著者
神田 直之 王 瑩 片岡 憲昭 山田 龍太 今泉 洋 狩野 直樹
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.64, no.12, pp.717-728, 2015
被引用文献数
5

2011年3月12~15日に,福島第一原子力発電所事故が起こった。この事故は,近県に放射性物質汚染を引き起こした。本研究では,汚染された地域に及ぼすこの事故の影響を明らかにするため,新潟市と福島県における幾つかの湖沼の湖沼水と湖沼泥を採取した。湖沼水においては,固体高分子膜電解(SPE)装置によりトリチウム(T)比放射能の濃縮を行い,T-比放射能を液シンで測定した。このように測定したT-比放射能に基づき,環境に及ぼすこの事故の影響を調査した。それと同時に,湖沼泥中の放射性セシウムの比放射能も測定した。その結果,福島第一原子力発電所事故が近くの湖沼(例えば,福島県や新潟市)に及ぼす影響が定量的に明らかになった。以上のことから,新潟市に及ぼすこの事故の影響はかなり小さく,事故は徐々に収束していることがわかった。
著者
王 敏東 李 志偉 仙波 光明
出版者
徳島大学
雑誌
言語文化研究 (ISSN:13405632)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.231-251, 2008-12

The commercials in magazines outweigh those in other medium since the former segment and target clearly the readers and provide creative optical effects than the latter. Also, subscribers of magazine involve deeply the content with payment, hence be conscious at reading. The catchphrases of commercials are essential to attract attention of the readers. However, is there any difference in expressions of catchphrases in Japanese and in Chinese? At the age of personalized business, is there any difference in commercials focusing on males or females? This work studied on linguistic aspect the catchphraes in male and female magazines published in Japan and Taiwan. In particular, the titles in whole year publication 『non-no』( Japan's female magazine) , 『Men's non-no』 (Japan's male magazine) , 『儂儂』 (Taiwan's female magazine) and 『men's uno』 (Taiwan's male mazagine) were studied. The data were interpreted based on rhetoric, vocabulary, wording points of view. Additionally, the obtained results were compared with the characteristics of catchphraes from other medium.
著者
王 利民
出版者
愛知学泉大学
雑誌
経営研究 (ISSN:09149392)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.177-187, 1995-06

1 0 0 0 OA 芥子園画伝

著者
王安節 等摸古
出版者
前川文栄堂
巻号頁・発行日
vol.初集 鳥獣,棲閣式 上, 1881

1 0 0 0 OA 芥子園画伝

著者
王概 等編
出版者
共和書局
巻号頁・発行日
vol.初集 第三冊, 1914
著者
稲森 真由 五十幡 康弘 王 祺 中井 浩巳
出版者
日本コンピュータ化学会
雑誌
Journal of Computer Chemistry, Japan (ISSN:13471767)
巻号頁・発行日
vol.17, no.3, pp.124-126, 2018 (Released:2018-10-16)
参考文献数
12
被引用文献数
1

The crossing of potential energy surfaces plays an important role in photo-decay processes and photochemical reactions. The energies and geometries of the crossing points have been reported for various molecules using quantum chemical calculations. In this research, excitation energy components of uracil are investigated to understand the characteristics of the crossing points. We revealed that the HOMO−LUMO exchange integral becomes approximately zero at the minimum energy conical intersection between S0 and S1 states. Furthermore, it was found that the HOMO−LUMO gap is close to the HOMO−LUMO Coulomb integral at the crossing structures.
著者
山田 鑑照 尾崎 朋文 松岡 憲二 坂口 俊二 王 財源 森川 和宥 森 俊豪 吉田 篤 北村 清一郎 米山 栄 谷口 和久
出版者
社団法人 全日本鍼灸学会
雑誌
全日本鍼灸学会雑誌 (ISSN:02859955)
巻号頁・発行日
vol.56, no.1, pp.27-56, 2006-02-01
参考文献数
43
被引用文献数
2

