出版者
日本規格協会
巻号頁・発行日
vol.21(3), no.325, 1991-03

1 0 0 0 単位の辞典

著者
押田勇雄編
出版者
丸善 (発売)
巻号頁・発行日
1965

1 0 0 0 単位の辞典

著者
押田勇雄[他]編
出版者
ラテイス
巻号頁・発行日
1968
著者
[日本規格協会編]
出版者
日本規格協会
巻号頁・発行日
2005

1 0 0 0 OA 塵芥集

著者
伊達尚宗 制定
出版者
作並清亮
巻号頁・発行日
1894
著者
臼田 寛 玉城 英彦 河野 公一
出版者
日本公衆衛生学会
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.51, no.10, pp.884-889, 2004 (Released:2014-08-29)
参考文献数
24

目的 世界保健機関(WHO)憲章の第 1 原理である健康定義について①その制定経緯,②戦後の物質文明に対する反動から生じた健康定義改正論の経緯,③近年,特に WHO が健康に影響を与えると指摘している要素を検証し,今後の健康定義の位置付けを考察する。方法 主に WHO の公式文書より関係資料を引用し検証と考察を行った。結果 終戦直後,WHO は健康への関心を一般普及させるために健康定義を制定した。そのため健康定義は physical, mental, social の 3 要素を核とした平易で親しみやすい口語調の文章で作成された。しかし,戦後の経済復興による物質文明の追求過程において spiritual dimension の欠落が指摘された。WHO 創立50周年を記念して行われた WHO 憲章見直しではイスラム圏担当の WHO 東地中海地方事務局が spiritual と dynamic を健康定義へ追加する提案を行った。しかしこの提案は1999年の第52回世界保健総会(WHA52: 52th World Health Assembly)で否決された。 近年,健康は持続可能な開発の中心概念に採用されている。また,たばこ規制枠組み条約(FCTC)のような健康問題に関わる各論分野の画期的国際合意がなされ,健康に対する関心は向上を続けている。WHO の指摘する健康危険因子は途上国の貧困問題など多くあり,今後これらが健康定義の解釈に影響を与えることも予想される。結論 健康定義改正案が否決されて以来,現在まで 5 年あまりの期間が経過している。このことは健康定義が従来的意味しか持たないという消極的あるいは保守的見解を示しているのではない。むしろ spiritual, dynamic を健康定義に追加しようという議論に一定の決着をつけたことは,加盟国間で健康の解釈に思想や宗教,民族性による差が生じた場合や,時代変遷によって健康の解釈に差が生じた場合に,解釈の方向性を現行の WHO 健康定義へ集約させる原動力として効果的に働いたと解釈されるべきであろう。よって今後,WHO 健康定義の軸である physical, mental, social の 3 要素はますますその重みと解釈の幅を持って弾力的に普及拡大していくものと予想される。
著者
倉橋 節也
出版者
NPO法人 日本シミュレーション&ゲーミング学会
雑誌
シミュレーション&ゲーミング (ISSN:13451499)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.52-63, 2017-12-25 (Released:2019-09-12)
参考文献数
17

本論文では,天然痘ウイルスおよびエボラ出血熱ウイルスをベースとした新型感染症の感染シミュレーションと,それに対する医療政策ゲームの有効性について述べる.インフルエンザや天然痘バイオテロに対する感染モデルとしては,SIRモデルが広く用いられてきたが,近年エージェントベースモデルあるいはIndividual based modelが普及し始めている.このモデルでは,一人ひとりの行動をコンピュータ上で表現することが可能であり,これらのデータを用いて人々の接触過程をシミュレーションすることから,感染症の広がりを表現することができる.本研究では,Epstein等の天然痘感染モデルをベースとして,医療政策として重要なワクチン備蓄量・抗ウイルス薬備蓄量・感染症対策を行う医療スタッフ数などをモデル化した.またエボラ出血熱ウイルスの感染モデルの実装を行い,有効なワクチンが開発されていない感染症での感染シミュレーションをモデル化した.これらの実験から,事前のワクチン備蓄量と医療スタッフの人員が,感染症の広がりを抑制するためにクリティカルな要因となっていることが見出された.また,これらのシミュレーションモデルをベースに,シリアスゲームとして感染対策を行う医療政策決定ゲームを作成し,その効果を検証した.ゲームの結果,ワクチン備蓄量などの決定に加えて,感染の発生が広がっている相手国への医療支援の意思決定タイミングおよび外出自粛や出入国制限が重要であることが見出された.
著者
澤田 麻美 Mami SAWADA
出版者
筑波大学大学院人間総合科学研究科
雑誌
芸術学研究 = Tsukuba studies in art and design
巻号頁・発行日
no.24, pp.21-30, 2019-12

