著者
松尾 雄ニ
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.68, no.9, pp.966-970, 2014 (Released:2014-10-29)
著者
大澤 史伸
出版者
養賢堂
雑誌
農業および園芸 (ISSN:03695247)
巻号頁・発行日
vol.88, no.3, pp.382-391, 2013-03

厚生労働省では,「障害者の雇用の促進等に関する法律」(以下,障害者雇用促進法と記述する。)に基づき,1人以上の身体障害者又は知的障害者を雇用することを義務づけている事業主等から,毎年6月1日現在における身体障害者,知的障害者及び精神障害者の雇用状況について報告を求めている。2012年11月14日現在における同報告では雇用障害者数は,38万2,363人と過去最高を更新した。このことを受けて,小宮山洋子厚生労働大臣は,2012年5月23日,現行の法定雇用率1.8%から2.0%に引き上げる案を労働政策審議会の分科会に諮問した。分科会は同日,妥当と答申し,6月中にも政令改正を閣議決定し,2013年度から新しい雇用率が適用される見通しになった。しかし,民間企業(56人以上規模の企業)をみると,法定雇用率1.8%に対して実雇用率が1.69%であり,法定雇用率未達成企業は,53.2%と依然,民間企業における障害者雇用は進んでいるとはいえない状況である。
著者
大成 清
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.68, no.7, pp.741-746, 2014-07

コリンは成書にいろいろな説明がなされている。その1つは無色,強粘な液体で潮解性を持つ。水,アルコールによく溶ける。強塩基性で,空気中から炭酸ガスを吸収する。多くの動植物性組織に存在するが,リン酸や脂肪酸などと結合して,レシチンやスフィンゴエミリンと呼ばれるリン脂質となって,脳,卵黄,肝,腎,心臓などに含まれる。動物に蛋白質の少ない,脂肪の多い食物を与えると脂肪肝が起こるが,コリンはこれを防ぐ作用がある。2番目の説明は,ビリノイリン(bilineurine),シンカリン(sinkalin)ともいう。細胞膜の浸透圧の調節,ビタミンB12複合体の一つとして抗脂肪肝因子作用,アセチルコリンとして血圧調節および神経伝達に関与する。欠乏すれば肝臓における多量の脂肪蓄積や腎臓の病変などを招く。3番目の説明を見ると,コリンは脂質の代謝,神経刺激の伝達に関与するリン脂質,およびアセチルコリンの1構成成分である。またコリンは多くの代謝過程に関与するメチル基の供与体でもある。なお,メチオニンを節約し,脂肪肝,出血性腎炎の防止にも有効であるとしている。
著者
遊佐 陽一
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.94, no.5, pp.398-405, 2019 (Released:2019-09-11)
著者
真坂 一彦
出版者
養賢堂
雑誌
農業および園芸 (ISSN:03695247)
巻号頁・発行日
vol.91, no.5, pp.518-533, 2016-05

北海道における代表的な蜜源はニセアカシア,シナノキ,そしてクローバーであり,それにアザミ,キハダ,ソバ,トチノキと続くなど,蜜源の多様性が高い。この主要7蜜源植物だけでみると,樹木蜜源は66.6%を占め,さらに森林性のアザミを加えると75.6%に達することから,北海道では森林が重要な蜜源となっているといえる。道内における蜜源植物の分布には,植生や土地利用の在り方を反映した地域性がみられる。ニセアカシアは道央の旧産炭地に多く,シナノキを対象とした蜂群数は原生的な森林が残っている道北やオホーツクで多い。蜜源の多様性や地域性を生む背景には,明治まで過度な山林利用がなかったことや産炭地だったという歴史的要因,そして冷温帯林~北方林に特有の樹種構成などの気候的要因が指摘できる。日本全体でも蜂蜜生産量が多いニセアカシアは,侵略的外来種として外来種問題の俎上に載ったが,ミツバチが果樹野菜のポリネーションに欠かせないことから,2015年,産業管理外来種に指定された。シナノキは林業上,重要な樹種でもあり,戦後,広葉樹林の伐採が進んだことで蜂場の小規模化・分散化がすすみ,ヒグマ被害を誘発したと考えられる。
著者
秋葉 和温
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.69, no.3, pp.267-272, 2015-03

○和歌山市: (1) 近畿地区獣医師大会に出席した。宇治→京阪電車で淀屋橋→ここから御堂筋線で難波→南海線で和歌山駅→バスで県庁前の市民会館。終了後,和歌山城に登る。(2) 鳥取のクラス会が和歌山市の教職員宿舎で開かれ出席した。有馬先生も元気に出席された。その前に少し南の三井寺に参拝した。翌日,和歌の浦方面,北の根来(ねごろ)寺にお参りした。昼食後に解散となり,私は粉河寺,華岡青洲の家などを訪れ,五条→大和高田→奈良→宇治→黄檗下車,バスで帰宅した。○高野山: 陸軍獣医部の紫陽会主催の会合が高野山の宿坊であり,その世話を奈良県在住の小山方玄君がしたというので,出席した。宇治→近鉄特急で吉野口→ここからJRで橋本駅→ここで南海電鉄で高野山口下車→バスで会合の宿坊に行く。1泊した。何箇所かのお寺を拝観し,奥の院にもお参りした。ここで高野槙を購入した。500円だった。この木は今も我が家の庭にある。行きに吉野口でのJRへの乗り換えに時間がかなりかかったので,帰りはコースを変えた。このほうが,料金も安かった。南海電鉄で難波→御堂筋線で淀屋橋駅→京阪電鉄に乗り換え三室戸駅→バスで帰宅した。
著者
山本 晃
出版者
養賢堂
雑誌
機械の研究 (ISSN:03685713)
巻号頁・発行日
vol.38, no.9, pp.p1023-1026, 1986-09
著者
川瀬 成吾 小西 雅樹 上原 一彦
出版者
養賢堂
雑誌
農業および園芸 (ISSN:03695247)
巻号頁・発行日
vol.93, no.9, pp.808-822, 2018-09

