著者
西橋 幹俊
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2001, pp.156-161, 2001-03-12

著書出版もプロジェクトの一種である. 本稿では, 最近出版された二つの著作の成立過程に着目し, それらが仕様学のあるスキームの適用例とみなされることを示しつつ, それらの対比の中で, プロジェクトマネジメントの知識体系や諸科学分野の知識体系とは独立な仕様学の意義を浮き彫りにする. また, このスキームがきわめて一般的でありながら, 現実的にかなり有効なツールとなりうるであろうことを示すと同時に, ある種「素朴な」疑問・設問がプロジェクトの達成に対して持つ現代的意義について考察する. また, ここで用いた例に登場する三者の役割を考察した上で, 将来の価値連鎖社会を垣間見る.
著者
北條 武 中田 圭 宇都 正孝 鈴木 敦秀
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.141-144, 2009-03-10

失敗プロジェクトの発生防止のために,リスク・マネジメントを導入している企業は多いが,失敗プロジェクトは依然として発生している.本稿では,プロジェクトの持つ4つの特性(顧客,仕様,技術,契約)からリスクの傾向を分析し,高難易度プロジェクトのリスク発生傾向とその対応方法について考察することにより,プロジェクトのリスクを早期に発見する重要性と有効な対応方法について提案する.
著者
北條 武 鈴木 敦秀 中田 圭 大内 準一
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.144-147, 2008-03-14

多くのシステム開発プロジェクトを抱える組織や企業においては,失敗プロジェクトの発生防止は重要な課題である.その課題解決のために,リスク・マネジメントを導入している企業は多いが,失敗プロジェクトは依然として発生している.本稿では,高難易度プロジェクトが持っている特性を分析し,その共通的な特性から如何にリスクを識別し,分析し,リスクに対応するかについて考察するとともに,プロジェクトのリスクを早期に発見する必要性について提案する.
著者
大森 一矢
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2001, pp.83-92, 2001-09-11

「品質システム・マネジメント」国際規格は、アメリカの軍用規格MIL-Q-9858 (1963) 「品質プログラム要求仕様書」をルーツ (root) として、イギリスの BS-5750,EC 機構の EN-29000 等の規格化を経て、1987 年に ISO-9000sとして制定されたことは、これまでの大森の發表において度々述べてきたところであるが、そのMIL-Q-9858も近年に廃止されて「ISO-9000s{現在では、ISO-9001(2000)}によるべきこと」となり、「ハードウエア・品質システム・マネジメント」のISO規格による国際化(グローバライゼーション)の進展状況については既に紹介済みであるが、今回は同じくMIL-Q-9858(1963)をルーツとした「ソフトウェア・品質システム・マネジメント」も亦、ISO/IEC, IEEE/EIA, EIA規格等によるヨーロツパ主導の国際化(グローバライゼーション)の流れの中にあることを紹介すると共に考察を行つた。
著者
佐藤 直樹 熊本 博光 太田 徳夫
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.458-463, 2011-03-10

従来,原子力発電所,化学プラント,鉄道施設などの物理的システムのリスク評価に適用されてきた確率論的リスク評価(PRA)を,情報セキュリティへの適用に引き続いて,プロジェクトマネジメントのエリアへの適用を試みる.本稿ではプロジェクトマネジメント,特にプロジェクトのコスト計画破綻のケースに焦点を当てて,PRAの適用によるリスクの定量的評価について論じる.
著者
神崎 光司 藤野 友也 平井 規郎 中前 雅之
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.193-197, 2005-03-17

定量的管理は,ビジネスゴールを確実に達成できるようにするための有効な方法である.定量的管理を実施することにより,事実が客観的に把握でき,問題の早期特定と適切な是正処置が実施でき,その結果,プロジェクトを成功へと導くことが可能となる.この定量的管理において重要な役割を果たすのがプロセスパフォーマンスベースラインであるが,その精度が低ければ,定量的管理の効果が無くなるだけでなく,逆に誤った判断を引き起こしかねない.また,プロセスパフォーマンスベースラインはプロジェクト内でも算出するため,プロジェクトメンバーで扱える簡便性も求められる.本稿では,プロセスパフォーマンスベースラインの精度と簡便性の向上を目的に,その算出方法として当社が採用した近似PERT法の有効性について検証する.
著者
本田 大典 鈴木 彰仁 丸山 智子 井上 雅裕
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.403-408, 2010-03-11

