著者
神津 武男 黒石 陽子 井上 勝志 久堀 裕朗 鈴木 博子
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010-04-01

江戸時代・近世期の「人形浄瑠璃文楽」(義太夫節成立以後の人形芝居)の上演記録は、『義太夫年表 近世篇』(八木書店。1979~1990年)の成果を最新とする。しかしその完結から20年余を経て、少なくとも四次の補正更新情報が別々に報告されている点が、利用上の障壁となりつつあった。本研究課題としては最も基本的な資料である「番付 ばんづけ」についてデータベース化を進め、一元的な情報検索を可能とすることに努めた。
著者
高崎 健 小林 誠一郎 鈴木 茂 鈴木 博孝 武藤 晴臣 原田 瑞也 戸田 一寿 済陽 高穂 山名 泰夫 長岡 巍 朝戸 末男 林 恒男 喜多村 陽一 平山 芳文
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.13, no.7, pp.759-765, 1980-07-01
被引用文献数
16

食道静脈瘤に対する直達手術としての食道離断術には, 経胸的, 経腹的の二通りの方法がある. この両術式は単に食道離断を胸部で行うか, 腹部で行うかといった差ではなく, 血行郭清の考えか方に大きな相違がある. しかしながら一般にはこの点について誤解があると思われ, 経腹的な方法では血行郭清が不十分であると思われているむきがある. われわれの経腹的食道離断術100例の成績は手術死亡6例, 再出血は6例であるが, 血行郭清に改良を加えた最近の58例には再吐血は認められておらず, 経胸的方法にくらべ何ら遜色ない術式であると考え, 食道静脈瘤の成り立ちより考えた両術式の血行郭清の相違点につき明らかにしたい.
著者
富里 繁 鈴木 博
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.1, 1996-03-11

マルチメディア移動通信の実現のためには伝送速度が数Mbit/sの高速伝送技術の確立が必要である.この高速伝送方式の1つとして,送信時のピーク電力を抑圧したマルチコード方式について提案した.この方式では各コードのシンボルパターンに応じて抑圧用信号を加えピーク電力を抑圧しているが,送信信号のレベルが小さくなるシンボルパターンでは受信特性が劣化する.この劣化を改善する手法として,全てのコードの受信信号をMLSEにより一括して復調する方法を示した.この方法では受信特性の劣化は改善されるが,一括して復調するため受信機での処理量が増大する.そこで,本検討では,ピーク抑圧による受信特性の劣化をトレリス符号化による誤り訂正効果により改善する手法を提案し,基本特性について述べる.
著者
冨里 繁 鈴木 博
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.1, pp.549-550, 1996-09-18

移動通信においてマルチメディア伝送を実現するためには,数Mbit/sの伝送が必要となる.しかしながら,このような高速伝送を行うためには,伝搬路における周波数選択性フェージングの影響を除去する必要がある.そこで,本検討では,高速ディジタル移動通信用マルチキャリヤ伝送方式を提案し,その構成を述べる.