報を共有することが可能になる。本研究は、消費者から企業へのコミュニケーションの確立による消費者購買行動の変化を検証する研究プラットフォームの構築について述べる。
著者
水野 眞治 小島 政和 比嘉 邦彦 二宮 祥一 尾形 わかは 中川 秀敏 中田 和秀 中野 張 北原 知就 高野 祐一 高橋 幸雄
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

数理ファイナンス/金融工学に関連する数理技術、特に「最適化・オペレーションズ・リサーチ」「確率数値解析」「情報ネットワークセキュリティ」という3つの要素技術に関して理論的研究を行った。また、それらを実装したソフトウェアをインターネット上で公開した。さらに、金融数値計算を行うシステムの設計と構築を行った。その結果、高度な専門的数理技術を容易にアクセスできるようになった。
著者
比嘉 邦彦
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

分散環境下でのグループ学習を支援するためのツールであるGroup Memory Support System (GMSS)の活用よる効果的支援方法を調査・提案し、その有効性を検証することを目的として実施し、次のような検証結果を得た:①GMSSログをソーシャルプレゼンスの代理指標として検証した結果、GMSSの機能と代理指標との間には十分な相関が見られなかったが、代理指標と学習移転には中程度の相関が見られた。②GMSSの活用度合と学習に対する満足度の間に相関関係が確認された。③新たに提案した「参加型ファシリテーター」の存在が、発言数や発言階層などから見て議論を活性化させることが確認された。