組込みシステム開発は高度化の一途をたどっており,生産性を高め,品質向上を図るためモデルベース・システムズエンジニアリング(MBSE)が注目されている.組込みシステムの設計コンテスト(飛行船ロボコン)への学生チームとしての出場にあたり,組込みシステムの設計品質向上を目的としてMBSEの適用に挑戦した.プロジェクトの成功を期するため,プロジェクトマネジメントを実施し,学生としてのリーダーシップの実践とリスクマネジメントの評価を行った.プロジェクトメンバーの学生間でのリーダーシップ評価の結果,学生の特徴として,技術課題解決でのリーダーシップが高く評価されること,自己の作業に集中するあまり,他人の緊張度やモチベーションのコントロールが不十分なことなどが抽出された.また,リスクマネジメントでは,個々人が識別し登録したリスクへの共通認識を得ることが容易ではないこと,また,監視コントロールプロセス群での活動に課題があることがわかった.なお,飛行船ロボコンでは,システム設計と競技の総合部門で優秀賞を獲得した.
著者
田坂 真一
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.105-110, 2007-03-15

ソフトウェア開発プロジェクトにおけるプロジェクト・マネジャーの重要なロールとして,プロジェクトの規模を初期段階で適切に見積もり,発注者側ステークホルダーと予算で合意を得,適切な予算の下でプロジェクトの立ち上げから終結までを管理し,成功裡に導いていく役割がある.本稿ではプロジェクトの初期段階での見積もり方法の一つとしてNESMAが提唱する簡易ファンクションポイント法を用いた見積もりを適用し,その有効性の有無を検証した.プロジェクト初期段階での見積もりに対応するため,立ち上げあるいは計画プロセスのアウトプットを入力情報とし,機能規模のベースラインとしてのファンクションポイント・カウント数を算出できる,FP概算法とFP試算法を採用し,実用という観点から有効性の評価を行った.その結果,プロジェクトの「立ち上げ局面」あるいは「計画局面」の作業で工夫をすればFP概算法が「プロジェクトの初期段階での規模見積もりのベースラインとしての実用性が高い」との結論を得た.
著者
野村 和哉 内橋 勤 筧 捷彦
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.332-337, 2014-03-13

工学系大学では,講座にPBLを取り入れる場合が多くなってきた.しかし受講する学生の多くがプロジェクトに参加した経験が無い場合には講座にプロジェクト実習を加えても学習効果は少ない.実際に学生の多くは,入学までにプロジェクトに参加した経験が少く,プロジェクトで何をすればよいか戸惑っている内にPBL講座が終わる.問題は,どの様にすれば,初めてのプロジェクトで有意義な経験を得られるかである.我々は,最初にプロジェクトの前に最低必要なプロジェクト・マネジメント知識を学習させ,次に1週間程度の小プロジェクトを数回繰り返して,幾つかの小さな失敗を積み重ねることにより習熟させ,最後に目的とするプロジェクトを成功させるという方法が有効だと考えた.最後に成功させることは,今後より上位のプロジェクト・マネジメント技術習得の動機づけともなる.この方法を160名が受講するPBL講座で評価した.プロジェクト経験の無い学生でも,今後は自身で計画・推進しプロジェクトを完了させることが出来るようになる.
著者
箱嶋 俊哉 田端 真由美
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.300-305, 2009-09-17

現場の第一線で活躍しつつライン・マネージャー業務を兼務するプレイング・マネージャー.近年この形態を取る組織が増えつつあるが,成功するためには,時間や地理的な制約を解消し,メンバーと効果的なコミュニケーションを採ることが重要である.当論文は,マトリックス組織におけるファンクショナル・マネージャーの視点から,プレイング・マネージャーとして,コミュニケーション戦略をどのように立てるべきかを述べる.
著者
山本 和男
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.395-400, 2007-03-15

