著者
中溝 幸夫 Hiroshi Ono
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.49, no.10, pp.1373-1377, 1995-10-20 (Released:2011-03-14)

このノートのポイントは, 良い英語論文 (日本語論文でも) を書くためには, 「文章構成 (organization) 」と「パラグラフ* (paragraph) 」の概念が最重要であるということです.
著者
松尾 琢也 福嶋 慶繁 石橋 豊
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.66, no.11, pp.J434-J443, 2012 (Released:2012-10-25)
参考文献数
19

In this paper, we propose a refinement filter for depth maps. The filter convolutes an image and a depth map with a cross-computed kernel. We call the filter a weighted cross bilateral filter. The main advantages of the proposed method are the filter fits outlines of objects in the depth map to silhouettes in the image, while the filter reduces Gaussian noise in other areas. Additionally, its computational cost is independent of depth ranges. Thus, we can obtain accurate depth maps at the lower cost than the conventional approaches, which require Markov random field-based optimization methods. Experimental results show that the accuracy of the depth map in edge areas goes up and its running time is low.
著者
沼田 耕介 高橋 章 松尾 吉章
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.23, no.8, pp.634-639, 1969-08-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
7

スポラディックE層からの反射によるテレビ第1チャネルの電波は, 6~7月に異常伝搬として1000~2000kmの伝搬を起こし, 各テレビ中継放送局の受信アンテナに入り, 妨害波となり, 大きな影響を与える.これを防止するため, 20m×16mのパラボラアンテナを建設し, その効果を測定した.その結果, 約40dBの抑圧効果があり, 現在良好な受信を行なっている.その他, 定常的妨害波の除去方法についても述べる.
著者
黒木 義彦 高橋 春男 日下部 正宏 山越 憲一
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.67, no.8, pp.J340-J346, 2013 (Released:2013-07-25)
参考文献数
10

The human electroencephalographic (EEG) spectra when looking at the stimuli of a real motion image and motion images at 60- and 240-fps were investigated. The EEG spectra in response to the 240fps stimuli showed a greater level of similarity to those of the real motion image stimuli than to those in response to the 60fps stimuli. This high frame rate image is considered to provide perceptions of motion image quality which are close to the impression gained when looking at real world scenes.
著者
是角 寿一 倉薗 貞夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 21.26 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.1-6, 1997-05-15 (Released:2017-06-23)

A fire in closed places such as tunnels and underground towns generates the incombustible smoke and the flame plasna by heat ionization. We proposed to use a Square Coaxial-line Cell in order to check for the existance of shielding loss of electromagnetic wave in the smoke and flame plasma and considered shielding phenomena of the basis of computed and experimental results.
著者
角田 忠信
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.32, no.6, pp.486-491, 1978-06-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
3

ひとの左脳は知的, 言語的な情報処理を担当するが, 右脳は非言語活動を担当している. 日本人では母音の音韻構造が特殊であることから感情音や自然音が左脳に偏より, これによって左脳が情動に関与するようになる. 西欧人や他のアジア人では情動は右脳が主役を演じている. 日本人では母音や自然音に含まれる僅かのFM音に対して鋭敏に左脳で応じるが, 他の国民は子音の音形に対応した形にのみ左脳で応じる. 日本の文化の特徴は脳の働きからも説明できると結論した.
著者
福島 悠介 山崎 俊彦 相澤 清晴
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.70, no.11, pp.J255-J261, 2016 (Released:2016-10-25)
参考文献数
19
被引用文献数
1

本稿では,テレビドラマを対象とし,放送局や時間帯といった基本的な情報に加え,出演する役者や関わったスタッフ,そして役者の話題性を用いた視聴率の予測を行う.ドラマの映像や音声は用いず,放送前に得られる情報のみから視聴率を予測すること,そして視聴率に影響を与える要因を明らかにすることが目的である.我々の作成した678本のドラマからなるデータセットに対して,サポートベクター回帰とランダムフォレストの二つのモデルを適用し,初回視聴率の予測を行った.実際の視聴率と予測した視聴率との相関はr=0.843と高い値,平均絶対誤差は1.93%と小さいことを確認した.また,ドラマに関わる各要素のうち,特に視聴率に強く影響する要因とその影響の度合いを明らかにすると共に,本手法がうまく働く場合と働かない場合に関して具体的なドラマ名を挙げた考察を行った.
著者
野村 収作
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.68, no.12, pp.J537-J539, 2014 (Released:2014-11-25)
参考文献数
8

色が人間の内分泌系に及ぼす生理的効果について,唾液中に含まれるコルチゾールにより検証した.青・赤・透明の眼鏡を着用させた状態でストレス負荷試験を実施した(被験者内計画:n=23).その結果,青色による内分泌系 (HPA系)のストレス反応抑制効果が認められた.

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著者
室谷 正芳
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.26, no.7, pp.555-559, 1972-07-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
9
著者
林 智 林 美代子
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.21, no.6, pp.397-409, 1967-06-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
58

テレビジョン受像機から漏洩するX線の, 衛生学的諸問題を考察したもので, X線の人間への作用, 管理基準, 測定について概説したのち, 研究の歴史, 線源ごとのX線の性質と漏洩レベルを検討し, 最後に, 実際にセットから漏洩しているX線の現況と, 今後の見通しを考察, さらに対策についても言及している.