著者
依岡 道子
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.271-278, 1986-03-01
著者
福田 金光
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.231-241, 1979-03-15
著者
松島 由美子
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.91-99, 1971-03-15

1) バラおよびツツジ花弁抽出液の食品染着性をみるため,食品試料として甘藷デンプン,可溶性デンプン,デキストリン,寒天,ミルクカゼインを用いて実験した結果,これら天然色素による食品の染着は可能であるが,食紅より若干染着性は劣る.2) ツツジ花弁抽出液でゼラチン,寒天,ミルクカゼインを着色した場合,色調の安定性を15日間室内および冷暗所に放置して観察した結果,肉眼的にはほどんど変化は認められなかったが,ツツジ花弁抽出液で着色した室内放置の寒天がわずかに褪色した.冷暗所放置のものは4ケ月後にも著しい変化は認められなかった.3) バラおよびナスより鉛塩沈澱法によって分離したアントシアン色素とツツジ花弁抽出液の300〜600mμにおける吸収スペクトルを測定した結果,バラは522mμに,ツツジは530mμと435mμに,ナスは540mμと418mμに吸収極大がみられた.4) バラ花弁抽出液のpHによる色調の変化を吸光度により測定したところ,PH2で510mμに吸収がありPH8.5で590〜600mμに少し吸収があって緑黄色となる.なおナスのアントシアンの場合は, PH0.3から2.9に変化すると吸収極大は530mμから580mμまで移行し,色調は赤紫から紺色に変化した.最後に終始親切に御指導下さいました本学の青木みか教授に深謝致します.
著者
荻野 千鶴子 古川 智恵子 加藤 恵子 後藤 喜恵
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.27-39, 1971-03-15

高校履習課程別による,被服構成および実習における履習教材や本学における知識技能差の調査結果をまとめると,1.中学における履習教材では1年活動着では,ブラウス,3年外出着として,ワンピースは90%以上の高率をしめし,2年休養着はパジャマよりゆかたを履習した学校が多かった.高等学校においては,普通課程ではブラウス,スカートの履習教材が多く,家政課程における洋裁はブラウス,スカート,スーツ,ワンピース,ベストが多く和裁においては羽織,帯,ゆかた等が多くみられた.本学短期大学の履習教材においでは3グループともブラウス,スカート,ワンピース,ゆかたを実習細目に取り入れている.また全国短大の集計も第一報に報告したように,ブラウス,スカートは100%を越え,ワンピースは62%の履習となっている.以上の点からみてブラウス,スカート或はやや下廻るがワンピースは中学校,高等学校,短大といずれの学校においても同じ教材を取扱っているが,果してたての関連はどうなっているだろうか,生徒学生の興味の上からもこれら重複教材の取扱い方について今後研究する必要があると思われる.また一方高等学校の履習課程の違いによる入学当初の能力の差をそのままにして,普通課程,家政課程の出身者を同一クラスにおいて授業を進める場合の指導法の問題点などが今後の取り組むべき課題と考えられる.2.学生の関心度では,3グループを通じAグループが最も意識層が高く,次いでBグループで,Cグループは各段階のばらつきがみられて,意識として低くそれぞれの目的とするグループの意識の傾向がすなおに出ていると考えられた.3.技能テストを統計的にみると,入学当初は家政課程出身者が3グループとも平均値が上位であるが,穴かがりの上達度においては普通課程の入学後の技能の伸びが,各グループとも顕著にみとめられたが,家政課程出身者は入学後の伸びがそれほどみられなかった.このことは45年度の巾広い技能テスト調査をまたなければ正確な傾向は把握できない.4.知識テスト結果でも入学時はA・B・Cグループとも,家政課程出身者の方が上位であることがみとめられたが,一年後のテスト結果では3グループとも統計的にみると普通課程と家政課程の間に差はなくなり,平均値ではむしろ普通課程が高く出現した.44年度の以上の結果から入学当初は,明らかに高校の課程別による能力差が認められたが引続き45年度も更に一層能力差とその移行状態を明確にするための調査を続行中であるが,現在本学では,普通課程,家政課程出身者を区別することなく,むしろクラスの殆んどを占める普通課程に規準を置いているために,家政出身者には当初足踏状態のものもあるのではないかとも考えられる.これを解決するための指導方法へ今後は研究を深めていきたいと思うのである.本研究にあたり,実験に御協力下さった本学家政科学生に厚く感謝する.
著者
南川 幸
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要. 家政・自然編 (ISSN:09153098)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.99-110, 1994-03-05