吉岡堅二(1906-1990)は、新美術人協会や山樹社など幾つもの在野運動を展開し、1948 年には現在の創画会の前身である創造美術結成に携わるなど、昭和期における日本画の革新運動を牽引した画家である。しかし、吉岡に関する先行研究は、画集や展覧会図録等に掲載されたわずかな作家論にとどまっている。本稿は、先行研究では詳細に触れられていない制作過程の一端を提示する事を目的とする。特に、筆者が吉岡の制作で重要な役割を果たしていると推測した、下図における画面構成の検討と本画の関係について考察を試みる。はじめに、吉岡に関する研究の現状を明示する。次に、本稿の着眼点である下図について述べるために、まず日本画における下図の役割を概観する。そして、吉岡の制作に関わる資料について整理した上で、制作過程を分析し、吉岡における下図の重要性を示す。本稿を進めるにあたり、旧吉岡家住宅の資料の整理を行っている、東大和市立郷土博物館の協力を得て調査をした。吉岡の所有していた文献資料から、1930 年頃には西洋の美術思潮に関心を寄せ、徐々に形態の表現に注目し始める様子が見受けられた。そして、それらを咀嚼した下図作りは、1950 年では、画家の頭の中に漠然と存在しつつも、捉え処のないイメージから制作が出発したといえる。それが、基準線や幾何形体を用いた下図作りを契機に、イメージの具現化の課題が解決されていった。本画においても、下図で検討された幾何形体が保持されていた。吉岡が、当時の美術思潮に注目しながら、制作の中で画面構成を重視していたことが写生から下図、本画という制作過程に一貫して見受けられた。先行研究で吉岡の作風が「合理的」、「造形的」と表されることに対し、さらに吉岡の表現について考察を深めるために、本稿で下図の役割と変遷から考察し、その中でも「下図」に新たな糸口を見出したことは成果の一つである。著作権保護のため、すべての掲載図版に墨消し処理を施しています。
著者
李 昕晧
雑誌
語学教育研究論叢 (ISSN:09118128)
巻号頁・発行日
no.36, pp.87-102, 2019-03-01

≪政事要略≫は日本平安時代の貴重な政務参考書と法制類の漢文史料著作であり、大量の漢籍が引用されている。本論文は≪政事要略≫が引用時に用いた「玉」や「野王」などを手がかりに、原本≪玉篇≫から引用した記述19項目を割り出した。引用した親字の部首から見ると衣部、田部など13部首にわたり、その引用項目から原本≪玉篇≫残巻、≪篆隷萬象名義≫、≪大廣益會玉篇≫の親字、親字の異体字、語釈内容の欠損を補充することができ、顧野王原本≪玉篇≫の復元に重要な意義をもつ。
著者
津城 寛文 Hirofumi TSUSHIRO
出版者
筑波大学大学院人文社会科学研究科国際日本研究専攻
雑誌
国際日本研究 = Journal of International and Advanced Japanese Studies (ISSN:21860564)
巻号頁・発行日
no.12, pp.91-104, 2020

