著者
山根 承子 山本 哲也
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.29, 2015

ビニール傘に仕掛けを施すことによって、盗難を防ぐことができるのかを実証した。施した仕掛けは、名前シールを貼る、アニメキャラのシールを貼るなどの簡便なものである。これらの傘を大学構内の傘立てに置き、約3ヶ月にわたって実験を行った。
著者
只木 琴音 阿部 明典
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

芸術作品とキャプションのセットが並んでいる環境での実験を13人に対して行い、キャプションの工夫によって作品に対する印象や作品の前での行動が変化するかを検討した。これらの調査および実験から、仕掛学のミュージアム場面への応用の可能性と、文章による仕掛けの可能性を探った。
著者
江島 昇太 岡 瑞起 橋本 康弘 加藤 和彦
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

近年、ソーシャルメディアは新たな情報源として、あるいは新たな関係性構築のための手段として、人々の生活に広く浸透している。中でも SNS において、ユーザが行動を起こすモチベーション要因は、どのようなところにあるのだろうか。本研究では、ユーザの行動に対するフィードバックや、周りのユーザ同士の関係性をネットワークとして捉えたとき、その構造から計算できる特徴量でユーザの行動を説明できないかを調べる。
著者
村上 聡 上之薗 和宏 榎津 秀次 古宮 誠一
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.4, pp.124-124, 2004

物語理解過程のシミュレートによる物語テキストの自動要約手法が提案される。その手法は、テキストの命題リスト化、連結ルールによる命題ネットワーク構築、連結パターン照合による重要命題導出から構成されている。
著者
松井 藤五郎 汐月 智哉
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

LSTM (Long Short-Term Memory) は、時系列データを学習するリカレントニューラルネットワークの一種であり、長期的な依存関係を学習できる点が特徴である。 本論文では、この特徴を利用して、LSTMを用いて株価の変動を予測する方法を提案する。 また、提案手法を実際の株価データに適用した結果を示し、その有効性について議論する。
著者
坪井 一晃 須賀 聖 栗原 聡
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

自宅やオフィス,そして通勤といった日常での行動様式や,店舗における曜日や季節,そして立地条件による商品の売れ方などには,様々な時空間的粒度の階層を内包するパタンが含まれているが,通常は階層ごとの分析であったり,どのような階層構造を持つかを事前に与えてしまうことが多い.そこで,本研究では群知能型手法を用いて,時系列データから階層構造とパタンの両方を自動的に抽出する手法を提案する.
著者
浅井 政太郎 福永 アレックス
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

本論文は、画像で提示された組み合わせ最適化問題をドメイン非依存に解くためのサブシンボリック・シンボリック複合システムを提案する。 このシステムは、Gumbel-softmax分布を持つVariational Autoencoderを使用して入力画像から記号的組合せ最適化問題を生成し、 ドメイン非依存な自動行動計画ソルバで問題を解き、答えとなるシンボリックな計画を画像に戻して視覚化する。
著者
大野 航平 武田 龍 中野 幹生 ニコルズ エリック 駒谷 和範
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

我々は,暗黙的確認により対話システムの知識にない単語(未知語)の獲得を行う手法の開発に取り組んできた.システムは未知語のクラスを含めた暗黙的確認要求をユーザに対して行い,ユーザの応答からその内容が正しいとわかった場合に,そのクラスを獲得する.本論文では,ユーザの応答などに基づいて正しい確認要求を抽出する手法と,同じ確認要求に対する複数の抽出結果を用いてより確実に知識を獲得する手法とについて述べる.
著者
塩谷 碩彬 那須野 薫 松尾 豊
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

深層強化学習は学習に多くの試行回数を必要とする。この問題を緩和する方法としてモデルベース強化学習があり、さらにモデルフリーの強化学習を組み合わせることで環境のモデルによる方策への制約を緩和しようという試みがある。本研究ではモデルベース学習を活用してモデルフリーの深層強化学習の手法であるDeep Deterministic Policy Gradientのサンプル効率が改善されるか否かを分析する。
著者
上瀧 弘晃 高橋 悟 高橋 大志
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.23, 2009

投資判断における重要な情報源のひとつであるヘッドラインニュースに焦点を当て,テキスト情報がクレジット市場に与える影響について分析を行った.分析の結果,(1) 自動分類アルゴリズムにより分類精度が約80%のヘッドラインニュースのアルゴリズムを構築可能であること,(2)ヘッドラインニュースから抽出した情報は有効であること,(3)ニュース発信前後で市場間に違いが見られたことなどの興味深い結論を見出した.
著者
上野 修 前川 督雄 本田 学 仁科 エミ 河合 徳枝 大橋 力
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.24, 2010

私たちは、現在の地球環境問題を自然だけでなく社会・文化を含む文明の次元で捉えることを試みている。<死生観>に関わる生命モデルを創り、増殖進化における優位性の検討が可能な人工生命研究と、モデルに対応する生命機構の実在性を検証する生命科学実験との相補的アプローチを進めてきた。その有効性を示す例として、不死の生命よりも有死の利他的生命の優越性を示した「プログラムされた自己解体モデル」を紹介する。
著者
西野 成昭 福谷 康二 上田 完次
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.23, 2009

本研究は,従来では価格が固定されている映画などの劇場型産業において,コンテンツや座席の質の違いを考慮した効率的な配分を可能にする新しいオークションメカニズムを提案し,被験者実験やマルチエージェントシミュレーションによって有効性を検証する.