文献一覧: 公益社団法人日本農芸化学会 (出版者)

2 0 0 0 OA 新規手法が切り拓く神経回路研究の新時代

著者: 小坂田文隆
出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日: vol.53, no.10, pp.673-680, 2015-09-20 (Released:2016-09-20)
参考文献数: 12
被引用文献数: 1

ヒトの脳はおよそ1,000億個もの膨大な数のニューロンが神経回路を形成することにより情報を伝達・処理し,複雑な高次脳機能を発揮する.その神経回路の破綻は,神経疾患や精神疾患などを引き起こす原因と考えられる.したがって,脳・神経回路の動作原理の解明,それに基づいた神経・精神疾患の病因解明および予防・治療法の開発は極めて重要な研究課題である.近年神経科学領域では大きな技術革新が起こり,二光子顕微鏡,Optogenetics, カルシウムや電位に感受性の蛍光タンパク質,ウイルスベクター,脳の透明化,ゲノム編集技術などが開発された.これにより不可能と考えられていた実験アプローチが可能になり,これまで解明できなかった科学的問いに答えることができるようになりつつある.本稿では,神経回路研究に有効な革新的解析技術を概説する.

2017-11-07 14:11:09
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2 0 0 0 OA ユニークな大豆発酵食品(とうふよう)の科学と技術展開

著者: 安田正昭
出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日: vol.75, no.5, pp.580-583, 2001-05-01 (Released:2008-11-21)
参考文献数: 20
被引用文献数: 3 3

2017-11-03 14:14:06
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2 0 0 0 OA 昆虫エクジステロイド生合成にかかわる酵素群と昆虫成長制御剤の開発

著者: 丹羽隆介
出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日: vol.54, no.7, pp.508-513, 2016-06-20 (Released:2017-06-20)
参考文献数: 26

2017-11-03 02:50:27
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2 0 0 0 OA 土は宝の山か?-eDNAの利用による土壌微生物資源へのアプローチ-

著者: 長谷部亮
出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日: vol.77, no.12, pp.1230-1232, 2003-12-01 (Released:2008-11-21)
参考文献数: 8

2017-09-15 10:11:32
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2 0 0 0 OA 生物コーナー

出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日: vol.43, no.5, pp.305-309, 2005-05-01 (Released:2009-05-25)

2017-08-03 00:03:55
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2 0 0 0 OA 植物の病原微生物感染に対する生体防御

著者: 眞山滋志谷利一
出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日: vol.20, no.9, pp.572-579, 1982-09-25 (Released:2009-05-25)
参考文献数: 32

2017-07-16 10:20:26
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2 0 0 0 OA 光の利用

著者: 松中昭一
出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日: vol.20, no.9, pp.610-615, 1982-09-25 (Released:2009-05-25)

2 0 0 0 OA 昆虫共生細菌による宿主生殖操作

著者: 野田博明
出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日: vol.42, no.5, pp.294-299, 2004-05-25 (Released:2009-05-25)
参考文献数: 26

2017-05-16 13:15:36
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2 0 0 0 OA β酸化系を構成する酵素群とその制御

著者: 井手隆
出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日: vol.37, no.7, pp.443-450, 1999-07-25 (Released:2009-05-25)
参考文献数: 34
被引用文献数: 1

2017-05-04 20:34:03
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2 0 0 0 OA 食品分析と犯罪捜査

著者: 太田彦人
出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日: vol.48, no.5, pp.337-345, 2010-05-01 (Released:2011-09-01)
参考文献数: 11

2017-04-21 03:37:13
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2 0 0 0 ファイトケミカルがもつoff-target効果の意義:機能性と潜在的副作用の観点から

著者: 村上明
出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日: vol.53, no.5, pp.305-312, 2015

ポリフェノールなどのファイトケミカル(phytochemical)は植物の二次代謝産物で多彩な生理機能性を示す化合物群である.近年,ケミカルバイオロジーを基盤とした研究手法の開発によって,これらの標的分子が多数,明らかにされ,作用機構に関する分子レベルの知見が集積されつつある.その一方で近年,私たちは,生体タンパク質に対して非特異的に結合するファイトケミカルの例を見いだし,さらにそれが機能性の発現に寄与するという,ユニークな現象を明らかにしつつある.特異的および非特異的な特性の両面から作用機序を解析することは,「そもそもファイトケミカルがなぜ機能性を示すのか?」という本質的な命題を解く鍵でもあり,また安全性を議論するうえでも重要であると考えている.

2017-04-06 20:44:44
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2 0 0 0 OA ドウとバッターの構造と特性

著者: 片桐実菜北畠直文
出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日: vol.52, no.8, pp.530-534, 2014-08-01 (Released:2015-08-01)
参考文献数: 9

2017-04-04 21:26:37
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2 0 0 0 OA 自然リンパ球(ILC: Innate Lymphoid Cell)の役割

著者: 澤新一郎
出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日: vol.53, no.2, pp.78-81, 2015-01-20 (Released:2016-01-20)
参考文献数: 21

近年,哺乳類免疫組織に抗原受容体をもたない自然リンパ球が多数存在し,免疫式応答における主要サイトカイン産生源として重要な役割を果たすことが明らかになった.自然リンパ球は細胞障害活性をもつNK細胞とサイトカイン産生を主体とする1–3型ヘルパーILCに分類され,それらの分化に必要な転写因子群はT細胞と重複する.リンパ球における抗原受容体の発現は生物進化過程における獲得免疫系の発達という観点から興味深く,今後の研究展開が期待される.

2017-02-12 23:30:09
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2 0 0 0 OA 研究のスポット

出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日: vol.36, no.1, pp.61-65, 1998-01-25 (Released:2009-05-25)

2 0 0 0 OA 胃腸障害に効く野菜のリン脂質

著者: 田中保
出版者: 公益社団法人日本農芸化学会
雑誌: 化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日: vol.49, no.3, pp.187-192, 2011-03-01 (Released:2012-03-01)
参考文献数: 31
被引用文献数: 1 1

食べる胃腸薬といわれるキャベツやダイコン,春の七草に含まれるナズナ,スズナ,スズシロ(ダイコン)など,胃腸に良いとされる食物にアブラナ科の植物は多い.アブラナ科の植物を生で食べると,植物酵素のホスホリパーゼDと消化酵素のホスホリパーゼA2の作用で生理活性脂肪質のリゾホスファチジン酸(LPA)が生じる.消化管への野菜の効果にLPAが関与する可能性を論じる.