著者
十重田 裕一
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2010

制度:新 ; 報告番号:乙2293号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:2010/10/20 ; 早大学位記番号:新5471
著者
山本 武彦
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2001

平成13年度から開始した標記研究課題を達成するため、第一次資料と第二次資料の収集と分析を進めるとともに、研究成果の一部としてかつて発表した論文の補強・修正を行う一方、研究課題と深くかかわる現代の国際輸出統制問題と中国の関与に関して論文の執筆を行った。しかしながら、標記研究課題に関する収集資料は膨大にのぼり、また研究対象となるCHINCOMの活動期間が長期に及ぶため、資料を完壁に収集するに至らなかった。特にCHINCOMが消滅した1957年にまで遡って検証するには、関係者の残した日記・手記などの第一次資料の収集やヒアリングが不可欠と思われるが、日中貿易関係者や政府において輸出統制にあたった関係者のほとんどが他界した現在、これらの資料の収集には難渋を極めている。これらの資料の収集は、研究期間が終了した現在も継続して実施している。
著者
永村 真
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
1990

制度:新 ; 文部省報告番号:乙787号 ; 学位の種類:文学博士 ; 授与年月日:1990/6/19 ; 早大学位記番号:新1632 概要書あり
著者
瀬戸 直彦
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2004

本研究課題は,2005年9月に開催されるボルドー大学での「第8回国際オック語オック文学研究集会」(AEIO)で行なう発表に向けて,「写本テクスト学」の実践として,テクスト設定に問題をはらむトルバドゥールの1作品の研究を,収集したマイクロフィルムをもとに試みるものであった。具体的には,ラインバウト・ダウレンガの,Non chantで始まる作品について,とくにその27行目にひそむ問題をテクスト校訂の立場から,各写本の読みを検討し,従来提出されることのなかった私なりの読みを行なったのである。いくつかの写本によればla amorと,母音接続(イアチュス)を容認せざるをえなかった部分を,あらたにトルヴェールのコーパスをも含めた他の作品のコンテクストを徹底的に探索することによって,cel amor que…という読みを導き出したのであった。この内容を実際にボルドー大学において発表したところ,これを傍聴していたローマ大学のエンリコ・ジメイ氏より,同氏の母音接続にかんする詳細な研究の一端を知ることができた。それによると,私の例では,定冠詞laと,アクセントのない母音a-morとの母音接続であったが,この場合は,やはりイアチュスを認めるには不自然であり,写本伝承の過程でテクストが変質したものと考えることができる。ジメイ氏の調査はある程度は徹底的なものではあるが,コーパスとしてデ・リケールのアンソロジーを用いているために,各写本の読みの違いは考慮されていない。私のいう「写本テクスト学」の必要性をあらためて痛感している。この立場から,ラインバウトの同作品におけるセニャル(仮の名)の研究を,トルヴェールのクレテイアン・ド・トロワの一作品と比較し,写本間におけるテクストの異動の重要性に着目した(大学院研究紀要における日本語論文)。また,ラインバウト・ダウレンガの作品とは別に,ペイレ・カルデナルの「寓話」一篇のあたらしいテクストと解釈を提示してみた(リケッツ教授献呈記念論文集)。ここでは,従来検討されてこなかった,アルスナル写本の読みをも考慮したテクスト設定を試みた。
著者
野村 雅昭
出版者
早稲田大学
雑誌
早稲田大学日本語研究教育センター紀要 (ISSN:0915440X)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.149-162, 1998-06-10
被引用文献数
1
著者
松木 正恵
出版者
早稲田大学
雑誌
早稲田大学日本語研究教育センター紀要 (ISSN:0915440X)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.27-52, 1990-03-25
被引用文献数
1

