著者
北川 敏男
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.13, no.10, 1972-10-15
著者
西部 忠
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.290-297, 2008-03-15

経済活性化とコミュニティ構築に,地域通貨がどのような役割を果たしているのかについて,その流通ネットワークの可視化をベースに,スモールワールド性とスケールフリー性の共存,商業取引と非商業取引の相互関係の分析などから考察する.また,そうしたネットワーク分析をいかに地域の総合的な診断技術や規範的な制度設計論へと接続し得るかについても論じたい.
著者
竹内 郁雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.43, no.12, pp.1353-1361, 2002-12-15
参考文献数
2
被引用文献数
1

本稿は,2000年度から始まった未踏ソフトウェア創造事業で2年間プロジェクトマネージャ(以下,PM)を務めた経験に基づいて,この事業の出来,狙い,仕組み(スキーム),これまでの事例や成果,さらに,この事業の展開として生まれた新事業,未踏ユースについてやや個人的な立場から紹介する.なお,前半は,2002年のFITでの発表に加筆・修正を加えたものである.
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.12, pp.1113, 2018-11-15

1 0 0 0 祝辞

著者
和達 清夫 中曽根 康弘
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, 1960-07-30
著者
宍戸 周夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.42, no.4, pp.418-419, 2001-04-15

米国経済の急激な減速が,コンピュータ・ベンダの戦略に大きな影響を与えている.これまでのビジネスモデルの延長戦にはない,新たな取組みが求められるようになってきた.そこで,コンピュータ・ベンダの間で浮上してきたのはストレージだ.その背景には,近い将来にはITベンダの売上げに占めるサーバとストレージの割合が逆転するという予想がある.
著者
安井 裕
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.23, no.8, 1982-08-15
著者
山さき 信行 堀 俊夫
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.6-13, 2003-01-15

本稿では,まず,本プロジェクトにおける基盤概念となる「リアルタイム性」について述べ,分散リアルタイムシステムを構築するための構成要素となるリアルタイム通信・処理用のプロセッサについて述べる.そして,そのプロセッサを応用した分散リアルタイムネットワークシステムの一例として,分散センサネットワークシステムについて述べる.
著者
対馬 かなえ
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.57, no.9, pp.849-854, 2016-08-15

本稿は,プログラミング初心者を対象としたプログラミング入門である.Racketという言語を用いて,未完成のゲームを完成させながら,プログラミングの基礎となるいくつかの要素を学んでいく.前編では,まずRacketのプログラミングの始め方を解説し,プログラムを少し変更して実行結果が変わる体験をしたのち,ゲームの世界を成り立たせている構造体について学ぶ.
著者
沼崎 拓也
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.11, pp.1030-1033, 2018-10-15

高等学校の新しい学習指導要領と解説が公表された.高等学校の情報科では,共通教科「情報I」「情報II」では高度化したうえに内容が多岐にわたる.また専門教科では「情報セキュリティ」の科目が新設されるなど,新たな分野を指導する能力も要求されている.しかし,現在高等学校で情報科を担当している教員には,短期間の研修で情報の免許状を取得した者も多く,このままでは新学習指導要領での教育を十分に行うことが難しいと考える.新学習指導要領の実施までに,さらなる情報科教員の育成と採用,また現職教員への研修も必要とされることをふまえて,現職教員として情報処理学会に協力してほしい点について述べる.
著者
アリザデ メラサ
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.11, pp.1029, 2018-10-15

筆者は英語圏への留学等を想定した実践的な英語の運用能力の養成を目標とした授業のオンラインコースのデザイン・開発・実施・評価に関する研究を行なっています.リスニングやリーディングの学習が中心だったこれまでの「実践英語e-learning」というオンラインコースを,4技能をバランス良く学習し実践的な英語を修得できるようオンラインコースを改善しました.本授業は2017年度の春学期より開講され,コースが受講生のニーズを満たし,実践的な英語スキルが向上したことを確認しました.また,クオリティ・マターズ(Quality Matters)コースデザイン評価を受け,現在はコースがHigher Education Course Design Rubric(第5版)のすべての基準を満たしています.
著者
隅谷 孝洋
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.11, pp.1034-1037, 2018-10-15

