著者
小山 良太
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 = Animal-husbandry (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.103-112, 2012-01 (Released:2012-12-03)
著者
大山 卓爾 横山 正 安藤 象太郎
出版者
養賢堂
雑誌
農業および園芸 = Agriculture and horticulture (ISSN:03695247)
巻号頁・発行日
vol.84, no.1, pp.203-212, 2009-01 (Released:2011-03-05)
著者
中野 明正 安 東赫
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.91, no.10, pp.997-1004, 2016 (Released:2017-04-06)
著者
黒上泰治編著
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
1962
著者
黒上泰治著
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
1956
著者
桑田義備著
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
1937
著者
向井 利明
出版者
養賢堂
雑誌
農業気象 (ISSN:00218588)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.157-164, 2002-09-10

*平均気温は東・西日本と南西諸島で高く、北日本で平均並 *北日本の冬の低温 *春の少雨 *夏は東日本以西で高温 *早い梅雨明け(東日本、東北南部)、7月の記録的な高温と少雨、8月は北冷西暑 *秋は東・西日本太平洋側などで多雨 冬には北日本は1987/88年冬以来13年ぶりの低温となり、北日本日本海側の降雪量も多くなった。春は気温の変動が大きかったが、南西諸島を除き高温となった。また、北・東・西日本では高気圧におおわれることが多く、少雨となった。南西諸島では多雨・寡照だった。夏の気温は北日本で平年並、東日本以西で高くなった。梅雨明けは東日本と東北南部で平年より2週間以上早く、7月は東日本などで記録的な高温と少雨になった。8月にはオホーツク海高気圧などの影響で北日本で低温となる一方、西日本・南西諸島では高温が続いた。秋には台風や低気圧の影響で東日本以西で多雨となった。年平均気温は北海道や東北の一部で平年を下回り、そのほかの地方では平年を上回った。東日本以西では平年を0.5℃以上、上回るところがあった。年降水量は南西諸島と西日本、関東甲信、北海道の一部で平年を上回り、そのほかの地方では平年を下回るところが多かった。年日照時間は東日本と西日本では平年を上回り、北日本と南西諸島では平均を下回るところが多かった。
著者
長田 隆
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.64, no.3, pp.357-361, 2010 (Released:2011-03-28)
著者
松木 順子 熊倉 克元 石橋 晃
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.64, no.4, pp.463-467, 2010-04

飼料学。飼料原料。イネ科スズメガヤ属の一年生作物。エチオピア独特の雑穀で、栽培起源も同国である。祖先野生種は世界の温帯、亜熱帯、熱帯に広く分布するオオニワホコリであるという説が最も有力である。これは日本でも平地の草原や畑地に雑草として生えている。草丈は30〜150cm、穂はよく分枝して広がるものからコンパクトなものまで、様々な型のものが見られる。8週間から約6ヵ月程度で成熟する。脱粒性のものが多い。種子は非常に小さく、長さ1〜1.5mm、幅0.8〜1mm程度で、イネ科穀物のうちで最小である。テフの呼び名はアムハラ語で「見失ってしまう」のという意味の語に由来する。2n=40の四倍体である。種皮色によって白色種子と赤色種子の品種群に分類される。エチオピアでは、製粉してインジェラと呼ばれる半発酵の薄焼きパンにする。わらは牧草としての利用があり、ケニア、南アフリカ、オーストラリアでも栽培される。鉄分、マグネシウム、リンなどのミネラル分が豊富で、セリアック病を起こすグルテン画分を含まないことから注目されている。
著者
村上 圭一 後藤 逸男
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.82, no.12, pp.1290-1294, 2007 (Released:2011-01-20)

農業生産者が土壌の性質に合わせた土壌改良や施肥を行うための手段として、土壌診断が奨励されている。しかし、生産現場では必ずしも土壌診断が土づくりに貢献しているとは言い難い。筆者らは全国各地の野菜生産地において土壌診断調査を行い、かつては生産性が低かった日本の土が現在どのように変化しているか、あるいは農業生産者が土づくりに対してどのような意識を持ち、どのような土づくりを実践しているかなどについて調べてきた。ここでは、土壌のリン酸過剰がアブラナ科野菜根こぶ病の発病を助長するメカニズムを紹介する。
著者
土屋 明彦
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.63, no.1, pp.94-98, 2009-01

