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著者
千谷 利三
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学 (ISSN:03759253)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.127-132, 1965-02-05 (Released:2010-10-07)
参考文献数
5
著者
花熊 克友 山本 順三 中西 英二
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.24, no.4, pp.686-688, 1998-07-10 (Released:2009-11-12)
参考文献数
4

プロセス制御では, 雑音が重畳した信号のリアルタイム平滑化処理に移動平均法や指数平滑フィルタが使用される.しかし, 応答遅れが大きいプロセスの信号に適用した場合, 大きな位相時間遅れが生じ, 制御を難しくする.本論文では, 移動平均法を改良した, 位相時間遅れの少ない簡易設計法を提案する.本法を実プロセスの組成データに適用した結果, 有効であることがわかった.
著者
中山 政行 一寸木 修二 小山田 大和 関谷 庸 溝辺 薫 田隈 広紀 亀山 秀雄
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.173-177, 2015-03-20 (Released:2015-03-20)
参考文献数
7
被引用文献数
1 1

地域における再生可能エネルギーの普及・定着に向け,小田原市久野地域の久野川(準用河川)を対象に,マイクロ水力発電システムの導入実験を実施した.地域の要望であるエネルギーの地産地消を実現させるためには,住民レベルで実行可能な導入手順や機器の提示,方法論などが必要とされている.本稿では,具体的な導入手順や機器の提示,方法論を例証することを目的に,エネルギー利用プランの検討や電力量の試算,発電ポテンシャルの測定,適正技術の選定を実施し,マイクロ水力発電システムの導入実験を試みた.これらの活動を通して,地域におけるマイクロ水力発電システム導入に有効な一手順が例証されたため報告する.
著者
E. N. Lightfoot E. L. Cussler R. L. Rettig
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学 (ISSN:03759253)
巻号頁・発行日
vol.28, no.6, pp.480-490, 1964-06-05 (Released:2010-10-07)
参考文献数
52
被引用文献数
2 2
著者
米井 祥男 小針 正夫 横山 千昭 新井 邦夫
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, pp.674-682, 1995-07-10 (Released:2009-11-12)
参考文献数
20
被引用文献数
3 3

高圧CO2によりたばこ葉から高品質フレーバーを抽出するための最適操作条件の決定法の確立を目的として, 液体および超臨界CO2を溶剤とし, 半回分と回分抽出実験を行い, 操作条件とフレーバー品質との関係の体系化を行った.まず, フレーバー成分を化学的特性から水溶性フレーバー, 精油, 不揮発性フレーバーの3つの成分に分類する汎用的な方法を提案した.この方法に基づきたばこフレーバー成分を分類し, 各成分の主要成分としてニコチン, ネオフィタジエン, ソラネソールをそれぞれ選定した.次に, 操作条件と抽出物の主要成分組成ならびに品質との関係について検討した.その結果, 操作条件により抽出物の主要成分組成を広範囲に制御できることがわかり, 操作条件と主要成分組成との関係を表す操作マップを作成した.また, 官能検査から高品質なフレーバーの主要成分組成は特定の領域にあることが明らかとなり, 品質と主要成分組成との関係を組成マップとして表した.操作マップと組成マップの両者を用いることで, 目標品質のたばこフレーバーが得られる最適操作条件を決定することが可能となった.
著者
北浦 嘉之
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学 (ISSN:03759253)
巻号頁・発行日
vol.26, no.11, pp.1207-1213, 1962-11-01 (Released:2010-10-07)
参考文献数
20
著者
久郷 昌夫 栗林 浩
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学 (ISSN:03759253)
巻号頁・発行日
vol.31, no.9, pp.928-929,a1, 1967-09-05 (Released:2010-10-07)
参考文献数
6
被引用文献数
1

固体リン酸触媒を用いてエチレンの水和によるエタノールを合成する際の反応速度式について検討した結果. 理想温度操作経路と同様に理想モル比 (H2O/C2H4) 操作経路も存在することを知り, 冷エチレン注入式反応器を提案し, さらに一般的な冷ガス導入式における理論的最適条件式を導出した。この式は, 反応物の一成分である冷注入物によって温度と生成物濃度のみならず原料モル比も変化し, この三者が三様の影響を反応速度におよぼしていることを考慮してある。
著者
柴田 望洋 松山 久義
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.395-402, 1989
被引用文献数
3 7

符号付有向グラフを用いた異常診断法の精度を, 最大候補集合によって評価する方法を提案した.さらにこの方法を酢酸製造プロセスへ適用し, その有効性を明らかにし, 包絡候補集合を利用した評価法と比較した.測定点の最適配置問題, 異常時における対応措置決定システム等への応用が考えられる.