著者
石坂 賢太郎 竹内 栄二朗 坪内 孝司
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp."1A1-N06(1)"-"1A1-N06(4)", 2007-05-11

Tables and chairs in conference room have a variety of arrangement for various events. So user have to change it everytime before and opening of the conference. It is very convenient for us that we can convert the work from manual to automatic. Then the purpose of this study is the autonomous arrangement by mechanized mobile tables. First, we decided to use the omni directional mobile mechanism. And we made the experimental machine of mobile table. And finally, we succeeded in autonomous rearrangement of four mobile tables within about 3 % error of position.
著者
山崎 将史 竹内 栄二朗 大野 和則 田所 諭
出版者
一般社団法人 日本ロボット学会
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.29, no.8, pp.702-709, 2011 (Released:2011-11-15)
参考文献数
13
被引用文献数
5 4

This paper describes method to improve the accuracy of localization of mobile robot using GPS with particle filter. This method improves the accuracy of localization by removing multipath of GPS measurement data with 3D-Map. This approach analyzes area that cannot receive direct wave from GPS satellite with 3D-Map about each satellite. The particles in that area are assumed to be receiving GPS data including the multipath error. And particle's likelihood is calculated considering the multipath error. This method is useful for localization and navigation of mobile robot between buildings.
著者
竹内 栄二朗
巻号頁・発行日
2008

筑波大学博士 (工学) 学位論文・平成20年3月25日授与 (甲第4646号)
著者
竹内栄久 画
出版者
宮田幸助
巻号頁・発行日
1880
著者
竹内 栄
出版者
岡山大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

ニワトリの雛や成鶏雌にみられる保護色パターン, 及び成鶏雄に特徴的な婚姻色パターンが, ASIP遺伝子の同一プロモーターの働きによって形成されることが明らかになった。これは, 体色における性差発現の分子機序に関する初めての成果である。また, ニワトリ視床下部におけるASIP発現は, 絶食負荷や高エネルギー食負荷により変動しないことから, 摂食制御以外の機能を持つか, 変異に起因する異所発現である可能性が示唆された。
著者
竹内 栄
出版者
岡山大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

鳥類ではオスが派手な婚姻色を示し,雌は地味な保護色を示すことが広く知られている。しかし,この羽装色の性差を作り出す仕組みはわかっていなかった。本研究では,おかやま地どりを用い,この問題の解明を試みた。その結果,ニワトリの羽装色が,羽が形成される羽包内の局所ホルモン系(メラノコルチン系)により制御されていることが判明した。また,ニワトリの羽装色はオス型がデフォルトであり,メスでは卵巣由来のエストロジェンがASIP(アグーチシグナルタンパク)の産生を制御することでメス型の羽装色を作っている可能性が示唆された。さらに,本研究では羽形成の仕組みを解明するために重要と考えられる新規の遺伝子が同定された。
著者
滿田 郁夫 竹内 栄美子 大塚 博 丸山 珪一 林 淑美 木村 幸雄 杉野 要吉 古江 研也 島村 輝
出版者
明治学院大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
1997

中野重治は、その文学的出発にあたって「微小なるものへの関心」ということを言った文学者である。と同時に、石川啄木について論じて国家権力に敵対することを己に課した詩人である。以来、自分固有の世界、固有の視点を保ちながら、同時に「大きな物語」への鋭い関心を持ち続けた作家である。その人がその晩年に「戦後転換期」に際会して、世の変動に己の感性を全開して書き切ったのが長篇『甲乙丙丁』であるが、そこに至るまでに何を見、その心に何が生じ、同時代の政治・思想・文学とどう斬り結んだか、それを、残された日記・書簡などによって知ろうとした。平成九、十年度で日記の第一次読み合せと、粗ら打ち込みは終了し、十一年度は第二次読み合せと註付けに入った、しかし平成十二年度にはそれを一旦中断して、一九六三年日記と六四年日記との精密な読みと註付けの作業に入った、研究年度が終った平成十三年度にもその作業は続き、しかもなお、我々がここに提出するのは未完成の「テスト版」に過ぎない。一九六三、四年と言えば東京オリムピックを目掛けて、日本の社会が音を立てて変わって行った年々である。世界的には中ソ論争が起き、部分核停条約の評価を回って国内でも議論が始まり、新日本文学会第十一回大会は大いに揺れた。原水禁世界大会も分裂した。そうした事態に、全力を挙げて非妥協的に戦いつづけた中野重治は、自らが中央委員であった日本共産党を除名される。そしてその年末から『甲乙丙丁』が書き始められる。そうした重要な時期を扱って、我々の研究がどれだけ核心に迫りえたか。忸怩たるものがある。これは我々の到達点ではなく、出発点である、そんな風に思っている。
著者
石川 達芳 竹内 栄
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.52, no.12, pp.362-368, 1970-12-25

前報では, マツタケの収量と季節的降水量およびマツタケの発生するアカマツ林の土壌の水分状態との間に高い相関関係のあることを報告した。この報告では, 人工灌水することで, マツタケ子実体の収量および林内の微気象が如何に影響を受けるかについて報告する。6基のスプリンクラーを2つの灌水区内に地上3mの高さに設置した。図-1に示されるように1969年8月20日から10月13日の間に, 1区では110.6mm, 2区では53.5mm量の灌水をした。この期間の自然降水量は125.5mmと異常に少なく, 自然降水量と人工灌水量との合計量でも過去10年間の平均降水量より少なかった。表-5に示したとおり, 子実体発生への灌水の効果はかなり顕著であった。すなわち全試験林におけるマツタケ発生本数および生重量は, 豊年であった1968年のそれらの42.6%および27.9%であった。これに対して, 灌水区Iでは本数は95.3%, 生重量は67.3%であり, 灌水区IIでは本数124.2%, 生重量70.5%と本数では豊年並に, 生重量で約70%と著しい増加がみられた。灌水区および対照区における土壌水分の変化を図-1に示した。I区の土壌水分は灌水によって9月16日以後約20%に維持されたが, II区では13〜16%であった。灌水にもかかわらず, 灌水区の土壌水分は豊年時の土壌水分20〜24%(1966〜69年の測定)に比べて少なかった。灌水による気温および地中温度の変化は図4-1〜4-3に示した。灌水に伴って林内気温および地中温度は変化し, 地上1mの気温は4〜6℃ほど, 地中5cmの地温は2℃ほど対照区に比較して低下する。一方地中10cmの地温は, 灌水によって地中5cmの地温に近づくようである。すなわち灌水による冷却効果は, 灌水時の気温・地温と灌水する水温によって左右される。