植物生態学や栽培植物と民族学の成果を総合した境界領域に新しい学説を展開された。そのなかで照葉樹林帯(Laurel forest zone)に住む民族間には数多くの共通の文化要素が存在することを指摘し,照葉樹林帯に住む日本民族の文化起源を求めるに当って,今なおかなりの伝統文化を温存継承していると評されている揚子江の東側(江南地方)の山岳地域から言責高原地方にかけて生活する少数民族による自治区の調査が有意義であり,そのいくつかの起源伝統が明らかにされることが期待されている。本学研究所はこれら地方の少数民族の諸習慣や文化について予備調査を実施してきた。我々はこれまでの東アジア南部高原植生調査の資料をもとに京都大学自然科学分野の研究者の協力を得て,少数民族生活圏の自然環境のうち生物界の基盤をなす植物界の現況について植物相及び植生調査を,日本列島の照葉樹林域南部にある北九州地方の植生の再点検よりはじめ,本格調査を韓国南部・浙江省(Zhejiang)・安徽省(Anhu1)・江蘇(Jiangsu)などの華中地方,福建(Fujian)・広東(Guangdong)・広西(Guangxi)・貴州(Gulzhou)の華南地方,雲南省・韓国南部をはじめとする中国西南地方について実施してきた。ただし,四季にわたっての調査は困難なため,植物の生育最盛季を選んで調査を実施した。今回は本研究所が食文化を中心に調査を行っている少数民族生活圏となっている雲貴高原の植物相・植物社会学的調査を実施した。雲貴高原の概観及び調査目標 空路昆明へ,空より言責高原に入ると一帯は地層線にそって浸蝕(eroslon)された裸地は各所に石灰岩(hmestone)の露岩群の散在した煉瓦色(Brick red color)の大地が果てしなく広がり,高原の頂部付近まで延々と等高線にそって段々畑が耕作され,樹林らしき緑地は,10数年前より言市松を主とした緑化(tree planting)を推進するための植林(afforestation)が進められているためか,集落(village)付近の緩傾料面のきわめて一部には疎ながら樹林地がみられる程度である(写真参照)。調査地域の雲南省から責州省にかけて広がる雲貴高原の一部をなす〓東高原一帯は資料の気温及び降水量の表及び分布図に示すように,概して1月(冬季)の平均気温は6〜8℃,春季は16〜18℃,夏季は19〜21℃,秋季は15〜16℃ほどのようである。また,地形の変化が大きいため,かなりの気温差がある。すなわち,年平均気温をみると高原部では13.7℃,山地になると7.1℃,南盤江をはじめ諸河川の河谷沿いの集落付近では20.3℃,冬季寒冷季の気温は高原部,5.7℃,山地部1.3℃,河谷域12.6℃を示し,夏季の気温は高原域18.1℃,山地域11.9℃,河谷域25.2℃を示し,年較差は高原域12.4℃,山地域10.6℃,河谷域12.6℃を示している。対象諸民族の生活環境について概観すると,この種族の主な居住地域は雲貴高原の東部で,東経104°〜108°,北緯24°〜27°の間にあり,地域は大部分標高400 m から1100 m の間に位置し,最低地域は谷底平地の標高240 m 前後の地域,最高丘陵峰になると2000 m を越えている。自後一帯は約2億2500万年前よりの地殻変動によって次第に隆起しけじめ,約300万年前の強烈な地殻運動により一挙に大幅に隆起して現在の石灰岩大地,雲貴高原の原型ができ,その後諸種の浸蝕変遷をへて現在,路南の石柱や元謀近くの土林奇峰に象徴される石灰岩地形を温存する雲貴高原が形成された。次に雲貴高原の植物相の概況として高原性の儒生低木群落(dwarf scrub),矮生低木(Krummholtz)を含む乾生草原(dry meadow),少数民族往地圏の農業地帯(agricultural region)及び農生態系(agro-ecosystem),周辺の緑披生態及びそれらの組成桂及び日本列島における照葉樹林帯植生との共通性などについての調査項目を目標として調査を実施した。また,この地方が照葉樹林帯域であることを植物相より追求すると共に照葉樹林の仮相群落(climax community)の残存地帯を求め,この帯の組成・皆層構造と日本列島,特に九州の同気温帯との相関性などについて調査することにも意を用いた。先づ矮生低木群落調査対象としてタチバナモドキ属(Pyracantha)のタチバナモドキ(Pyracantha angustifolia)やバラ科(Rosaceae)の種,ミカン科(Rutaceae)のフユサンショウなどを優占種とする植生と植物相,少数民族生活圏一帯の植物社会,植物相,生活基盤をなす農作物及び環境について雲南吉見明市・高明市・路南彝族自治県,貴州省の興義市を中心とする少数諸民族の生活圏内の一つの典型と評されている布依族圏の巴結鎭・馬峰鎭,杉脚村(ミヤオ族),六豊を中心とする低海抜の泯谷鎭をはじめとする地域の概況,作物原種を含む河畔湿性植生調査のため南盤江(興義近くの馬別河の頂效より上流域)の河畔湿性植生,照葉樹林の典型的な温存地域などについて得られた役料に基く調査を実施した。また,茸類が多発生し,食用に供しているらしいこと,菌類
著者
道家 春代
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要. 人文・社会編 (ISSN:09152261)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.262-254, 1989-03-10
著者
大野 庸子
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.147-153, 1973-03-15

