著者
国立極地研究所
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.60, pp.154-159, 1977-11
著者
藤田 正典 青木 健 井ノ上 寛人 寺野 隆雄
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

本研究では,生命科学分野を事例として,科学技術振興機構(JST)が提供する学術文献データから構成される共著ネットワークを分析することで将来有望と思われる研究者を探索する手法を提案する.共著ネットワークにおける中心性の高い研究者を優秀な研究者と定義し,中心性の時間の推移による研究者の成長過程を分析することにより,有望な研究者を探索するとともに,有望な研究者の特性を明らかにすることを目指す.
著者
天気予報研究連絡会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.60, no.8, pp.673-679, 2013
著者
Niclas G. Karlsson Chunsheng Jin Miguel A. Rojas-Macias Barbara Adamczyk
出版者
FCCA(Forum: Carbohydrates Coming of Age)
雑誌
Trends in Glycoscience and Glycotechnology (ISSN:09157352)
巻号頁・発行日
vol.29, no.166, pp.E35-E46, 2017-03-25 (Released:2017-03-25)
参考文献数
77
被引用文献数
12

The adaption of methods from last century’s glycoanalysis into packages for performing the 21st century’s O-linked glycomics has been slow. However, the involvement of O-linked glycans in many of the physical barriers in the body (cell membranes, epithelial and mucosal layers and cartilage surface) points towards a role in many of this century’s health sector challenges. These include but are not limited to inflammation, infections, and degradation of tissue due to aging. This review focus on the development of O-linked glycomics, including current state-of-the-art release methods, analytical characterisation using mass spectrometry and liquid chromatography. The future outcome emerging technologies for O-linked glycomics including novel chemistry, analytical methods for quantification and characterisation and glycobioinformatics is presented.
著者
伊丹 琢 藪名香 俊人 家喜 湧大 矢野 賢一 山本 亮 小林 安之 篠田 信之 青木 隆明 西本 裕
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.856, pp.17-00291-17-00291, 2017 (Released:2017-12-25)
参考文献数
15

We previously proposeda power assist robot and conductedexperiments for cervical cord injury(CCI) patients. This paper proposed a new type of robot orthosis by making of their residual function around their shoulder in order to operate the wheelchair. A lock/unlock mechanism on the elbow joint is effectively used to transmit the residual function around the shoulder to the hand. We confirmedthat three patients with CCI could use their residual functionaround their shoulderand operate a wheelchair effectively in outdoor environment like high resistance roads and roads with a slope by measuring velocity of the wheelchair and electromyography of his shoulder muscle.
著者
齋藤 孝
出版者
一般社団法人日本教育学会
雑誌
教育学研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.66, no.3, pp.287-294, 1999-09

この論文の目的は,「身体知としての教養(ドイツ語で言えば,ビルドゥング)」という概念の意義を明らかにすること,および,日本の伝統的な教養と教育を検討することによって,私たちによって生きられている身体の重要な役割を教育学の文脈に位置づけることである。 この概念には,二つの主な効果がある。一つの効果は,身体的な経験を通して獲得された知恵を一つの教養としてみなすようになることである。もう一つの効果は,たとえば音読や古典的な詩歌の暗誦のように,古典的な教養を学ぶ上での,私たちによって生きられている身体の重要性を評価するようになることである。生きられている身体というのは,メルロー=ポンティの『知覚の現象学』の中心概念である。「身体知としての教養」という概念は,私たちによって生きられている身体によって基礎づけられているものである。 教養というのは,通常は,多くのスタンダードな書物を読むによって得られた幅広い知識の問題とみなされている。しかし,19世紀までは,日本人にとって,五感を通して,言い換えれば,生きられた身体を通して学ぶことが非常に重要であった。日本の伝統的な学習法では,知の問題は,身体の問題と切り離すことのできないものであった。かつての日本人にとっては,教養をつけるということは,日々の生活の中で自分が生きている身体を耕すことを意味していた。それゆえに,教養ある人間には,何らかの身体的なアート(技芸)を経験していることが期待されていた。身体的な技を反復練習によって向上させる,まさにそのプロセスが,教養の概念の中心だったのである。 「身体知としての教養」という概念を代表する典型的な日本人は,卓越した小学校教師であった芦田恵之助(1873-1951)である。かれは,伝統的な呼吸法を応用したある特定の身体的実践を訓練した。そして,その身体的実践が自分自身の心身の健康にとってのみならず,教育にとって重要であると考えた。身体の基本的な技法が,自己のテクノロジーの中核であった。彼にとって,またかつての日本人の大部分にとって,教養は,心身を耕すことを意味していたのである。
著者
Kano M.
出版者
気象庁気象研究所
雑誌
Papers in Meteorology and Geophysics (ISSN:0031126X)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.356-360, 1960

太陽輻射の波長別測定を用いて大気中のaerosolの粒度分布を求める新しい光学的方法を得た 地上又は高所で測定されるaerosolによる波長刷の減衰係数は大気中にある種々の大きさをもつaerosolの波長別減衰係数の総和である すなわち各波長におけるaerosolによる減衰係数はこれらのaerosolの数(求める未知数)を含む方程式で示される そこでaerosolを大きさに従って幾つかに組分けし その組分けの数に等しい数の種々の波長の所で太陽輻射の減衰を観測すると 未知数(各組のaerosolの数)に等しい数の連立方程式が得られる するとこの式は一般に一義的に解が定まり 従って各組のaerosolの数すなわち粒度分布が求められる ところが一々このような方程式を解くことは極めて煩雑で不便であるので この連立方程式をmatrix表示し 既知係数よりなるmatrixの逆matrixを計算し このmatrixの要素表を作成しておけば この表より観測値を用いて簡単な計算によって aerosolの粒度分布が得られることを示す