著作権法で,学校での授業で必要な場合には他人の著作物を無断で複製して良いとされている.2018年度,「教育の情報化に対応するため」このルールを補強する法改正が行われた.そこでは授業の過程で必要な公衆送信が可能になったが,教育機関を設置する者はそのために権利者に対して補償金を支払うこととなった.本稿ではこのことについて概略を紹介する.
著者
浅井 潔
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.271-276, 2005-03-15

バクテリアに始まりヒトを含む多くの真核生物のゲノム配列が決定されたが,もとよりゲノム配列の決定はその解読ではなく,ゲノム配列情報の意味を解明するためには多くの課題が残されている.その第一は遺伝子発見と機能アノテーションである.多くのゲノム配列が遺伝子位置,機能が注釈付けされた形で公表されているが,その作業は熟練した研究者の人手によるところが多く,自動化された技術としては確立していない.遺伝子制御ネットワーク,代謝パスウェイ,シグナル伝達パスウェイなどを解明し,データベース化することはより高次の課題であるが,ゲノムに存在する遺伝子セットの機能アノテーションが前提となっている.今後は,DNA マイクロアレイによる発現解析,タンパク質相互作用の解析,タンパク質立体構造などの多元的な情報と配列情報を統合した取り組みが主流となっていくであろう多くのゲノムが決定されたことにより可能になった「比較ゲノム」の研究により,共通の保存領域の中には,タンパク質コード領域ではない部分(非コード領域)の方が多いことが明らかになった.このうち相当部分が機能を持つRNA ではないかと考えられている.RNA 干渉とmiRNA の発見によっても注目を浴びているRNA ではあるが,実はRNA 配列の情報解析技術は確立された技術とは言いがたい.二次構造と配列相同性の両方を考慮した実用的な配列の比較・検索手法はまだ存在しないが,近年カーネル法や共通二次構造予測など,新しい手法が提案されている.
著者
尾崎 亮太 中尾 彰宏
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.468-474, 2008-04-15

x86/x86-64アーキテクチャ上のLinuxにホスト型仮想マシン環境を構築するKernel-based Virtual Machine(KVM)について述べる.また,KVMの応用例として,オーバレイネットワーク・テストベッドPlanetLabへの適用案を紹介する.
著者
福島 智
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.10, pp.870-871, 2018-09-15
著者
米沢 和夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.18, no.10, pp.p1044-1049, 1977-10-15
著者
中村 哲 隅田 英一郎 清水 徹
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.49, no.6, pp.606-610, 2008-06-15
参考文献数
7
被引用文献数
1

異なる言語を話す人とのコミュニケーションや異なる言語を話す集団への情報発信を自由に行うことは,経済活動等種々の活動のグローバル化やボーダーレス化に伴いきわめて重要になってきている.特に,人間が話した言葉をそのまま相手の言語に自動通訳する技術は,人類にとって長年の夢の技術であった.この技術は,音声を認識する技術,話し言葉を翻訳する技術,相手の言語で音声を合成する技術で構成されており,長年の研究の結果,その基本的な部分が,最近,日本語,英語,中国語の旅行会話を対象に実用可能なレベルまで到達してきた.この技術は,文が比較的短く単純な日常の旅行会話を対象に,音声認識結果をテキストとして逐次翻訳をする技術であり,非言語的な情報を利用せず1文単位に訳を行うという点で音声翻訳と呼ばれている.現在の性能として,旅行会話に対する日英翻訳の精度の観点で人間と比較するとTOEICで600点以上の人間の翻訳性能と等価ということが明らかになっている.本稿では音声翻訳技術の技術と現状について概説する.