プロジェクトの完了時に限らず,実行局面においてもプロジェクト活動を通して学んだことをLessons Learned(教訓)としてまとめることは価値あることである.知識ベース化するなりして,組織・チーム・個人で大いに活用するべきである.PMBOKをはじめとする文献において,"教訓"をとりまとめる事が薦められているが,その手法・進め方を具体的に示した物を目にすることは少ないように思う.小・中規模のITプロジェクトにおける教訓の進め方について以下,考察し,提案を行う.
著者
世良 規和
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.330-335, 2011

適応的,実装中心,自律型,顧客とのコラボレーションを特長とするアジャイル開発はIBM社内においてもWorld Wildレベルでのコミュニティやワークショップが多数設立,開催され,徐々に浸透しつつある.しかし一方で,Globally Integrated Deliveryと呼ばれるオフショア開発方式においてリモートでの開発が中心となっている昨今,アジャイル開発の前提や原則といった条件がすべて揃うことは稀であり,理想どおりのアジャイル開発を行うことは難しい.本論文ではプロジェクトマネージメントの観点より,Globally Integrated Deliveryを活用し,より効果的にアジャイル開発を進めていくためのプラクティスを筆者の実体験をもとに提案する.
著者
三瀬 敏朗 新屋敷 泰史 中谷 多哉子 片峯 恵一 鵜林 尚靖 橋本 正明
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.211-216, 2008

家電製品などのソフトウェア組込み製品では,安全性や使用性などの高い品質が求められる.組込みソフトウェア開発プロジェクトでは徹底したテストが行われ,ソフトウェア仕様の不具合が発見されることによる開発の手戻りが多い.高品質なソフトウェア設計を開発の手戻りなく実施するためには,プロジェクトの課題を明確にし,その特性に適した品質マネジメントを行う必要がある,我々は,開発遅延したプロジェクトの調査を行い,製品が部分的な故障や誤操作などの正常な動作から逸脱した場合の振舞いが製品の非機能要求に逸脱していることが主要な要因であることを特定した.本論文では,非機能要求に着目した製品ソフトウェア開発における品質マネジメントを提案する.具体的には,ソフトウェア設計前に非機能要求を明確化するためのプロセスと,明確にできない非機能要求の項目を管理していくためのプロセスを追加した品質マネジメントと実現するためのツールと技法を提案し,その実用性の事例実験について述べる.
著者
長野 正 坂本 佳史 竹内 篤也 福田 晃
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.311-316, 2011-03-10

組込みソフトウェア開発は,多くの場合,派生(差分)開発の手法で開発されている.ところが,規模が大きくなるにしたがいソースコード自体を理解することが困難となり,少しずつ異なるモジュールが増える傾向にある.派生(差分)開発におけるソースコード・メンテナンスが複雑になっている.この課題を解消するひとつの手法として,オブジェクト指向(モデル駆動)開発による部品化やプロダクトライン開発が提案されてきた.しかしながら,全面的にモデル化を進めるだけの技術の効果を投資効果として浸透させるに至っていない.本稿は,部分的な対応であっても,モデル駆動開発としての価値を見いだせる部分の開発方針を定め,派生(差分)開発のように一部の既存コードを使って振舞分析からリバースモデリングを推進していくアプローチを定義し,そのアプローチに即した開発プロセスを考察する.
著者
土井 敬司 横田 毅
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.318-319, 2009-03-10

プロジェクトの現状を評価するためのプロジェクト現状認識技術を開発している.プロジェクトを成功に導き,その阻害要因を極小化させるためにはリスク管理が重要となる.その際,工程毎に焦点となるリスクパラメータの変化を考慮することが重要であると考えた.そこで本研究では, ITシステム開発プロジェクトを対象に,工程毎に重要視されるリスクパラメータの明確化を試みた.
著者
河崎 宜史 伊東 昌子 平田 謙次 星 幸雄 初田 賢司
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.373-377, 2007-03-15

