2 0 0 0 OA 世界猟奇全集

出版者
平凡社
巻号頁・発行日
vol.第7巻, 1931
著者
島薗 進
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.431-448, 2004-03-31

バウマンやベックのように, 「ポストモダン」や「第2の近代」の特徴を「個人化」という概念を手がかりとして捉えようとする戦略は有効であるが, その場合, 新たな宗教性が活性化したり, 宗教が新たに公共領域への関与を強めるといった現象をどのように理解するかという課題が生じる.先進国におけるスピリチュアリティの興隆の現象を, (1) 死生のケアに関わるスピリチュアリティの興隆と, (2) セルフヘルプ的なネットワークの拡充から考察する.1980年代以降の日本では, 死生の危機に直面する人々の精神的支え合いのネットワークや, 嗜癖者や障害者同士が相互扶助的なネットワークを通してスピリチュアルな体験を得て元気づけられていくセルフヘルプ運動が目立った.これらは個人化した社会に住む「個人の宗教化」の傾向を示すものだが, 他方, 視野を世界に広げると, 普遍的な連帯の構築をよびかける救済宗教も「原理主義」や「カルト」などの形をとって発展してきている.社会の個人化に対して, 宗教的共同性を正面から掲げて, 公共空間に声をあげていこうとするものである.だが, これほど鮮明ではないとしても, 個人的なスピリチュアリティを掲げる勢力も, 環境問題, 生命倫理問題など公共的な論題に声をあげようとしている.社会の個人化は個人の宗教化を生み, 公共空間への新たな宗教性の参与をも招いている.
著者
坪 敏仁 西村 雅之 橋場 英二 大川 浩文 石原 弘規 廣田 和美
出版者
一般社団法人 日本東洋医学会
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.64, no.4, pp.212-215, 2013 (Released:2013-11-19)
参考文献数
14

発熱は中枢神経障害に悪影響を与える。心停止後の中枢神経保護のため軽度低体温療法を施行し,施行後中枢性発熱を見た症例に黄連解毒湯を投与し,その体温に及ぼす作用を検討した。対象は7例で,低体温療法から復温後の発熱を認めた時点から,黄連解毒湯を胃チューブから計48回投与した。著効1例,有効5例,無効1例であった。体温低下は投与初期に著しく,最大低下体温は39.1 ± 0.7度から37.6 ± 0.7度と平均1.55 ± 0.7度であった(p <0.05)。しかし,すべての投与時の変化は37.7 ± 0.6度から37.5 ± 0.7度と平均0.35 ± 0.77度であり有意ではなかった。黄連解毒湯は軽度低体温療法後の中枢性発熱に対して,短期間の調節には試みてよい方法と思われた。
著者
高橋 幸利 藤原 建樹 西村 成子 藤原 建樹 西村 成子 角替 央野 久保田 裕子 今井 克美 重松 秀夫 下村 次郎 池田 浩子 大谷 英之 山崎 悦子 大谷 早苗 高橋 宏佳 美根 潤 池上 真理子 向田 壮一 高山 留美子
出版者
独立行政法人国立病院機構(静岡・てんかん神経医療センター臨床研究部)
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

脳炎は感冒などの後に発病し後遺症を残す病気で、病態解明と治療法の開発が重要である。非ヘルペス性急性辺縁系脳炎では、グルタミン酸受容体(GluR)のひとつであるGluRε2分子の幅広い領域を抗原とする抗体が産生されていて、感染ウィルスに対する抗体がGluRε2に交差反応しているのではないことが分かった。ラスムッセン脳炎では抗GluRε2 抗体を含む髄液IgGがアポトーシスを誘導している可能性が示唆された。
著者
土肥慶蔵, 遠山郁三 著
出版者
南山堂書店
巻号頁・発行日
vol.中巻, 1934
著者
松田 春香
出版者
東京大学大学院総合文化研究科附属アメリカ太平洋地域研究センター
雑誌
アメリカ太平洋研究 (ISSN:13462989)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.135-152, 2005-03

Outpost Countries'in East Asia, such as South Korea and Taiwan, proposed to make 'anticommunist'security pacts in order to get U.S. military support and strengthen their security since the international environment surrounding them had changed. They suggested making a 'Pacific Pact'in 1949, to be followed with 'The Asian People Anti-communist League (APACL)'after the Korean War. But South Korea and Taiwan could not reach a consensus on Japanese participation. That is why APACL, establisehd in 1954, could not get any support from the U.S., so became far from a collective security pact. On the other hand, the U.S. changed its policy and entered into bilateral security pacts with East Asian countries because it felt threatened by China. Furthermore, because it had become impossible for France to win in the First Indochina War in 1954, the U.S. asked other countries, including Japan, South Korea, and Taiwan, to cooperate in Indochina and tried to integrate this military cooperation into the collective security pacts. Eventually, the U.S. failed to develop a security pact among Japan, South Korea, and Taiwan due to worsening Japan-Korea relations. Consequently, the bilateral security pacts have been maintained and not been changed into a collective security pact in Northeast Asia. The proposals to make the collective security pacts by both 'Outpost Countries'in East Asia and U.S. had failed, but when the U.S. promoted close military relations among non-communist countries, the 'outpost countries'cooperated with them. APACL played a part in their cooperation.
著者
佐藤 肇展 田中 佑季 永松 正博
出版者
バイオメディカル・ファジィ・システム学会
雑誌
バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 (ISSN:13451537)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.41-48, 2011-06-30
参考文献数
3

カメラ動画像を用いて移動物体を追跡するには,様々な雑音や遮蔽に対して安定に対象の位置を推定することが必要となる.この追跡に対して,対象の動きの非線形性が高くても,実装が容易で高い追跡性能を示す粒子フィルタが近年良く用いられる.しかしながら,追跡対象が複数である場合,各粒子にすべての物体の情報を持たせると各粒子が持つ情報の次元が高くなり多数の粒子が必要になる.従って,大きい計算パワーを要することになる.本論文では,複数の移動物体が複雑で高速ではあるが複数の定型的な移動パターンを繰り返すような場合に対して,モーションサンプルと窓と呼ばれるものを用いることにより,少ない粒子数でより正確な追跡が可能となる手法を提案する.モーションサンプルとは,前述のような複数移動物体の典型的な移動パターンのことであり,粒子フィルタの予測フェーズにモーションサンプル群を用いることにより,より正確な予測を可能にする.このことにより,各粒子の持つ情報の次元が高くなっても少ない粒子数で追跡が可能になる.また,窓とはモーションサンプルを記述する際に各対象物体の位置をその窓の中での相対座標で記述するものである.このことによりカメラのパン・チルト・ズームが行われても,それに対応した窓の位置を推定することにより,モーションサンプルを用いた予測が可能となる.窓の位置の情報も各粒子に持たせることにより,その推定も粒子フィルタで行うことが可能である.提案手法の有効性を,ジャグリングされている5つの同色同形のボールの追跡により確認した.
著者
石川浅吉 編
出版者
知新堂支店
巻号頁・発行日
vol.第1編, 1893
著者
後藤捨三郎 編
出版者
知新堂
巻号頁・発行日
1893
著者
原田政平 著
出版者
高木留助
巻号頁・発行日
1895

2 0 0 0 OA 水戸提要便覧

著者
有馬贇雄 著
出版者
知新堂
巻号頁・発行日
1893
著者
岡野勘次郎 編
出版者
弘文社
巻号頁・発行日
vol.上, 1902

2 0 0 0 OA 茨城県案内

著者
河原井七之助 著
出版者
河原井七之助
巻号頁・発行日
1901