淀川流域は日本最古の湖・琵琶湖を主水源に持ち,広大な氾濫原環境を有するという地質的・地理的要因から,生活史のすべてを淡水域で過ごす純淡水魚類の種数が河川としては日本でもっとも多いことで知られる。当流域には,天然記念物のイタセンパラやアユモドキParabotia curtus,固有のヨドゼゼラBiwia yodoensisやヨドコガタスジシマドジョウCobitis minamorii yodoensisなどの河川の氾濫によって生じた河川本流の周囲に広がる水域を好む魚類(=氾濫原性魚類)が多く生息し,上流の琵琶湖流域とは異なったユニークな生態系を有している。しかし,淀川の在来魚類は1960年代から水質汚濁,1970年代から河川改修による河道の水路化,ワンドやタマリの消失などによって激減している。さらに,2000年代に入り,オオクチバスMicropterus salmoidesやブルーギルLepomis macrochirusを中心とした外来魚類が急増し,イタセンパラやヨドゼゼラなど在来魚類の激減に拍車をかけている。1970年代から10年に1度実施されている淀川全域調査によると,1990年代までは総採集個体数に占める外来魚類の割合は2%未満だったものが2000年以降30%前後まで激増し,在来魚類の数は激減している。大阪府および京都府版レッドデータブックにリストアップされている淀川流域産魚類から減少要因を抽出すると,外来魚類がそれぞれ3番目および2番目に多く挙げられる状況となっている。私たちは川瀬ほかで淀川流域の外来魚類について網羅的に調査し,近年の分布や生息状況について初めて包括的に報告した。コクチバスMicropterus dolomieuの分布拡大やチャネルキャットフィッシュIctalurus punctatusの淀川での初報告,アリゲーターガーAtractosteus spatulaの生殖腺の発達が確認されるなど,従来のオオクチバス,ブルーギルに加えて新たな脅威が迫っている。
著者
唐沢 豊
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.51, no.10, pp.1109-1117, 1997-10
被引用文献数
1
著者
唐沢 豊
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.51, no.6, pp.673-677, 1997-06
被引用文献数
1
著者
樋口 太重 宮坂 典利
出版者
養賢堂
雑誌
農業および園芸 (ISSN:03695247)
巻号頁・発行日
vol.88, no.4, pp.427-432, 2013-04

近年,家畜排泄物およびその堆肥化過程で発生する悪臭は,周辺住民の猛烈な反発を招き,畜産業の存続を左右しかねない深刻な問題にも発展する。悪臭は他の環境問題と異なり,人間の臭覚で判断されることから,ひとの思考や体調などの影響を受けやすい厄介な問題である。畜産から発生する悪臭成分は,悪臭防止法で定められる22物質のうち,アンモニア,トリメチルアミン,低級脂肪酸(プロピオン酸など4種類),硫黄化合物(硫化水素など4種類)が主体となろう。今後,悪臭成分の除去など畜産排せつ物の適正な処理は,地域住民に安心・安全の生活環境を与えるばかりでなく,有機物資源の有効利用など地域の物質循環に役立つと考えられる。本稿では悪臭成分除去の視点から,人間による悪臭成分の感知,アンモニアの無臭化と微生物,完熟堆肥を利用した無臭化堆肥の試みについて,若干の知見に基づいて述べる。
著者
佐藤 充克
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.93, no.4, pp.296-308, 2018 (Released:2018-06-15)
著者
野口 弥吉
出版者
養賢堂
雑誌
農業および園芸 (ISSN:03695247)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, 1956-01
著者
野口 弥吉
出版者
養賢堂
雑誌
農業および園芸 (ISSN:03695247)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.81-84, 1954-01
著者
野口 弥吉
出版者
養賢堂
雑誌
農業および園芸 (ISSN:03695247)
巻号頁・発行日
vol.28, no.11, pp.1357-1360, 1953-11
著者
野口 彌吉
出版者
養賢堂
雑誌
育種研究
巻号頁・発行日
no.4, pp.105-112, 1950-12
著者
佐子田 嘉明 後藤 尚也 石橋 晃
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.65, no.3, pp.369-375, 2011 (Released:2012-12-03)
著者
村上 律雄
出版者
養賢堂
雑誌
農業気象 (ISSN:00218588)
巻号頁・発行日
vol.41, no.4, pp.375-381, 1986