著者
細馬 宏通
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
JSAI大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.3J4OS20c3, 2013

<p>ババ抜きは子供から大人まで遊べるポピュラーなゲームだが、実際に観察すると、ゲームの開始場面と、誰か一人が手札をすべて場に捨てて勝ち抜けする場面でプレイが頻繁に停滞することがわかる。本発表ではこれらのトラブル場面を観察し、それが「起点」「順番ルール」「役割ルール」の問題であり、「自己」の視点に関わることを示す。その上でババ抜きにおける「自己」の視点問題が身体相互行為によって安定する過程を記述する。</p>
著者
ビンステッド キム 滝澤 修
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能 (ISSN:21882266)
巻号頁・発行日
vol.13, no.6, pp.920-927, 1998-11-01 (Released:2020-09-29)

We have implemented a simple model of puns in a program (BOKE) which generates puns in Japanese, using linguistic information from a general-purpose lexicon. Our rough evaluation indicates that the puns generated by the program are of comparable quality to those generated by humans. BOKE differs from an earlier English-language system (JAPE) only in the lexicon and the templates used to generate the surface text-the punning mechanisms are the same. This suggests that our model of puns is language independent.
著者
岩田 あきほ 川島 寛乃 河野 慎 中澤 仁
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第35回 (2021)
巻号頁・発行日
pp.4I4GS7e01, 2021 (Released:2021-06-14)

本研究ではフィギュアスケートの動画からステップシークエンスのエレメントの自動判別に取り組む.フィギュアスケートにおいて,全ての演技の採点は一つ一つのエレメントの判定と出来栄えの評価によって構成されており,審判の目視によってすべて行われている.しかし,エレメントの判定と評価を同時に行うことは審判にとって負担となっている.そこでエレメントの判別を自動で行うことで審判の負担が軽減し,審判は出来栄えの判定に注力できる.本研究ではエレメントの判別を動画の分類問題として定式化し取り組む.そのためにデータセットを作成する必要があるが,フィギュアスケートの特性上,望ましくない性質をもってしまう.そこで、この性質を扱う手法を適用した畳み込みニューラルネットワークを用い,エレメント認識を行う.実験では,フィギュアスケートデータセットにおける手法の有効性を検証し,その結果を報告する.
著者
松添 静子 田中 文英
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.170-178, 2013 (Released:2013-01-17)
参考文献数
16
被引用文献数
2 9

In case of educational support using a partner robot, its individual robot character is considered to play an important role. Based on this consideration, we focus on the excellence property of the robot, assuming that the difference of robot excellence affects the performance of a human learner who joins a learning activity together with the robot. In this paper, we report on a field experiment that was conducted at an English learning school for Japanese children (4--8 years of age). We divided 19 participants into three experimental conditions in which we introduced a small humanoid robot with three different excellence levels one for each condition: Condition A robot was designed to be with the highest excellence level. The robot could answer to any question given by a human teacher correctly. In contrast, Condition B robot could not answer correctly at the beginning but could learn from partner humans who could take the robot by the hand and teach it step by step. Finally, Condition C robot was designed to be with the lowest excellence level. Condition C robot could neither answer to any question from beginning nor learn from partner humans. Experimental results showed that the learning performance of participants who joined a drawing-game lesson for English names of various shapes together with Condition A or Condition B robot was more increased than the case with Condition C robot. In addition, Condition B and Condition C robots were found to be more effective in motivating participants in the learning activity. Those findings would be valuable for a better future design of a partner robot whose goal is to enrich and support educational activities in classrooms.
著者
的場 成紀 古賀 雅樹 大塚 基広 小林 一郎 平 博順
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第33回 (2019)
巻号頁・発行日
pp.1N4J904, 2019 (Released:2019-06-01)

日本の自動車免許試験のためのソルバーを開発します。 このテストは、交通ルール、運転方法、自動車の構造、自動車に関連する物理法則に関する約100の真偽の質問で構成されています。 合格点は90%ですが、これまでのアプローチでの最高点は約65%です。 このアプローチは、テスト文と最も類似した文との間の文の類似性と、ソルバーのデータベースにあるゴールドスタンダードの回答に基づいています。 テストに合格するシステムに向けて、テストの語彙と文章スタイルを分析しました。 分析の結果、語彙は比較的少なく、100個の問題に対して約300語であり、文にはゼロ代名詞が多く含まれているため、ソルバーの精度が低くなります。 さらに、我々は以前の照応解析システムを使用して前件を解決しようとしました。 各問題は一文のみで構成され、代名詞を解決する手がかりは非常に少なく、標準的な記事よりも解決するのが難しいため、結果はシステムがテストで照応を解決できないことを示しました。 分析の結果、高性能システムでは、ドメイン固有の知識に基づいた照応解析が必要であることが明らかになりました。
著者
林 友超 呉 双 板東 勇樹 宇津呂 武仁
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第31回 (2017)
巻号頁・発行日
pp.1N11in2, 2017 (Released:2018-07-30)