従来高い成果を上げるプロジェクトマネージャに関しては個人のスキルや能力に焦点があてられてきた.しかし,複雑で大規模のプロジェクトを成功に導くには既有知識やスキルの適用ではなく,状況から学び状況に埋め込まれた知を活用した新たな適応行為の創出が不可欠である.この行為は所有知の適用と区別されノウイング実践として知られる.本研究では,複雑なプロジェクトを任せることのできる手腕の高いPMと複雑さがそれほど高くないプロジェクトを任せることのできるPMの差の解明と理解をめざして,ノウイング実践の観点から,両群の実践行為の差を明らかにするための調査を行った.
著者
竹久 友二
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.337-340, 2009

プロジェクトマネージャ(PM)の育成はPMBOK等の知識教育に加え実際のプロジェクトを経験させることが必須である.しかしプロジェクト管理のノウハウの大部分は「失敗から学ぶ」事が多く,経験の乏しい初級PMの育成のために実際のプロジェクトを任せることは企業にとって困難である.特に昨今のITシステムは半年あるいは3ヶ月前後での開発も普通となっており,このような短い期間のなかで重大な問題が一つ起きると,あっという間に期限を守れない,あるいはコスト超過といったプロジェクトの失敗に直結する可能性が高い.本稿は,初級PMに実際のプロジェクトのPMを任せながら,上位PMがプロジェクトリスクの観点から項目を抽出したプロジェクト点検リストを活用して初級PMを指導する,実践的な育成方法を提案する.
著者
弘末 太郎 山本 和男 友田 大輔
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.287-290, 2007-09-20

EPM(Enterprise Project Management)展開の一つの方法として,自発的活動の場としてのPMコミュニティ活動があげられる.日本アイ・ビー・エムの開発製造部門においても,ボランティア(自発的参加)べースでこの活動を展開している.しかし,周囲からのPMコミュニティに寄せられる期待が大きい反面,成果をあげるための作業展開にあたって,人的資源の安定的確保が課題となっている.作業要員や時間の確保ばかりでなく,参加メンバーのモチべーションの維持もコミュニティ活動を進める上で重要な成功要因であると認識できる.これらをプロジェクト人的資源マネジメントの観点から捉え,ボランティア活動べースプロジェクトの課題点の整理及び対策を提言する.
著者
榊原 彰
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2000, pp.57-61, 2000-09-25

クライアント/サーバーや, Web技術を大幅に採用したアプリケーションはここ何年かですっかり定着した感がある. 最近ではミッション・クリティカルな業務, 企業の基幹業務にまでこれらの技術を採用することも多く, その品質と信頼性の向上は重要なポイントとなっている. しかしこういった新技術適用の品質に関する問題は, 従来のように「設計工程=品質作り込み工程」, 「開発/テスト工程=品質保証工程」といった単純な局面構成で接するだけでは本質的な解決に至らない. 本稿では, 品質保証ツールを導入することによりソフトウェア開発プロジェクトの作業手順がどのように変化し, そのための開発体制がいかにあるべきかを論ずる.
著者
日下部 裕美 横山 真一郎
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.89-92, 2005

プロジェクトには多くの不確実性,すなわちリスクが存在する.そのため,リスクマネジメントがプロジェクト成功にとって重要な役割を担っている.プロジェクトのリスクは「不確実性」,「損失」,「時間的要素」の3つの特性を持っている.ここで,「時間的要素」はプロジェクトのリスクが有期的であるということを指している.しかし,現在,「時間的要素」を考慮し,リスクマネジメントを行うための具体的な手法がない.一方,信頼性工学の手法の1つにFTA(Fault TreeAnalysis)がある.FTAは,故障の結果から原因に遡るトップダウン型の手法により故障が発生する因果関係を明確にし,視覚的,演繹的な解析が可能である.そこで,本研究では,FTAを用いたリスクマネジメントについての提案を行うことを目的とした.本稿では,リスク事象抽出と同時にFT図を作成する手順および,FT図の活用方法についての提案を行った.