昭和の伝統を発する追進農場から「開かれた学校」を目指す平成の組織改革に至る。愛知県立農業大学校は、農商務省愛知種馬所(明治43年)、愛知県種畜場(大正13年)を経て、昭和9年に追進農場として創設されました。現在でも正門は愛知種馬所を残す馬頭道と称する道路に面し、樹齢100年余の松並木の中に、当時の近代建築の追進館講堂(昭和10年)、追進資料室(昭和16年)が建っています。追進館といえば、朝の連続ドラマ(NHK)「純情きらら」の撮影が行われ、追進館に入ると主演の「宮崎あおい」ふんする桜子がピアノを弾く様子や、当時の追進農場で学ぶ学生の様子がセピア色に浮かんでくるようです。以来、農業後継者の育成を目的とした追進営農大学校となり、昭和59年に農業改良普及員等の農業技術指導者の養成を目的とした農業技術大学校を加え、今日の総面積38.99haの愛知県立農業大学校となりました。平成15年には中央教育棟が建設されました。現在、教育部農学科(岡崎キャンパス)、同研究科(長久手キャンパス)、研修部の2部2科制で構成され、「若者に夢と希望を抱かせる学園」、「開かれた農業大学校」を目指しています。平成20年度は、多岐の社会情勢からより魅力ある学校とするため学校教育法に基づく「専修学校」となり、それにより卒業者には「専門士」の資格が与えられるとともに、4年制大学への編入が可能となりました。
著者
竹内 正博
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.62, no.1, pp.60-64, 2008-01

鶏肉業界は、ブロイラーの家畜福祉(肉用鶏の福祉)制度「農場検査制度(農林水産省)」を、行政と獣医師会の協力を得て、中長期的「2012年頃(2017年完全実施)」に導入して、国際的な高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)対策と消費者が求める「鶏肉と生鳥への安全と安心への新しい価値観」に対応していく方向性にある。育種改良と飼料増産とともに発展してきた世界の鶏肉業界は、サルモネラ、HPAI、新型インフルエンザ等の世界的問題に直面している。解決策として、欧州連合(EU)の企業と行政は、「肉用鶏の福祉」をHPAIとサルモネラ対策、そして、消費者は経済価値と位置付けようとしている。この海外の動きに対して、農林水産省も平成20年度に「ブロイラー飼育管理指針」の検討と翌年度に指針の検証に動き出した。HPAIとサルモネラ予防の社会的責任を果たすための大型国家予算と消費者の協力で、国産鶏肉業界も2010年採択予定の「鶏舎と飼育管理に関するOIE(世界動物保健機構)動物福祉ガイドライン」に対応する「ブロイラー飼育管理指針」に沿って、育種と養鶏場の改善とともにISO22000導入準備を進める必要がある。
著者
平 智 山本 貴子 丹野 ゆか
出版者
養賢堂
雑誌
農業および園芸 (ISSN:03695247)
巻号頁・発行日
vol.91, no.7, pp.711-717, 2016-07

一般に果実の食味を左右する主な要因は,糖度(糖または可溶性固形物含量)と酸度(有機酸または滴定酸含量)ならびにそれら両者のバランスであるといわれる。そのバランスの指標としてしばしば糖酸比(糖度/酸含量)が用いられる。人間の味覚は,糖が持つ甘味に対しては寛大で,糖含量が高いほど嗜好度は高まるが,酸味に対しては厳しく,ある濃度を限界にしてそれ以上になると嗜好性が急激に低下するといわれている。ただし,どの程度の糖酸比がよいかは果実の種類や品種によって異なる。一方,1個の果実でもその品質は一様ではなく,果肉の部位によってかなり異なることが知られている。例えば,ニホンナシ'二十世紀'の可溶性固形物含量は,果梗部付近の果肉より果頂部付近の方が,また,果心部より果皮に近い部位で高く,赤道部付近の果皮と果心との中間部位の果肉で果実全体の平均値に最も近いといわれる。モモ'白鳳'では,中心部付近より周縁部付近の,果梗部より果頂部側の果肉の可溶性固形物含量が高い傾向が認められる。さらに赤道部の果肉についてみると,縫合線付近で低く,縫合線から離れるにしたがってしだいに高くなるが,縫合線の反対側では再び低くなるという。リンゴ5品種('つがる','スターキング・デリシャス','ジョナゴールド','陸奥'および'ふじ')の可溶性固形物含量は,果心側から果皮側に向けて,'ジョナゴールド'以外の品種ではこうあ部から果頂部に向けて高まること,また,滴定酸含量は果頂部およびこうあ部で高く,赤道部に向けて低下し,最も低くなる部位は果皮側から果心側に向かうにつれて果頂部側からこうあ部側へ移行するという報告もある。しかし,その他の種類の果実や品種についてはあまり明らかではない。本報告は,数種類の果実を対象にして,果肉の部位の違いが品質に及ぼす影響について調査した結果を取りまとめたものである。
著者
村松 昇
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.90, no.1, pp.12-17, 2015 (Released:2015-05-14)
著者
高橋 淳根 田中 清明 鈴木 裕之
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.63, no.6, pp.611-615, 2009-06