本論文では,人狼AIを実現するための要素技術の一つとして,ウェブ上の人狼ゲー ム「人狼BBS」のプレーログを対象として,各プレーヤーの視点で他プレーヤー の役職を絞り込む過程を,定式化する.特に本論文では,役職割り当てを更新す る過程を制約充足問題として定式化して,制約充足問題に対する汎用的なソルバー 用いて実装した.
著者
塩田 茂雄 中島 圭佑
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第33回 (2019)
巻号頁・発行日
pp.2E5J601, 2019 (Released:2019-06-01)

Twitter APIのキーワード検索機能により収集した大量のツイートを分析し,以下の共通の特徴が見いだされることを述べる.(1)日常的なキーワードで検索するとオリジナルツイートが半数以上を占めるが,重大な出来事に関する非日常的なキーワードで検察するとリツイートが大半を占める.(2)単位時間あたりのリツイート数の変化は,急峻なピークを迎えたのち昼夜変動を繰り返しながら減衰するという定型パタンに従う.(3)検索を行うキーワードに関わらずリツイート数は(べき分布のような)裾の長い分布に従う.(4)リツイート数と(ツイートを行ったユーザの)フォロワー数との相関は小さい. さらに,上記の中から3番目の特徴に焦点を当て,この特徴が,ツイートの内容だけでなくそれまでのリツイート回数を加味してリツイート対象を選ぶという人間の行動モデルから説明できることを示す.
著者
米田 航紀 横山 想一郎 山下 倫央 川村 秀憲
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会第二種研究会資料 (ISSN:24365556)
巻号頁・発行日
vol.2018, no.SAI-031, pp.03, 2018-03-01 (Released:2021-08-31)

近年, 深層学習を使用した芸術の作成に注目が集まっている. また, 日本で古くから親しまれている芸術として俳句がある. そこで, 俳句を作成する方法として一般的な「モチーフから俳句を作る」ということを深層学習を使用して行うことで, 芸術作成としての深層学習の有用性を示す.そのための方法として, 小林一茶をはじめとする俳人たちの俳句を大量に用意してLSTMに入力して学習し, 文字列を生成する. その後, 得られた文字列から俳句としての条件を満たすものをとりだし, モチーフ画像に適合するかどうかの評価値を算出する. 評価が高ければそのモチーフ画像にあった俳句として生成できたものとしている. その過程で,LSTMが俳句としてのルールを学習できているかを確認するための実験を行った.
著者
菅本 守 弓林 司 片桐 奏羽 菅本 晶夫 藤本 直明 コリン レッドパス
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第34回 (2020)
巻号頁・発行日
pp.4I3GS201, 2020 (Released:2020-06-19)

ハートラインはカブトガニの視覚が側抑制のメカニズムを持っていることを発見した。側抑制とは、強い刺激をより強く、弱い刺激をより弱くするメカニズムである。側抑制の機構によって、外界の様子をはっきりと捉えることができる。本研究では、側抑制のメカニズムを応用することによって、エッジ検出の新しいフィルターを作った。それらはラプラシアンフィルターを含むより一般的な定式化である。
著者
石川 真也 船越 孝太郎 篠田 浩一 中野 幹生
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第27回全国大会(2013)
巻号頁・発行日
pp.1K3OS17a5, 2013 (Released:2018-07-30)

複数人のユーザと同時に対話できるマルチモーダル対話システムの構築を目指して,3人1組のグループが1体の小型ロボットと簡単なゲームを行う対話データを収集した.本発表では収集したデータの概要と,いくつかの側面からの分析結果を報告する.対話データの収集はWizard-of-Oz形式で行い,3人の参加者は監督者からの簡単な指示を受けて対話の場に出入りを繰り返し,ロボットとゲームを行った.
著者
及川 大輝 勝村 玲音 和田 雅樹 島原 広季 相原 貴明
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第35回全国大会(2021)
巻号頁・発行日
pp.2F1GS10f04, 2021 (Released:2021-06-14)

現在、NTT東日本管内では年間約6万個のマンホールの点検を実施している。作業者が現地においてマンホール写真(鉄蓋および内部設備)を撮影し、集約センタにおいてそれら写真を用いた設備の良・不良判定を目視で実施している。昨年、私たちは集約センタにおける目視点検稼働の削減に向けて、CNNアルゴリズムの一つであるMask-RCNNを用いたマンホール内部の不良検出AIを作成し、検出精度について報告を行った。本取り組みでは、昨年度の知見を基に、マンホール鉄蓋の種別判定および不良箇所検出AIを作成し、その検出精度を検証した。検証の結果、鉄蓋種別判定ではマクロ平均再現率96%、マクロ平均適合率98%、不良箇所検出ではマクロ平均再現率90%、マクロ平均適合率70%となった。
著者
青柳 志織 川合 康央
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, pp.2E4OS901, 2019

<p>インターネットコミュニケーションは情報化社会において日々進化している.これらのコミュニケーションの中で,「ネットスラング」と呼ばれるインターネット独自の俗語がしばしば使用されている.本研究では「(笑)」や「w」等,4種類の笑いを表現するネットスラングに着目し,それらの意味用法が同じかどうかを明らかにすることを目的とした.笑いを表現するネットスラングを比較することによって,笑いの種類と笑いの対象が各スラングで異なる傾向があることがわかった.</p>