著者
徐 英杰
出版者
美術科教育学会
雑誌
美術教育学:美術科教育学会誌 (ISSN:0917771X)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.283-291, 2014

本研究は,中華人民共和国成立後,1950年代から60年代にかけて,初等・中等教育の急速な拡大普及を目指す改革期における美術教員養成の位置づけとカリキュラムの特色を明らかにするものである。建国初期の教員養成は,中華人民共和国教育部がソ連の制度をモデルにして作成した美術教員養成課程のカリキュラム(教学計画)に基づいて進められた。本研究ではそれらの新カリキュラムと中華民国時代の旧カリキュラムとを比較しながら,小学校教員養成(図画科目),初級中学校教員養成(芸術科),高級中学校教員養成(図画製図科)の,それぞれの段階における制度と内容を明らかにし,ソ連の影響と中国文化の伝統の中で独自の美術教員養成を模索した当時の状況を指摘した。
著者
村上 賢一
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会宮城県理学療法士会
雑誌
理学療法の歩み (ISSN:09172688)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.21-26, 2009 (Released:2009-02-17)
参考文献数
44

筋線維伝導速度(以下,MFCV)は,廃用性筋萎縮などいくつかの病態および機能を反映することがこれまで報告され,筋の廃用状態や筋疲労などを非侵襲的に評価できる指標として考えられている。しかしながら,臨床の場でMFCVは積極的に用いられていないのが現状である。理学療法士がMFCVを活用するためには,先ずMFCVの測定法や変化要因を知り,理解を深めることが重要と思われる。そのうえで,今後,MFCVと筋動特性との関係性を明確にすることができるならば,臨床にも役立つ知見が蓄えられるものと考えている。本論では,MFCVの測定法および変化要因を中心に解説する。

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著者
長田幹彦 著
出版者
玄文社
巻号頁・発行日
1920
著者
川口 寧
出版者
日本ウイルス学会
雑誌
ウイルス (ISSN:00426857)
巻号頁・発行日
vol.58, no.2, pp.117-124, 2008-12-24 (Released:2009-08-13)
参考文献数
19
被引用文献数
1 1

ウイルスの定義の1つとして,「ウイルス粒子は極めて微小である.よって,光学顕微鏡で観察することができない.」という記述がウイルス学の教科書にはあった.しかし,近年の光学顕微鏡の技術的進歩,また,様々な蛍光蛋白質および蛍光物質の開発は,生きた細胞内のウイルス粒子を光学顕微鏡で観察することを可能とした.これらの新しいテクノロジーを利用して,ウイルス粒子成熟過程の時空間的な解析が可能となり,ダイナミックなウイルス増殖過程の実体が次第に明らかにされつつある.本稿では,単純ヘルペスウイルス1型のウイルス粒子可視化技術およびそれを利用したウイルス粒子成熟過程の解明について,我々の研究で得られた知見を含め解説する.
著者
塚田 照代
出版者
渋沢栄一記念財団
雑誌
青淵 (ISSN:09123210)
巻号頁・発行日
no.851, pp.30-32, 2020-02