著者
石川 明良 谷繁 岳志 田井 朝香 鈴木 祐麻 新苗 正和
出版者
一般社団法人 資源・素材学会
雑誌
Journal of MMIJ (ISSN:18816118)
巻号頁・発行日
vol.134, no.9, pp.131-136, 2018-09-30 (Released:2018-09-27)
参考文献数
13
被引用文献数
4

Chloride is one of the effective medium in which platinum group metals (PGMs) can be brought into a solution, thus chlorocomplexes are particularly important in the process chemistry of PGMs separations. Rh (III) chlorocomplexes are poorly extracted into organic solvents, which is due to the charge of the complex as well as those inert character in a solution, that is, formation of RhCl6-n(H2O)n(3-n) - (n=1-6) . The problem of solvent extraction of Rh from chloride solutions has not yet been solved and there is no effective industrial extractant for Rh. PGMs are traditionally separated from one another and the other metals by a complex series of selective precipitation techniques. These are generally inefficient in terms of the degree of separation achieved. Solvent extraction applied to refining process for PGMs offers several advantages over the traditional precipitation methods. Adding Sn (II) to a Rh (III) feed is a good procedure which can be used to make Rh react more easily to extraction, however, stripping of Rh from the loaded organic pahse is very difficult. In the present study, the extraction of Rh from hydrochloric acid solutions with tri-n-octylamine (TOA) and tri-octyl methyl ammonium chloride (TOMAC) were tested to clarify the effect of addition of Sn (II) on the extraction of Rh and stripping of Rh.
著者
石川 明雄 山西正一郎 朝長 宜央 小原 啓義
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告計算機アーキテクチャ(ARC)
巻号頁・発行日
vol.1993, no.91, pp.25-32, 1993-10-21

本論文では,内部構成モジュールの拡張が容易なプロセッサProteusのアーキテクチャに関する研究について述べる.Proteusは,機能単位であるユニットとブロックを内部バスに接続することにより構成される.ブロックはそれ自体が一つのプロセッサとして動作可能な単位であり,各々に対して与えられるマイクロ命令により制御される.また,ユニットはブロックに対して接続され,その各々はALUやレジスタファイルなどのプリミティブな単位である.ユニットはそれが接続されているブロックに与えられたマイクロ命令により制御される.Proteusは,ユニットの追加により特殊なハードウェア機能の付加,ブロックの追加により並列プロセッサとしての動作が可能である.This paper focuses on the processor architecture of Proteus, which is easy to extend it's internal modules. Internally, Proteus is structured in two types of modules that are Units and Blocks connected to Proteus bus. Each Block works as a processor that is controled with a micro-instruction set provided from the exterior. And each Unit is a primitive modules attached to a Block, for example, Arithmetic Logic Unit and Register File. Units can be controled with a bit field in the micro-instruction set given to a Block. Proteus architecture can add new specific functions by adding new Units, and can work parallel pocessor by adding new Blocks.
著者
石川 明 Ishikawa Akira
巻号頁・発行日
2007-09-01 (Released:2006-08-02)

(2010.4.23)本テキストは、日本実験動物学会総会のワークショップ「遺伝子 マッピングとその応用」で配付していたテキストに加筆・修正を加えたものです。2009年の「改訂版4」の誤植を修正するとともに一部内容を追加・修正して「改訂版 5」としました。従来公開していたテキスト(第53回日本実験動物学会総会(2006年5月)で配布したものに少し修正を加えたもの(ishikawa.pdf))も残してあります。
著者
石川 明子 松井 基純 釣賀 一二三 坂元 秀行 高橋 芳幸 金川 弘司
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.60, no.8, pp.965-968, 1998-08-25
被引用文献数
4

性成熟に達した10頭の飼育下の雄エゾヒグマを不動化した後, 電気刺激射精法により, 延べ21回の精液採取試験を行った.運動精子を含む射出精液は, 21回のうち14回から得られ, 採取された精液の量およびpHは, 平均2.7mlおよび7.4であった.また, 精子の濃度, 運動性, 生存率および奇形率は, それぞれ平均471.6×10^6個/ml, 80.2%, 89.7%および21.8%であった.
著者
櫻井 義秀 土屋 博 櫻井 治男 稲場 圭信 黒崎 浩行 濱田 陽 石川 明人
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

社会貢献活動を行う宗教団体・宗教文化の特徴を比較宗教・比較社会論的視点から明らかにする調査活動を実施し、共生・思いやり・社会的互恵性・公共性の諸理念を形成することに宗教の果たす役割があることを明らかにした。その成果の一部は稲場圭信・櫻井義秀編『社会貢献する宗教』世界思想社、2009年で明らかにされ、分担・協力研究者たちの研究により、宗教と社会貢献の関連を研究する研究分野を宗教社会学に確立した。
著者
石川 一憲 石川 明男 加藤 弘昭 大森 俊一
出版者
日本熱帯農業学会
雑誌
熱帯農業 (ISSN:00215260)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.17-21, 1993-03-01

ブドウ欧州種の数品種を用い, 果粒の肥大, 発育及び品質に及ぼすフルメット液剤処理の効果を検討した.果粒肥大及び果実重に及ぼすフルメット処理濃度の影響は, 品種で異なっていた.果粒肥大と品質の関係から, 果粒の肥大は良いが, 甘味比の低下がみられた品種は'モヌッカ'及び'リザマット'であった.果粒肥大が良く, 甘味比の低下のみられない品種は'ユニコン', 'マリオ', 'ネヘレスコール'並びに'バラデイ'であった.
著者
石川 明彦
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
Journal of the Operations Research Society of Japan (ISSN:04534514)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.130-150, 1984-06

待ち時間に関するこれまでの研究は、平均待ち時間EWの近似式に関する研究が多いが、この論文では、待ち行列系GI/Ek/mについて、先着順サービス規律の下で、行列内待ち時間分布Fq(x)および系内待ち時間分布F(x)の具体的な式を導いた。複数窓口系における待ち時問分布に関する解析は、サービス時間分布が一定分布Dまたは指数分布M以外の場合、大変厄介である。この原因の一つは、客の系への到着時点と、サービス終了時点の両方に注目する必要があるからである。この研究では、到着時の平衡確率と推移確率行列とを用いることにより、この難点を克服している。さらに、代表的な系El/Ek/m、Ul/Ek/m、D/Ek/m等に対し、Fq(x)およびF(x)を、具体的に数値計算し、表やグラフに示した。その際、到着分布の影響を調べるため、その変動係数の値も同一にしF(x)のパーセント点を比較した。そして、F(x)の性質について考察した。