著者
小倉
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.19, no.226, 1912-07-20
著者
千木良 雅弘 田中 和弘
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.103, no.8, pp.781-793, 1997-08-15
参考文献数
25
被引用文献数
10 52
著者
小森 長生
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.103, no.3, 1997-03-15
著者
斎藤 眞 塚本 斉
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.99, no.2, pp.117-133, 1993-02-15
参考文献数
61
被引用文献数
2 4
著者
佃 栄吉 粟田 泰夫 吉岡 敏和 EMRE Omer DUMAN Tamer Yigit KUSCU Ismail
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.105, no.11, pp.XXI-XXII, 1999-11-15

1999年8月17日の未明に発生したマグニチュード 7.4(米国地質調査所による)のイズミット(Ismit)地震は, トルコ北西部一帯に大きな被害をもたらし, 死者は1万7千人以上(10月14日現在, トルコ危機管理センターによる)に達した. この地震は北アナトリア断層の活動により引き起こされたもので, 被害の分布もおおよそそれに沿って東西に広がっている. 筆者らは9月14日より現地に入り, 地震後のトルコ鉱物資源調査開発総局(MTA)の調査結果をもとに, 陸域に出現した地震断層(約100km)の約60地点で, 断層運動による変位量を正確に計測した. 調査にあたっては最新の2万5千分の1の地形図と地震後に撮影された約1万分の1の航空写真を使用した. その結果, 今回の地震では走向, 変位量分布, 長さがそれぞれ異なる大小7つの断層が活動したこと(Fig. 2), 右ずれ変位が卓越し, その最大変位量は4. 9mであることなどが明らかになった. イズミット湾やサパンジャ(Sapanca)湖域の地震断層については今のところ情報がないが, 今後の陸域の詳細調査と併せて水域の調査を実施し, 地震断層の全体像を明らかにしたいと考えている. 結果は大縮尺の地震断層図として公表することにしている. この地震断層の詳細な記録は断層のセグメント構造に関する研究においてきわめて重要な情報となる. また, トルコにおいては将来の土地利用計画のための基礎資料として利活用されるものと期待している. ここでは今回の緊急現地調査で観察した地表地震断層の一部について紹介する.
著者
關 武夫
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.44, no.530, pp.1000-1008, 1937-11
著者
鈴木 好一
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.42, no.497, 1935-02
著者
岩崎 重三
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.5, no.59, pp.456-457, 1898-08-20
著者
松本 良
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.101, no.11, pp.902-924, 1995-11-15
参考文献数
117
被引用文献数
7 33
著者
佐藤 時幸 中川 洋 小松原 純子 松本 良 井龍 康文 松田 博貴 大村 亜希子 小田原 啓 武内 里香
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.110, no.1, pp.38-50, 2004-01-15
参考文献数
25
被引用文献数
5 10

沖縄本島南部のうりずん露頭とそれに近接する守礼ゴルフ場露頭における知念層の石灰質ナンノ化石および浮遊性有孔虫化石生層序を検討した.その結果,知念層基底の地質時代は両露頭とも1.97 Maよりやや古い鮮新世末に対比されるが,うりずん露頭における知念層の基底の地質年代は,守礼ゴルフ場露頭の同基底年代よりやや古い.また,うりずん露頭および守礼ゴルフ場露頭のいずれにも時間間隙が認められたが,うりずん露頭では知念層下部に約30万年の時間間隙が,守礼ゴルフ場では新里層と知念層の境界に若干の時間間隙が推定され,両露頭は近接するにもかかわらず,時間間隙の層準および規模が異なることが明らかとなった.本研究の結果は,琉球列島が現在のようなサンゴ礁の広がる海域へと姿を変えた過程を復元するためには,知念層およびその上下層の岩相層序と微化石層序との関係を解明することが,重要であることを示唆している.
著者
安藤 寿男
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.112, no.1, pp.84-97, 2006-01-15
参考文献数
95
被引用文献数
3 8

関東平野東端には下部白亜系銚子層群, 最上部白亜系那珂湊層群, 古第三系大洗層が孤立して分布し, 東北日本, 西南日本の地帯構造を考える上で重要な情報をもたらす.3つの地層群の研究の現状をまとめた上で, それらの地質学的意義を考察した.東北日本の蝦夷堆積盆の北上および常磐亜堆積盆における上部アプチアン以上の白亜系〜古第三系には, 時代・層序・堆積相の上で3地層群に比較可能な地層は見られない.銚子層群は層序分布から関東山地北部の西南日本外帯秩父帯の山中白亜系の東方延長と見なされる.那珂湊層群は西南日本内帯南縁の和泉層群との共通性が高い.大洗層は礫の放射年代, 植物化石などから白亜系ではなく古第三系の可能性が高い.那珂湊層群と大洗層は棚倉構造線の南方延長の破砕帯に含まれた古期岩類の断層隆起地塊をなしており, 西南日本の要素と見なされる.大洗層は, 関東山地北部の寄居層および神農原層とに対比できる可能性がある.