1次発酵乾燥粉末30〜40%に対して副資材は木質破砕物を60〜70%混合し、DB菌を添加した2次発酵肥料の品質を調査したところ、下記のような結果を得た。(1)魚臭ほとんどなくなり、低水分で清潔感が増し使用しやすい。(2)適度の肥料分と微量要素がバランスよく含有している。(3)肥料中にDB菌1g中10(4)個が含有し、ほ場へ移植されるため、根張り、作物生育促進、病虫害防除および連作障害を予防する。(4)DB菌・土壌改善により地力が高まり、作物の品質向上および収穫量が増加する。(5)作物の長期保存による品質低下を防ぐ。(6)人畜無害である。
著者
松尾 雄二
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.69, no.9, pp.835-840, 2015-09

「文献にみる牛肉料理について」により,南蛮系料理として黄飯・なんばんれうりarros com vacca,くじいとcozido,ひかどpicado,オランダ系料理の牛かんfrikkadel,卓袱料理コヲル,南瓜料理などに牛肉が入れられたことを文献等で示した。その中で,牛肉などを煮る鍋物料理として「くじいと」に注目する。くじいと(くしいと)はポルトガル語ではコジートcozido,スペイン語でコシードcocidoとされ,茹でる・煮る意味である。コシードは,セルバンテスの「才智あふるる郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ(会田訳)」の冒頭に「名は思いだしたくないが,ラ・マンチャのさる村に,さほど前のことでもない,槍掛けに槍,古びた楯,痩せ馬に,足早の猟犬をそろえた,型のごときひとりの郷士が住んでいた。昼は羊肉よりも牛肉を余分につかった煮込み,たいがいの晩は昼の残り肉に玉ねぎを刻みこんだからしあえ」とあり,「羊肉より牛肉を余分につかった煮込み(鍋); Una olla de algo mas vaca que carnero」のオジャolla(深鍋)は,後にコシードcocido(茹でる・煮るの意味)となり,料理道具ollaから料理法cocidoに変わったとされる。当時は羊肉が高価で,農耕等で使役した年老いた牛の肉を食べていたと言うことで,ドン・キホーテは貧しかったとされる。コシード(コジート)は,最初に,肉などの煮込み部分(西洋風おでんと称される)を食べ,残った煮汁にパスタを入れて食べられることもある。なお,オジャollaは日本の鍋料理の締めのおじや(雑炊)になったとの俗説があり,以下の状況により一概に俗説とばかりは決めつけられない。このコシードが南蛮から伝えられ,日本料理化したものがくしいと(くじいと)であると推定される。
著者
東尾 久雄
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.82, no.7, pp.779-783, 2007 (Released:2011-01-20)
著者
小池 寿男
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.27, no.8, pp.981-984, 1973 (Released:2011-03-04)
著者
祐森 誠司 池田 周平
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 = Sustainable livestock production and human welfare (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.69, no.12, pp.1034-1036, 2015-12

マウス,ラットならびにウサギは,ヒトや家畜などの代替え動物として様々な実験に供試されている。近年では,小型であることと鳴き声がうるさくない等の理由で愛玩動物としての飼育も増加している。飼育スペースは金属製の床面がメッシュタイプとなったケージあるいはプラスチック製の水槽型で木材チップや紙切れなどの敷料を用いて尿を吸水するものが汎用されており,尿や溢れ水で体躯が濡れないように配慮されている。飼育管理において排せつ物や汚損した敷料の交換は,毎日取り組まれるものの,その程度によって多数を同時に飼育する施設では,動物種固有の体臭や排せつ物に由来するアンモニアガスなどの悪臭が発生する。アンモニアガスは尿中の尿素がウレアーゼによってアンモニアに転換され,揮散することが知られており,揮散するアンモニアは悪臭としての問題だけでなく,眼鼻や呼吸器に炎症を起こし,哺乳動物の最小致死濃度は5000ppm/5minと毒性の高いものである。よって,アンモニアガスによるダメージを管理者や動物が被らないように飼育施設において一般的にアンモニア濃度は20ppm以下に規制されている。