経穴研究委員会 (前経穴委員会) は福岡で開催された第54回全日本鍼灸学会学術大会ワークショップIIにおいて、経絡・経穴について3つの検討テーマを6名の委員により報告した。<BR>第1テーマ : 経絡・経穴の解剖学的検討<BR>1) 経絡と類似走行を示す解剖構造について (松岡憲二) : 遺体解剖による経絡の走行と神経・血管の走行との類似性についての研究。<BR>2) 上肢経絡・経穴の肉眼解剖学的研究 (山田鑑照) : 豊田勝良元名古屋市立大学医学部研究員の学位研究である上肢経絡・経穴の解剖学的研究紹介並びに山田の研究として皮下における皮神経・血管の走行と経穴・経絡との関係についての報告。<BR>第2テーマ : 日中における刺鍼安全深度の研究<BR>1) 中国における刺鍼安全深度の研究と進展状況 (王財源) : 中国刺鍼安全深度研究で権威のある上海中医薬大学解剖学教室厳振国教授のデータの紹介と最近の中国における刺鍼安全深度研究の進展状況報告。<BR>2) 経穴の刺鍼安全深度の研究を顧みて (尾崎朋文) : 尾崎が今まで発表してきた経穴部位の刺鍼安全深度の研究並びに厳振国教授のデータと同じ経穴との比較研究。<BR>第3テーマ : 少数経穴の臨床効果の検討<BR>1) 少数穴使用による鍼灸の臨床効果 (坂口俊二) : 1~4穴使用による鍼灸臨床効果ついての医学中央雑誌文献の検索・分析。<BR>2) 合谷-穴への各種鍼刺激が皮膚通電電流量に及ぼす影響 (森川和宥) : 合谷穴-穴への置鍼刺激、直流電気鍼刺激、鍼通電刺激が皮膚通電電流量に及ぼす影響についての研究。
著者
王 維
出版者
日本文化人類学会
雑誌
民族學研究 (ISSN:00215023)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.209-231, 1998-09-30
被引用文献数
1

本稿では, 長崎華僑社会を一つのエスニック・グループとしてとらえ, 祭祀や芸能に焦点を当てることにより, 華僑文化のダイナミズムを再検討した。祭祀と芸能は, 変動するエスニシティにとって重要な意味をもつ文化要素である。日本華僑の場合, 住居, 服装, 生活様式など文化の日常的側面においては, 日本社会への同化の傾向が強い。その代わりに弁別的特徴として重要な役割を果たしてきたのが祭祀と芸能である。祭祀については次の3タイプに類型化することができる。1)「被受容祭祀」 : 江戸時代に日本人社会に受容され日本の祭と混淆して現在に受け継がれているもので, 「長崎くんち」に代表される。2)「伝統祭祀」 : 同郷組織等によって運営され, 華僑の寺院で行われる「普度勝会」(盂蘭盆)などの祭祀。3)「新伝統祭祀」 : 中華街の活性化を目的として, 近年に春節(旧正月)・元宵節等を再編して創造された新たな祭。旧来のエスニック・アイデンティティのシンボルとしての「伝統祭祀」は同郷組織によって維持されてきた。しかし, 第二世代は伝統祭祀への関心を失いつつあり, 長崎華僑社会は近年急速に変化を示している。それは, 特に「新伝統祭祀」ランタンフェスティバルの創設過程にみることができる。ランタンフェスティバルは, 政治的変化(日中国交正常化)を契機とし, 観光と地域活性化という新たなニーズによって, 新たなエスニック・アイデンティティのシンボルとして中華街を中心に創造されたものである。それに先だって, 中華街の二代目店主らは, 日本人店主らとともに, 新しい組織として中華街商店街振興組合を結成した。こうして, 長崎華僑のエスニック・アイデンティティは, 同郷組織を核とし「伝統祭祀」をシンボルとするものと, 振興組合を核とし「新伝統祭祀」をシンボルとするものとに二極化してきた。さらに, 長崎市は, 中華街で創設された「新伝統祭祀」を市全体の祭として取り込んだ。長崎は, 古くから華僑の文化を「被受容祭祀」として取り入れることにより, 自らの地域文化を構築してきたが, そうした過程が現代的な形で再生産されているととらえることも可能である。このように, エスニック・グループとしての長崎華僑社会は, 上位社会(日本社会及び長崎地域社会)や出身社会(本国)との交渉の中でエスニシティ再構成をしているのみならず, 上位社会に対しても影響を与え続けていると言えよう。
著者
宋王應麟撰
出版者
慶元路儒學刊
巻号頁・発行日
vol.[59], 1340

1 0 0 0 OA 増訂漢魏叢書

著者
清王謨輯
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
vol.子餘第52册, 1792