著者
黒住 幸一 赤井田 卓郎 岡田 清孝
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.20, no.50, pp.37-42, 1996-10-03 (Released:2017-10-13)
被引用文献数
2

To contribute to ITU-R Recommendation, subjective evaluation of the relative timing of television sound and vision signals was carried out in Japan, Switzerland and Australia. ITU-R Working Party 11A predetermined experimental conditions, such as test material, camera type and viewing distance. The results show that the detectable thresholds are 45 ms for sound advance and 125 ms for sound delay relative to the vision signal ; and the acceptable threshold are 90 ms for sound advance and 185 ms for sound delay.
著者
原田 真喜子 高田 百合奈 太田 裕介 蜂谷 聖未 佐々木 遥子 朴 婉寧 松田 曜子 山田 泰久 渡邉 英徳
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.J66-J74, 2015 (Released:2015-01-26)
参考文献数
15

本研究の目的は,災害資料の集合的記憶化に関与するアーカイブコミュニティの拡大である.既存のディジタルアーカイブコンテンツは,資料の掲載をアーカイブコンテンツ内に制限している.そのため,ユーザの資料閲覧の機会を低下させ,アーカイブコミュニティの拡大を妨げていた.そこで,著者らはソーシャルメディアを用いて,資料の共有から伝播に至るユーザアクティビティを活性化させるアーカイブ発信を行った.著者らの提案する発信手法は,アーカイブ資料をソーシャルメディアTwitter内に直接掲載することで,ソーシャルメディアとアーカイブの境をなくし,ユーザ間の情報共有と資料閲覧を同時に行うことを可能にした.実装例による情報伝播について分析した結果,ユーザアクティビティの連鎖的な伝播によって,コミュニティの参加者数は増加し続けていた.このことから,実装例によってアーカイブコミュニティの形成が促されることがわかった.本稿では,実装例の解説を通して著者らのアーカイブの発信手法について述べる.
著者
原田 真喜子 渡邉 英徳
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.J78-J86, 2014 (Released:2014-01-24)
参考文献数
21
被引用文献数
1

The purpose of this study is to show ordinary people the meaning of words on the web. To achieve this purpose, we use cross-search results. The keywords extracted from the sentences constitute nodes. The results are visualized as a tree, the color of which reflects the emotions of the twitter results. To show the effectiveness of our work, we analyze the web traffic of our site, users' comments, a questionnaire about interface design and the results of an experiment comparing our approach with the existing searching way. From these studies, we believe that people will find our work useful as a way to show relationships between words in different linguistic corpora on the web.
著者
藤稿 航平 趙 晋輝
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 34.6 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.29-34, 2010-02-15 (Released:2017-09-21)
参考文献数
15

色空間がRiemann空間であるということが知られている.Riemann幾何学を利用することで,色空間にRiemann正規座標系と呼ばれる原点からの測地線と等距離線で構成された極座標系を構築できる.これにより,等明度平面上で色相と彩度で表現されるマンセル表色系の拡張系を得ることが可能となる.しかし,空間内の曲率の値によって構築時に測地線の交差が問題となることがある.曲率とは空間の曲がり具合を表したものでその符号によって測地線の振る舞いが決まる.現在,色空間におけるRiemann幾何学は測地線や計量については十分な検討がなされているが,曲率については十分な考察がなされていない.そこで本論文では,Riemann幾何学の性質の中でも曲率に着目し,Riemann正規座標系は負曲率の色空間でしか存在しないことを示す.また,CIELAB色空間とCIELUV色空間において,2組の色弁別楕円データとそのデータから計算された曲率の性質から,曲率と測地線の振る舞いの関係を示し,正曲率問題に対する解決策について考察する.

13 0 0 0 OA MUSE 方式

著者
二宮 佑一
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.42, no.8, pp.823-830, 1988-08-20 (Released:2011-08-17)
参考文献数
9
著者
小野 永貴 小西 響児
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会年次大会講演予稿集 2010 (ISSN:13431846)
巻号頁・発行日
pp.3-7-1-_3-7-2_, 2010-08-31 (Released:2017-05-24)

We developed interactive broadcasting system named "Nyafu Nyafu Douga". Using this system, viewer can watch broadcast and post comments at the same time. We put this system into practice in University of Tsukuba school festival.
著者
上島 史郎
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.13-19, 1970-01-01 (Released:2011-03-14)

現在のFM放送のチャンネルプランは, 昭和44年11月29日に決定されたが, このFM放送のチャンネルプランについて, 決定までの経緯, 基本的考え方, 割当計画, 割り当ての技術基準などについて解説したものである.
著者
貫井 克次郎 石塚 功 鈴木 康介 木村 博靖
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 21.15 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.31-36, 1997-02-27 (Released:2017-06-23)

This paper describes about 525line pro-gressive scan system of EDTVII using 4 : 2 : 2P interface standarlized in SMPTE294M. This system is complied with parallel operation of two-525 interlaced system. Operability of this system is not very much different from conventional composite system. Delay caused by the conversion of the signals is also minimized in this system.