著者
金 範埈 山口 容平 宮地 優介 黄 雄明 木村 舜 下田 吉之
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.113-116, 2016

<p>This research aimed at predicting the urban scale energy demand from large complex office buildings in Kinki region with bottom-up type energy demand estimation model by taking into account the variation of HVAC equipment system. This paper predicted how the HVAC system adoption ratio will changed and how the change of the adoption ratio will influence energy demand of office building stock in Kinki region.</p>
著者
市川 勇太 斉藤 詩織 鵜飼 真成 山田 正也 野部 達夫
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.145-148, 2014

<p>本報では,「暑すぎる」・「寒すぎる」を分けて申告を行う非受容申告装置2ch型オストラコンを用いて,中間期における空調機器の運転切り替え時の非受容申告の調査を行った。また,執務者の在席を判断するため在席検知装置を同時に使用した。調査結果より非受容申告の発生因子を推察し,運転切り替えに伴う申告の特性について考察を行う。</p>
著者
伊藤 安里 楊 鎮浩 松永 知大 田辺 新一
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成26年度大会(秋田)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.41-44, 2014 (Released:2017-11-15)

本研究では4つのビルにおいて物理環境測定、昼休みに関するアンケート調査、目視測定を行った。昼休み中の執務室の室内環境について温度、CO2濃度が低い執務室程利用空間満足度が高くなる傾向が見られた。また、昼休みの疲労回復に対する期待度により午前と午後の作業能力の変化幅に差が見られ、仮眠をした執務者、利用空間として食堂や休憩スペースを利用した執務者、昼休みの疲労回復に対する期待度が高い執務者は作業能力が向上していると申告する傾向にあった。
著者
吉岡 誠記 横山 真太郎 小口 智
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.34, no.146, pp.13-21, 2009
参考文献数
24
被引用文献数
2

わが国では人口構成の高齢化が進んでおり、今後、社会福祉施設を利用する数の増加が予想される。一方、近年では室内環境における微生物汚染が着目されており、例えば一般に易感染者とされる高齢者を中心とする社会福祉施設においては、重症かつ大規模な被害の可能性も考えられる。そこで、我々は札幌市東区にある老人保健施設を対象に、ビル管法で室内における濃度基準が定められている項目に加え、一般に室内空気汚染の指標として取り上げられることが多いと思われる室内浮遊微生物や自然放射性物質などを加えた項目を主要室内空気質として、その測定調査を実施し、その実態の調査を行った。この結果、冬期では非常に低湿度傾向にあることが確認された。続いて、このような低湿環境においては細菌やウィルスに対する抵抗力が低下すること多くなることが考えられるため、施設内感染対策に関連した室内空気環境における微生物制御を念頭に、加湿・滅菌複合システムの開発を行った。そして本システムの有効性の考察およびその活用法の具体的手順の提示を目的とし、同施設での導入実験を行い、湿度レベルの保持とともに浮遊微生物数の減少に効果がみられることを確認した。
著者
中山 哲士 石野 久彌 郡 公子 永田 明寛 長井 達夫 相賀 洋
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2004, pp.517-520, 2004

We measured the sensible and latent heat flux on the glass roof with water pond and the grass yard at the Oasis2l. The sensible heat flux on the water pond was 1/10 times larger than on the grass. The Bowen ratio is 2.0 on the grass and 0.2 on the water pond. And we suggested a possibility that the measurement of sensible heat flux above the void area using Scintillometer. The heat flux and temperatures around grass surface was calculated by numerical models. In as a consequence, the flux value was calculated almost properly. The thermal impacts of Oasis2l that the influence to the around thermal environment and radiant environment and so on are confirmed.
著者
井上 聡 村松 昭夫 高橋 直樹 小池 万里
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.225-228, 2016

<p>クオリティライフ21城北地区は「保健・医療・福祉の総合的エリア」として名古屋市が推進するプロジェクトである。現在、名古屋市立西部医療センター、陽子線治療センター、重症心身障害児者施設(ティンクルなごや)が開設され、平成23年より順次運用を開始している。 本報では、施設使用の初期段階から5年間の熱需要の状況、冷水製造の効率および省エネルギー運転の効果について報告する。</p>
著者
内山 聖士 植村 聡 鈴木 宣仁 丹野 真己 田尻 洋輔
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成28年度大会(鹿児島)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.169-172, 2016 (Released:2017-10-31)

バドミントン競技はネットを挟み非常に軽いシャトルを挟み打ち合う競技である。筆者らはペリメータにループ状のダクトを配し、ダクトの下面に均一な風量で吹き出せる構造を有する吹出口を設けた温度成層空調システムを山形県立こころの医療センターの体育館に導入した。夏は温度成層を形成し、コート内はバドミントン競技への影響が少ない気流であることを確認した。冬はバドミントン競技に影響を与えることなく快適な空間を形成することが出来た
著者
北原 博幸 上野 剛 宮永 俊之
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第3巻 空調システム 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.277-280, 2015 (Released:2017-11-15)

著者らはこれまでに、シミュレーションによって、住宅の断熱性能や外気温が異なる複数ケースを対象として連続・間欠運転を行うことによる消費電力、室温への影響の評価を行い、その結果、等級・外気温によらず、間欠運転(こまめな停止)よりも連続運転の方が好ましいという結果が得られた。本報では、断熱性能の異なる模擬住宅を用いて、冷房運転時におけるエアコンの間欠運転の挙動について実験による検討を行う。
著者
箕田 泰大 太田 亮平 横尾 昇剛 益子 暁弐
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.289-292, 2015

<p>本研究では奥日光エリア温泉施設を対象に、未利用エネルギーの一つである温泉熱を利用した排熱回収による給湯・冷暖房ヒートポンプ(以下HP とする)システムを導入した施設を実測し、結果を分析することで温泉熱利用システムの有用性を見出す。また一次エネルギー量・CO2排出量削減率の算出を行い、システム導入による直接的効果について検証する。</p>
著者
富樫 英介
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.39, no.204, pp.69-76, 2014

本研究の目的は、設備の年間エネルギーシミュレーションという用途において、実装が簡便で計算が速い、R32の熱物性値の計算法を開発することである。新たなPVT式を提案し、微積分操作により比エンタルピー、比エントロピーおよび比内部エネルギーを算出する方法を示した。R32の標準的な冷凍サイクルを前提に状態式の適用範囲を検討し、PVT関係、比エンタルピー、比エントロピー、ギブスエネルギーについて同時回帰を行うことで近似係数を推定した。また、簡単な冷凍サイクルの計算を行うことで、国際状態方程式との計算結果の比較を行い、提案した状態方程式の精度を評価した。圧縮仕事や冷却量に関しては誤差率5%未満で計算が可能であった。
著者
金子 元司 桜井 良一 加々井 千裕 五町 善雄
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成19年 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.1447-1450, 2007-08-24 (Released:2017-08-31)

This paper shows the field survey of the electric consumption and the analysis of its changing factors in a totally electrified housing complex.