著者
小野寺 民也
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.38, no.4, pp.301-310, 1997-04-15
参考文献数
22
被引用文献数
7
著者
林越正紀 清水 徹 松原 仁
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.54, no.7, pp.661-667, 2013-06-15
被引用文献数
1

インターネット上のサーバやクラウドによる大規模データ処理と,センサやアクチュエータを制御するセンサ端末をネットワークで結合したいわゆるサイバーフィジカルシステムが,次世代の組込みシステムが目指す姿である.このようなシステムの開発では,センサからインターネットに実時間で流し込まれる社会環境や自然環境のデータを処理することで,いかに高度なサービスを実現するかが1つの課題である.あわせて,センサネットワークの構成要素であるセンサ端末においては,年100億台規模の生産量を有しており,これらをいかに低電力化して,システム全体をグリーン化するかがもう1つの課題である.本稿では,センサ端末の低電力化に向けて,センサでの環境データ取得の特徴を活かしたノーマリーオフコンピューティング制御による低電力化の実現性を示すとともに,このようなセンサ端末の応用例としてオンデマンド型バスのバス停への適用検討とそのシステムレベルでの低電力化の可能性について議論する.
著者
岩本 成文
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.48, no.12, pp.1421-1431, 2007-12-15
参考文献数
7
被引用文献数
1
著者
NancyR.Mead 吉岡 信和
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.50, no.3, pp.193-197, 2009-03-15

会社などの組織の中で,セキュリティ要求を効率よく獲得し,規定するためには,一般の要求工学の場合と同様,そのための手順(プロセス)を定め,それに従って進めることが有効である.特にセキュリティの場合,システムを利用する直接的なユーザのみならず,システムの運用者や,システムを導入する企業のビジネス戦略や扱う顧客情報の取り扱いを決定する経営陣など,非常に多くの利害関係者(ステークホルダ)が存在し,それぞれの権限,文化を考慮して進める必要があり,特にプロセスが重要になる.SQUARE(Security Quality Requirements Engineering:セキュリティ品質要求工学)は,セキュリティに関するシステムの品質を高めるために定められたプロセスモデルである.本稿では,そのプロセスの詳細とSQUAREに関する活動に関して解説する.
著者
井口 征士
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.35, no.9, pp.792-798, 1994-09-15
参考文献数
11
被引用文献数
20

人が感じる「感性」をどのように抽出し、表現するか。その方法論の研究が感性情報処理です。感性情報処理の研究内容と研究プロジェクトの取組みについて論説し、感性工学的アプローチの実際例を紹介します。
著者
藤澤 隆史 松井 淑恵 風井浩志 古屋 晋一 片寄 晴弘
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.50, no.8, pp.764-770, 2009-08-15
参考文献数
6

本稿では,「ヒトは音楽をどのように感じているのか」という観点から脳機能の計測方法およびその実験デザインついて解説する.まず,脳において音楽がどのように認知されているかについて,「音楽の脳機能局在」の観点からその関連部位について概観する.次に,脳機能の計測において用いられている代表的な装置とその諸特徴を紹介し,有効な計測信号を得るための実験デザインについて解説する.最後に研究例を3つ紹介し,音楽認知研究における脳機能計測の有効性を示す.これらの例が示す脳機能計測の有効性は,ユーザが楽しめる音楽インタフェースを開発する上で,音楽を聴取する脳の働きや脳機能計測法に対する正しい理解を深めることが一層重要となることを示唆している.
著者
川村 秀憲 鈴木 恵二 山本 雅人 松原 仁
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.51, no.6, pp.642-648, 2010-06-15
被引用文献数
4

近年,観光はさまざまな分野で注目を集めている.団塊の世代が退職し余暇として観光に出かけているのはもちろん,日本の重要産業としても観光は存在感を増している.経済規模や関連産業も大きく広がっている.学術的な観点から見ると,観光の文化的側面や歴史についての研究はなされているが,工学的な研究対象としてはどこか避けられてきた感があった.しかし,インターネットやモバイルの普及が一巡し,情報技術がどうやって人々の幸せをプロデュースするかが重要な課題の1つとなっている今,観光について情報技術の観点から研究することの意義は深い.本稿では,観光情報学を概説するとともに国内外の研究動向について解説する.
著者
中村 聡史
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.142-149, 2013-01-15

デジタルカメラやスマートフォンの普及により個人の日々の活動を記録するライフログが容易になった.ライフログには自動的に活動を記録するものと,ユーザが主体的に一人称視点で記録するものとに分けられる.後者のライフログはいわば個人の記憶の記録である.記録から記憶を呼び覚ます事が可能となり,利活用できるようになれば,個人の生活をより豊かにする可能性をもつ.しかし,その記録の利活用方法は十分に検討されていないうえ,ライフログはその性質上,膨大なデータとなるため利活用も容易ではない.デジタル写真を記録したものの死蔵している方も多いのではないだろうか.本稿では,特に写真を記録メディアとして用いた一人称視点ライフログの現状を俯瞰し,筆者のライフログ経験をもとに今後の展望について考察する.
著者
丸山 宏 佐々木 康裕
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.150-155, 2013-01-15

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雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, 2013-01-15
著者
須賀 秀一 角田 寛人 藤井 直樹 福島 荘之介 齋藤眞二
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.43, no.8, pp.853-859, 2002-08-15
被引用文献数
2

エアポートシュードライトは,GBASの要素として検討されている.エアポートシュードライトは,地上に設置したアンテナから,GPS衛星と同様な信号を放送するものであり,GPS衛星のみによるディファレンシャル測位では達成が難しいより精度の高い精密進入を補強することを目的としている.本稿では,シュードライト一般の技術的解説,エアポートシュードライトの構成,フライト試験結果について説明を行う.
著者
坂村 健
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.252-257, 1999-03-15
被引用文献数
1
著者
小池 麻子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.48, no.8, pp.824-829, 2007-08-15
被引用文献数
4

医学生物学分野においては,各種研究の飛躍的進展に伴う論文の指数関数的増加により,自然言語処理技術を利用した文献からの知識抽出や,テキストマイニング技術を利用した実験結果の自動解釈などへの期待が高まってきている.一方,文献情報の大容量化,および,専門の細分化による情報の非共有化に伴い,各文献に記述されている知見を組み合わせることによる文献中の潜在的知識の発見もしくは仮説生成の可能性が議論されている.本稿では,潜在的知識発見の現状と課題を概観するとともに,当研究室で開発している潜在的知識発見システムを紹介する.
著者
川合 慧
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.21, no.11, pp.p1162-1173, 1980-11-15
著者
淵 一博訳
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.30-38, 1961-02-25
著者
淵 一博 伊藤 文子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.1, no.3, pp.157-162, 1960-11-15