いくつかの語か複合してひとまとまりの形で辞的な機能を呆たすものを「複合辞」とする考え方は, 昭和27年に永野賢氏によって提唱された.本稿では, 永野氏の考察を出発点として, 明治20年代以降の資料から用例を収集し, 複合辞の認定基準及ぴ複合辞性の尺度を新たに設定することを試みた.まず, 複合辞を形態により以下に分類する.(1)第1種複合辞(助詞・助動詞のみが二つ以上複合した形-「からには」「ては」等)(2)第2種複合辞(形式名詞を中心にした形-「ものだから」「ところで」「ことだ」等)(3)第3種複合辞(形式用言を中心にした形-「なけれぱならない」「にようて」「といえども」「てもいい」「たらだめだ」等)認定基準は(1)・と(2)(3)では異なり, (1)は, I 形式的にも意味的にも辞的な機能を果たしていること.II 形式全体として, 個々の構成要素の合計以上の独自な意味が生じていること.の二つを満たしたものとし, (2)(3)は, (1)のIのほかに次の二つを満たしたものとする.II^°中心となる「詞」は実質的意味が薄れ, 形式的・関係構成的に機能していること.III^°II^°の語に他の辞的な要素等が結合して一形式を構成する場合, その要素の持つ意味がII^°の語に単に付加され準ものではなく, 形式全体として独自の意味が生じていること.また, 複合辞性(複合辞らしさ)の尺度としては次の三点が挙げられる.(i)構成要素の緊密化の度合い(交春・挿入・省略が可能か否か)(ii)形式名詞・形式用言の形式化の度合い(iii)形式用言の文法範疇(活用・肯否・テンス・丁寧体等)喪失の度合い まず基準を用いて複合辞を選定した上で, 尺度を適用して複合辞性の高低を吟味するという新たな手順を踏むことによって, 多様で曖昧な境界領域である複合辞か多少とも解明できるのではないかと考えている.
著者
立脇和夫
出版者
早稲田大学
雑誌
早稲田商学
巻号頁・発行日
no.397, 2003-06
著者
草柳 千早
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2008

制度:新 ; 報告番号:乙2166号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:2008/4/16 ; 早大学位記番号:新4823
著者
仁井田 千絵
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2012

制度:新 ; 報告番号:甲3623号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:2012/3/15 ; 早大学位記番号:新5977
著者
鈴木 晶夫
出版者
早稲田大学
雑誌
早稲田大学人間科学研究 (ISSN:09160396)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.61-73, 1995-03-25
被引用文献数
6

There are so many factors that have effects on facial recognition. We used three kinds of "Noh" masks, "Masu", "Chuujou", and "Fukai", to investigate the effects on facial recognition by changes in the shaddow of view of the masks. This study investigated two points, the relation between the shaddow of the face of "Noh" masks and the selection of emotional categories on facial recognition; and changes of impressions of the "Noh" mask due to changes in the shaddow of the mask. The results of ANOVA showed statistically significant differences in conditions of the shaddow and the kind of "Noh" masks. The selection of emotional categories and the changes of impression on each "Noh" mask depends not only on the shaddow, but on the combination of the kinds and the shaddow of view of the "Noh" mask. In the case of masks having some features in the facial shapel (e.g. a dimple, wrinkles), the features have effects on the selection of emotional categories and impressions of the "Noh" mask.
著者
尾形 哲也
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2000

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1425号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2000-03-2 ; 早大学位記番号:新2943 ; 理工学図書館請求番号:2428
著者
加藤 大鶴
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
pp.1-309, 2015

早大学位記番号:新7239
著者
井下田 貴子
出版者
早稲田大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2020-04-01

非母語話者は「学習言語の文脈」において、「学習言語の音素」を「母語の音素」で代用することが多々あり、このことが原因で、発音の誤りや異聴の可能性が高まることはよく知られている。中国人日本語学習者の場合、日本語の「う」「お」を後続母音とする半母音「ゆ,よ」において、「う」と「お」の識別の混同が、音声生成・知覚の両面で観察される。本研究では、半母音・拗音における母音と子音の音響特徴量に着目し、中国人日本語学習者の知覚識別境界および識別の手掛かりを探る。
著者
カラーヌワット タリン
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
pp.1-180, 2017

早大学位記番号:新7763