名古屋市内の民間建設による,持家1戸建の鉄骨系プレハブ住宅について,実態調査を行ない居住性について分析を試み次の結果を得た.1)居住者は30才〜40才代の4人家族の勤労者世帯が多く,取得の時期はS40年以降に集中し,完工までに約5ケ月を要した.2)住宅規模に関しては,1住宅当りの平均敷地面積206.6m^2,延べ床面積73.9m^2,1人当りの平均畳数7畳,室数1.1室となる.延べ面積,畳数,室数共に家族人数が増加するにつれ,これらも増加するが1人当りに換算すると,逆に減少する.このことは家族人数が少ない程,住生活空間に余裕があることを示す.又,延べ面積の増加分は,居室空間と共有空間にそれぞれ,2/3と1/3の割合で配分されていることがわかる.3)台所はDKタイプの6畳が圧倒的頻度を示し,このことから食寝空間の分離が,大多数の家庭で実現していることが,うかがえる.4)便所は水洗式で腰掛式便器が1/4あり,使い悪さの点では和風より優位に立つ.5)押入は各室にほぼ一個所あり,物置も3〜4畳のものを過半数が設置している.ペンキ塗替えが良好な状態のもの約6割.6)室内環境では,暑さに対する不満が最も多く,次に音響があってうるさいことを上げているが,反面乾燥していでよい等の声もある.7)居住者のプレハブ住宅への志向性はまだ低い.終りにあたって,調査に御協力いただいた学生諸姉に深く感謝致します.
著者
古川 智恵子 木曽山 かね
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.13-27, 1970-03-15

名古屋地区における青年女子の肌色の季節による変化についてまとめると次のごとくである.(1)肌色のうち,色相については,四季および身体の各部位を通じて, 5.0YRおよび7.5YRが多く出現し,2.5YRおよび10.0YRの出現率は極めて低かった.(2)5.0YRおよび7.5YRの出現率について,季節別に比較すると,春と冬には5.0YRが7.5YRより多く出現し,夏には7.5YRが5.0YRより多く出現し,秋には両者がほぼ同数出現した.(3)5.0YRでは,7/4(L),6/3(B'),6/4(K),6/4(Q)が,7.5YRでは7.5/3(W'),7/3(P_3),5/4(V_1),5/2(V_2)が多く出現したが,季節別にみると,春と冬には高明度の側に,夏と秋には低明度の側に集中し,特に秋にその傾向が著しいと思われた.(4)統計的に考察した結果,肌色の明度は秋に最も低く,夏,冬,春の順に高くなり,また彩度は秋に最も高く,夏,春の順に彩度が低くなるといえる.これは,夏から秋にかけて日焼けするために肌色が黒っぽくなり,その後,冬から春にかけて,日焼けがとれていくため,肌色が白っぽくなることを示すものと思われる.また,肌色の色相については,秋に最も黄味を帯び,夏,春の順に赤味を帯びるものといえる.本研究にあたり,種々のご教示とご便宜を賜わりました本学家政科長広正義教授,ならびに実験にご協力いただいな本学大ロキミヨ助手,小島十九子助手,太田洋子助手および被験者としてご協力いただいた学生各位にあつくお礼申し上げます.(なお,この論文は昭和44年10月4日第20回日本家政学会総会において発表したものである.)
著者
加藤 恵子 近藤 章子
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.91-97, 1976-03-15