どの文化の土台にも、地理的な初期条件と、歴史的なプロセスによって育まれてきた指向性があり、諸条件が整った時、ほかの文化では及び難い、「頂点文化」と呼び得るものに達することがある。日本の伝統的感性の一面として指摘されている「省略」「暗示」「簡素」「凝縮」「集中」等々の特徴は、現代的なキーワードではミニマリズムとも呼ぶことができ、「能」「茶道」「武士道」「神道」「和歌」などの頂点文化では、それらが極限まで追及されて、西洋の魅惑に対峙しうる価値を達成している。能の「居グセ」は、典型的な凝縮の達成である。茶道では、所作や道具を切り詰めて、禅的な美が目指される。武士道では、武力の極致において、相互の武力が無化される。神道では、神意の前に私意が無化される。そして、すべての頂点文化の頂点で、三十一文字の和歌が詠まれる。これらの頂点文化は、達人が敢えて力量を秘めて、表現を抑制するという、世界史でも稀有な文化である。他方、それが形骸化すると、もともと無能な者が何もしないという、戯画を呈する。すでに高みを極め、現代ではおもに文化財的なものになっている頂点文化を、人類の遺産として保存するだけではなく、環境や人材その他の条件を得て、将来に向けて再生し、刷新し、創生し、新たな高みに達することが期待される。Every culture with its own fundamental orientation cultivated by geographical initial conditions and historical processes, may attain some stages at its beneficial points and surpass other cultures, which I call 'peak culture.' Some characteristics are often noted as Japanese innate aesthetics, such as abbreviation, suggestion, simplicity, condensation, concentration and so on, which may be interpreted 'minimalism' in contemporary world. Peak cultures such as No-drama, Sado-tea-ceremony, Bushido-warrior's way, Shinto-religion and Waka-poetry have pursued the ideals to the utmost limit, and achieved sufficient valuescompeting with Western fascination. 'Iguse' in No-drama is typical achievement of concentration. Sado-tea-ceremony aims at Zen-Buddhistic beauty with least manipulations and items. In Shinto-religion, private willingness must be nulled in the presence of Divinity. And at the peak of all peak cultures, Waka-poetry is recited in thirtyone syllables. These peak cultures, achieved by gifted, trained and concentrated virtuosi with minimum performances, are rarely observed in the world history, and might lapse into mere farces that incompetent people do nothing.The peak cultures have attained respective peaks once and now may remain mainly as cultural properties. We could expect, however, to regenerate, innovate, create and exalt them to new heights, with beneficial environments, gifted persons and other conditions, instead of merely preserving them as human heritages.
著者
曄道 佳明
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会誌 (ISSN:13405551)
巻号頁・発行日
vol.140, no.3, pp.135, 2020-03-01 (Released:2020-03-01)

AI技術が牽引するデータ駆動型社会の到来や,未だ混沌とするグローバル化など,明らかに社会は質的変化を遂げようとしている。社会の発展に貢献することを前提とするエンジニアリングのあり方に対しても,変化の要請が起こることは自明であろう。となれば,それを支えるエンジ
著者
熊野 純彦
出版者
岩波書店
雑誌
図書
巻号頁・発行日
no.840, pp.19-23, 2018-12
著者
前田 優香
出版者
国立研究開発法人国立がん研究センター
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

自身の免疫を賦活化させてがんを駆逐するがん免疫療法が第4のがん治療として認知され、幅広いがん種に対して治験や承認が進んでいる。よって、一部の患者における強い抗腫瘍免疫応答と共に生じる免疫関連副作用(Immune related adverse event: irAE)のコントロールは喫緊の課題である。これまで、irAEの発生機序やirAEをコントロールするために投与される免疫抑制剤(ステロイド)が抗腫瘍免疫応答に与える影響について詳細な検討はなされてこなかった。 本研究は、マウスモデルを用いてステロイドが免疫チェックポイント阻害剤により誘導された抗腫瘍免疫応答にどのような影響を与えるのかを明らかすることである。これまでに本研究代表者らは純系マウスモデルにおいて免疫療法後腫瘍拒絶をした個体にステロイドを投与すると腫瘍が増悪することを観察している。この結果からステロイドが賦活化された抗腫瘍免疫に対して何らかの影響を与えていることを示唆していた。これまでの研究実績において、ステロイドの投与量・投与時期を比較検討したところステロイドの容量依存的に腫瘍の増悪が見られること・投与時期が後期になれば抗腫瘍免疫への影響がないことを見出した。さらに、脂肪酸代謝経路を介してTCR親和性の低いがん抗原特異的CD8陽性T細胞のメモリー形成を抑制していること・細胞外フラックスアナライザーを用いた検討ではTCR親和性が低い場合にステロイド投与により酸素消費量が低下することを明らかにした。また、臨床検体において免疫チェックポイント 阻害剤投与後のステロイド投与時期やmutation burdenでの生存率の比較検討を行ったところマウスモデルで得られた結果と相関しているというデータを得たため論文投稿をおこなった。