1 0 0 0 OA 女教師論

著者
上田庄三郎 著
出版者
啓文社
巻号頁・発行日
1941

1 0 0 0 OA 青年教師論

著者
上田庄三郎 著
出版者
啓文社
巻号頁・発行日
1941

1 0 0 0 OA 綴方評論

著者
上田庄三郎 著
出版者
中文書房
巻号頁・発行日
1935

1 0 0 0 OA 横井小楠

著者
上田庄三郎 著
出版者
啓文社
巻号頁・発行日
1942

1 0 0 0 OA 頼山陽

著者
上田庄三郎 著
出版者
啓文社
巻号頁・発行日
1941
著者
朝岡 康二
出版者
国立歴史民俗博物館
雑誌
国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History (ISSN:02867400)
巻号頁・発行日
vol.108, pp.543-562, 2003-10-31

本稿はスペイン・バルセロナにおける公的な博物館群の社会的な位置付けやその表象機能を紹介するとともに,これらの博物館群のひとつを構成するバルセロナ民族学博物館の特徴を示し,同時に,そこに収蔵されている日本関係コレクションの持つ意味の検討を行ったものである。同博物館の日本関係コレクションは,収集を行ったエウドラド・セラ・グエルの名を借りて,ここでは仮に「セラ・コレクション」と称することにする。同コレクションは決して古いものではなく,1960年代のいわゆる民芸ブームの中で収集された民芸品(あるいは観光記念品)であり,美術的な価値という点から評価するならば,貴重であるとは,必ずしも言い難いものである。しかし,見方を変えるならば,戦後の観光文化(なかでも地方都市の文化表象としての)を具体的に示すものとして興味深い資料であるし,また,当時のヨーロッパの一般的な観点からの「日本文化」であると言う点から言えば,また別の意味を導き出すことができる。近年のヨーロッパにおける大衆的な日本ブームと繋がるものだからである。さらに,このコレクションを集めた意図・過程・集めた人物などを検証していくと,その成立の背後に戦後のバルセロナのブルジュワと芸術家の集団があることがわかり,その持つ意味を知ることができるし,あるいは,明治・大正・昭和に跨るヨーロッパと日本を繋ぐ複雑な人的関係の一端も明らかにすることができる。そのキーパーソンがエウドラド・セラ・グエルなのである。本稿においてこれらの諸点が充分に解明されたというわけではない。いわば手掛かりを得たに過ぎないのであるが,それでも,次の点を知ることができた。それは,バルセロナにおけるセラを中心とする広範な人的関係に加えて,セラと日本を結ぶ(したがって,「セラ・コレクション」の背景となる)人的関係に,住友財閥の二代目総理事であった伊庭貞剛の一族がおり,「セラ・コレクション」はこの一族の広範な海外交渉史の一面を示すものでもある,ということである。
著者
CAMUS Rémi
出版者
Graduate School of Humanities and Social Sciences, University of Tsukuba
雑誌
Inter Faculty (ISSN:18848575)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.9-29, 2015

The French phrase Je t'aime is frequently to be found written on everyday items or used as a leitmotiv in commercial music. It is believed to be more or less translatable in all languages irrespective of context. This paper attempts to deal with the linguistic implications of these and other distinctive features that make Je t'aime such an unusual linguistic object. The first part is devoted to an attempt at translating Je t'aime in Japanese and Hungarian. It comes out that there exist at least three classes of interpretation, three ways of producing equivalent utterances based on a translation of the verb aimer. The second part focuses on the French phrase per se; it examines some famous accounts of Je t'aime by Paul Valéry, Roland Barthes and Jean-Luc Marion and tries to grasp and emphasize their linguistic meaning. The results of the morphology and syntax-driven analysis in Part 1 prove also relevant without modification of the surface formal structure. As a conclusion, we propose three interpretative patterns with their own grammatical features and even pragmatic outcomes; the pseudo-universal motto of French amour is but one of them.要旨フランス語の Je t'aime(英I love you)は、日用品のデザインや歌謡曲のライトモチーフなどに頻繁に使われる文である。この文はほとんどの言語に翻訳することができると考えられる。本稿はJe t'aimeを言語学的に分析し、非常に独特な言語学的特徴をもつことを明らかにする。前半は、Je t'aimeを日本語とハンガリー語に翻訳し、3通りに解釈ができることを明らかにする。つまり動詞aimerは3通りの異なった発話に翻訳されるのである。論文の後半は、この文を用いたことで有名な、ポール・ヴァレリー、ロラン・バルト、ジャン=リュック・マリオンのそれぞれの考えをまとめ、彼らの用いる言語的な意味を比較する。主に前半部で行った形態論と統語論分析が、表層構造を変形せずにそのまま有効であることが示される。結論としてJe t'aimeには異なる3つの文法的特徴と語用論的解釈があり、誰もが知っているフランス語のamourとの関連性は、その3つのうちの1つであることを主張する。
著者
松田 素二
出版者
公益財団法人 日本学術協力財団
雑誌
学術の動向 (ISSN:13423363)
巻号頁・発行日
vol.18, no.7, pp.7_62-7_66, 2013-07-01 (Released:2013-11-01)
参考文献数
3
著者
渡部 喬之 鈴木 久義 小貫 祐介 長島 潤 迫 力太郎 川手 信行
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
pp.17027, (Released:2018-09-28)
参考文献数
21

目的:脳卒中患者におけるやむを得ない転倒判定チェックシート(以下,判定シート)の,信頼性と予測的妥当性を検討した.方法:検者5名で脳卒中転倒者20例に対し判定シートを評価,また2名は同様の対象に再評価を行い,検者間でのFleissのκ係数,検者内でのCohenのκ係数を算出した.予測的妥当性の検討は,対象の脳卒中転倒者123名の中から判定シートを用いてやむを得ない転倒者を抽出し,その他の転倒者との間で,再転倒割合,運動FIMを比較した.結果:判定結果のFleissのκ係数は0.838,Cohenのκ係数は1.000であり,高い検者間・検者内信頼性を認めた.やむを得ない転倒者の再転倒割合は,その他の転倒者に比べ有意に低かった.運動FIMは有意に高く,やむを得ない転倒者は一定以上の能力回復を認める傾向にあった.考察:判定シートの信頼性と予測的妥当性が高いことが示された.判定シートで転倒の質を評価することは,転倒後の患者指導などに使用できると考える.