著者
豊国
出版者
佐野喜
雑誌
源氏五十四帖
巻号頁・発行日
1853
著者
田辺 剛
出版者
日本セキュリティ・マネジメント学会
雑誌
日本セキュリティ・マネジメント学会誌 (ISSN:13436619)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.15-19, 2020 (Released:2020-08-16)
参考文献数
13

第3 次AI ブームが始まって既に10 年近くが経過しており、AI(Artificial Intelligence)は、研究目的だ けでなく現実社会での活用検証やシステム化も多く行われるようになっている。実際に様々な人々がかかわ り検証、利用される中で、AI という技術は、当初抱いていた期待と実現可能な現実に異なる部分があること についても、正しく認識されるようになってきている。2016 年にアメリカ国防高等研究計画局(DARPA) で提唱されたXAI(Explainable AI:説明可能なAI)は、AI 活用のためのキーワードとして、現在、AI を 活用したい人々、作り出したい人々に、非常に注目されているが、その概念とロードマップが、現在のビジ ネスシーンでのAI 活用において注目されている理由、及び、XAI により実現されるであろうAI 活用の在り 方について、日本国内のビジネスシーンを事例として解説する。
著者
豊国
出版者
佐野喜
雑誌
源氏五十四帖
巻号頁・発行日
1853
著者
青野 桂之
出版者
Hokkaido University
巻号頁・発行日
2022-03-24

北海道大学. 博士(農学)
著者
染谷信孝 澤田宏之 濱本 宏 諸星知広
出版者
日本土壌微生物学会
雑誌
土と微生物 (ISSN:09122184)
巻号頁・発行日
vol.74, no.2, pp.66-76, 2020 (Released:2020-10-31)

軟腐病は,土壌伝染性の多犯性細菌病である。植物組織を軟化腐敗させ,その際には独特の臭気を伴う。我が国では主に野菜類の主産地で問題となり,気象条件によってしばしば大きな被害を生じる。病原細菌種は主にPectobacterium carotovorumおよびその亜種とされてきたが,近年の分類体系の変遷から,現在では10 種以上が軟腐病の病原となることが分かってきた。我が国において過去に軟腐病の病原として分離・同定されてきた細菌株についても,P. carotovorum以外の種が混在している可能性がある。本病は土壌,灌漑水など様々な環境中に存在し,宿主植物の周辺で急激に増殖し,一定密度を越えると発病に至る。本病の防除は,銅剤や抗生物質などによる化学的防除が基本となるが,生物農薬の普及も進みつつある。近年の研究成果を活用した,農業現場での迅速な病原細菌の検出技術および新規防除技術開発が期待されている。
著者
板垣 優河
出版者
京都大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2019-04-25

本研究は、植物を採集し、加工するうえで必要な道具や手法の検討を通して縄文時代の植物食を復元しようとするものである。そこでまず、土掘り具とされる打製石斧、加工具とされる磨石・石皿類に対して多量の機能分析を実施し、各石器の使用状況を具体的に解明する。併せて、国内の山間部を対象に堅果類や根茎類の採食にかかわる民俗調査を広く実施し、さらに関連文献を悉皆的に調べることにより、かつて日本列島でみられた野生植物の採集・加工の実態を把握する。そして、以上の作業を統合して縄文時代の植物食を技術的側面から可視化させ、縄文人の生存戦略や社会・文化の構造基盤、さらには人類史上におけるその特質までを究明する。
著者
松本 圭 塩谷 亨 伊丸岡 俊秀 沢田 晴彦 近江 政雄
出版者
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
雑誌
行動療法研究 (ISSN:09106529)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.23-39, 2009-01-31 (Released:2019-04-06)
被引用文献数
1

本研究は、注意の瞬き(AB)課題を用いて、脅威語に対する注意バイアスの時間的特性に社会不安が与える影響を検討することを目的としていた。健常な実験参加者(n=40)に、白色の中性語が高速逐次視覚呈示(RSVP)される中に出現する、2つの緑色の標的(TlとT2)の報告を求めた。このAB課題では、T2の内容(一般的・社会的)および情動価(脅威・中性)と、標的間隔を操作した。実験参加者を不安水準によって群分けし、T2に対する正答率を比較した結果、高状態・特性不安群は、通常ABがみられる標的間隔において脅威語のT2に対する正答率の上昇を示し、時間的注意バイアスを有することが示唆された。高社会不安群ではそのような傾向はみられず、むしろ低社会不安群で脅威語に対する時間的注意バイアスがみられることが示唆された。最後に、画像刺激を用いた先行研究の結果と比較しながら、本研究でみられた注意バイアスの時間的特性について議論した。