以上をまとめると, 1.入学式に着用した衣服は,スーツとブラウスの組み合せ,ついでワンピースが多くみられ,衿の型はブラウスは白衿つきカラー,ワンピースはショール・カラー,スーツ,ブレザーはテーラー・カラーが多く,袖口の型はブラウス,ワンピースはカフスつき,スーツ,ジャケットは普通袖が高率であった.またスカートの型はフレアー・スカート,オール・プリーツの裾幅が広く,丈は膝下10cmが好まれていた.2.アクセサリー類は「つけなかった」が約半数であり,主調色は茶,ベージュ,黒,緑が多く,柄についてみると無地が半数以上を占めていた。3.購入する場合のポイントは63.5%の人がデザイン,外観について重視していた.調製方法は既製服が約3/4を占め,専門店と百貨店で97%が購入していた.購入価格についでみると, 38,000円が最高で注文服であった. JIS規格による取り扱い絵表示を見たのは57.5%であった.4.1ヵ月間の着用状況についてみると,1人平均着用枚数は最高ブラウスの6.0枚,着用率はブラウス,スカートの94.7%であった.また日常の組み合せ衣服は三服種が51.6%であった.5.式服着用頻度は0回が27.4%みられ,そのうち「着用しなかった服種」はワンピースの69.2%と高率であった.以上の結果,ライフサイクル,すなわち「モードの寿命」が短くなりつつある中で,被服設計上,合理的,経済的な衣生活をすることが増々重視されなければならない.そのような点について今後深く研究を進めていきたい.本調査に御協力下さった学生諸氏に深く感謝の意を表します.
著者
末田 香里 磯口 由香里 梅村 優子
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.167-171, 1988-03-01

乳歯う蝕に関わる要因を明らかにする目的で,4才児の母親にアンケート調査を行った.有効回答160をう歯保有者と非保有者の2群に分けて,う歯予防の処置,子供の食べものの好み,親のおやつの与え方を比較した.その結果,1)歯磨きの仕方,フッソ塗布の普及率はう歯保有者と非保有者の間で差はなかった,歯科検診受診,デンタルフロスの使用率はう歯保有者の群で高かった.2)子供自身の食品の好き嫌い,市販のおやつの好みに両群で差は認められなかった.3)親のおやつを与える回数,時刻,市販のおやつの買い方,家庭で作るおやつの種類に両群で差は認められなかった.しかし,手作りおやつを与える留意点としてう歯保有者群においては非保有者群に比し,子供の好みが優先される傾向にあった.う歯保有者と非保有者群の間では親の意識に差があるのではないかと推測された.
著者
古川 智恵子 豊田 幸子
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.1-10, 1982-03-31

北設楽地方において,戦前までに着用された女の仕事着について調査した結果,農家の一日の生活時間は,生活即労働といっても過言ではない程で,農作業の場と日常生活の場を,明確に分けることは困難であった.したがって,女の人の仕事着はどの地域においても,家居の時や,仕事の種類によって丈を自由に調節し得る和服の長着物に腰巻,半幅帯のワンピース形態で順には手拭い,仕事によって前かけをつける点に共通性がみられた.これが仕事着の主流であり,又ふだん着の役目をも果していた.稲武町,設楽町,津具村地域では,上記形態に加え水田作業時には股引を,畑作,山仕事にはたつけやもんぺ等を着用する人もみられた.これらは足さばきや,腰の前屈身などの動作に適応する股下構造に機能的な工夫のみられる下半衣を着用する点に地域差がみられた.また袖の形態では,筒袖,鯉口はどの地域にもみられたが,てっぽう袖,平袖は東栄町,豊根村以外の地域にはみられなかった.このように,股引やもんぺにみられる股下のまち構造,および袖の形態がたすき1本にて容易にかえ得ること,袖下のみを縫い直すことによって袖形態を自由にかえ得ることの出来る経済性と簡易性,また着丈の調節のみで作業目的に合わせ,作業動作を機能性のすぐれたものにしていること等は,農村の人々が何代にもわたって着用し,その生活体験から改善,工夫を加えてきたものだけに尊く,その発想が現代のズボン式もんぺや作業衣の袖形態に連綿と受けつがれているのを見るとき,その当時の人々の生活の知恵に今更ながら感心させられるのである.今回の調査により,当時の自給経済の中で,綿を作り,糸を紡ぎ,染色し,布を織り,家族の者の着物を一手に引き受けて,裁ち縫いし,さらに農作業という重労働をも担ってきた女達の強さ,勤勉さにあらためて感銘を深めた次第である.引続き次報では第二次大戦以後,社会経済情勢の動きに伴う北設楽の農村変貌の中での仕事着について調査報告を行なう.