著者
山本 恵梨子 平野 美千代
出版者
一般社団法人 日本公衆衛生看護学会
雑誌
日本公衆衛生看護学会誌 (ISSN:21877122)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.3-11, 2019 (Released:2019-04-26)
参考文献数
22

目的:症状が進行しつつある在宅パーキンソン病(PD)療養者がとらえる生活の中での主体性を明らかにすることを目的とする.方法:60歳以上でYahr II~III度の在宅PD療養者10名を対象に半構造化面接を実施し,質的記述的分析を行った.結果:在宅PD療養者がとらえる生活の中での主体性は,【体が全く動かなくならないようできる範囲で予防する】,【症状の変動に制限される中で1日の生活を形づくる】,【家族の力を借りながら自分にできることをする】,【今の自分が送る普段通りの生活を続けたいと願う】,【PDの進行への不安や体のつらさにふたをして心を安定させる】,などの7カテゴリで構成し,主体性の中心として《未来の自分からは目をそらしPDから今ある生活と自分らしさを守る》ことがあった.考察:PD療養者は自分らしさや今ある生活の維持を大切にしており,療養者の主体性はPDの進行から自分の生活を守ることであると示唆された.
著者
小沢 一仁 Kazuhito OZAWA 東京工芸大学大学工学部基礎・教養
雑誌
東京工芸大学工学部紀要. 人文・社会編 = The Academic Reports, the Faculty of Engineering, Tokyo Polytechnic University (ISSN:03876055)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.94-106, 2000

The purpose of this study was to understand the concept of Identity Understanding the concept of Identity for self-understanding, it was pointed out that Identity was "I" was "Me." What is "I"and what is "me?". It pointed that "I" was the heart, the soul of a person and "me" was the physical person, with all of one's environment, personality, limits, destiny, and potentials that lay within. And a person had some "ibasyo"-places in a society". It was discussed that in the places In a society he or she had a sense of identity.

1 0 0 0 新日本文学

著者
新日本文学会 [編]
出版者
新日本文学会
巻号頁・発行日
vol.25(5), no.274, 1970-05

1 0 0 0 OA 泰西訓蒙図解

著者
田中芳男 訳
出版者
文部省
巻号頁・発行日
vol.下, 1871
著者
宇井 睦人
出版者
順天堂大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2020-04-01

医療におけるデジタルテクノロジー関連の補完代替療法についてはその研究が少なく、「仮想現実(Virtual Reality;VR)」が臨床現場における患者・家族に及ぼす影響は不明である。本研究は緩和ケア対象患者とその家族のより良い心のケアの発展を目的に「実際に旅をしているようなVR;VRトラベルが患者・家族ケアに有用である」との仮説の実証を行う。具体的には既存の映像視聴を比較対象として、VRトラベルを同時視聴した患者とその家族に対して、主観的質問紙に加え、唾液中のストレス関連ホルモンを測定することで客観的かつ生理学的な分析で実証する。本研究によりVRトラベルの患者と“家族ケア”の効果を証明する。
著者
向井 佑介
出版者
東洋史研究会
雑誌
東洋史研究 (ISSN:03869059)
巻号頁・発行日
vol.68, no.3, pp.516-528, 2009-12