cuniculicavum (@cuniculicavum00)

投稿一覧(最新100件)

>RT ロエブの新しい断片集、俄然興味が湧いてきました… 本邦でも楠田直樹先生の「ナエウィウス「ポエニ戦争譚」について」に試訳がありますが、ずいぶんと研究が進んでいるのでしょうね。 1.19-20に相当する箇所? ディドに結びつく新しい校訂や解釈…気になります! https://t.co/Sm070h5c1j
RT @yskmas_k_66: @AOIKEN72 FF外からすみません。西洋古代史を専門にしている者です。はじめましてm(_ _)m 古代末期の女性が書いた巡礼の記録はいかがでしょうか。情景描写が丁寧で細かく、ローマ帝国の町々の様子を今に伝えてくれています。 (太田強正訳…
@boots_fleck1 時代は遡りますが、鎌倉の出土人骨は話題になることが多い気がします。 有名な材木座遺跡だと刀傷は頭部の掻傷が多く戦闘受傷ではないという見解が多いようですが、由比ヶ浜南などは深い打撃痕が見られるそうです。 https://t.co/MOkE2FSisq
RT @kodaigirisyano: 古代世界の国境と現代の領域国家の国境の違いについて知りたい方はこちらの論文が有益です.国境は近現代と同じく線で区切る場合もありますが,点と点を結ぶ場合もあるわけでエジプトという具体例は大変に参考になります. 「古代エジプトにおける国境の概…
(参考) ↓ 柴野浩樹先生によるホイッタカー『ロ-マ帝国のフロンティア』の解説 https://t.co/AlAAcbiRZb
RT @kodaigirisyano: ギリシャ人が「微積分を発明できなかった理由」はかつて熱心に研究されたことがありました.こちらはその論文で,今ではフリーで読めるようです.古代ギリシャの数学者は二次式の積分に帰着できる問題を,なぜ統一的に解かなかったのか?という「謎」への一…
>RT キケイローの日といえば、 長谷川博隆先生「古代ローマにおける老人の問題」も面白いです 「60歳で橋から突き落とす」という慣用句から棄老伝説、ライフサイクルの節目や老若の対立、軍務・投票権・元老院からの引退等を論じていて、1995年の論文ながらタイムリーかも? https://t.co/hbaTeKUE5Z
RT @kodaigirisyano: ヘロドトス『歴史』で語られる「昔話」の出典を辿る事で彼がストリーテラーとして異国の昔話をどう改変したのかが暴かれていく非常に楽しい論文.それにしてもソフォクレスの悲劇が「枕草子」に至るというのは興味深い指摘.中務先生の著作を読むと物語がも…
岡道男先生「古代叙事詩の序歌 : 「アエネイス」について」(pp.13-18)も武と知を対比しています。 ウェルギリウスの時代でもオデュッセウスとする伝承には競争力があったため、「狡知者virum versutum」に対抗して「武勇の人arma virumque」を歌い上げたのだとしています https://t.co/kGVcobWDS3
「恋愛は12世紀の発明」はシャルル・セニョボスの言とされていますが、意外と明記されることのないその出典を追った片山幹生先生の論文を興味深く拝見しました。 「「恋愛の誕生」をめぐる言説 シャルル・セニョボスの「神話」の形成について」 https://t.co/EY8VApJpCL
貝塚泰幸先生の「中英語騎士物語における騎士と馬との関係についての初期研究」によると、中世英文学の騎士物語では、乗馬を失った騎士の反応は3パターンに分類されるそうです。 https://t.co/KcDRTHPe1s
>RT 曳船、乗ってみたいな… 「船賃を払い、騾馬をつないだりするうちに、まるまる一刻が過ぎ去る。邪悪な蚊どもと沼の蛙たちが眠りを妨げる〜」 松田治先生訳 ホラーティウス『諷刺詩集』諷刺詩1-5 ブルンディシウム旅日記 より https://t.co/64uLnc4gqJ
RT @Hatashirorz: >RTs ただし河川・運河交通の遡航では畜力曳船が主力なので、この辺を取り入れるのも面白いかと思いますねhttps://t.co/0Z38wKYYy6
RT @kodaigirisyano: アリストファネス『福の神(プルートス)』の安村典子先生による注釈の充実した翻訳をこちらでダウンロードできます.前5世紀生まれの喜劇詩人は,貧富がもたらす問題をどのように風刺したのか?私が最も好きな喜劇の一つです☺️これがフリーで読めるのは…
RT @kodaigirisyano: ヘロドトス『歴史』に出てくるスキタイ語を分析した論文.ヘロドトスは「スキタイ語では〇〇と言う」という風に4巻の聴衆が退屈(?)にならないよう,知的好奇心をそそるような語り方をしているのですが,まさかこのような分析の資料になるとは!眺めるだ…
RT @kodaigirisyano: 桜井万里子「トゥキュディデスと史料」 トゥキュディデスが史料をどのように扱ったのか?という論文.史実がたった20年で改変されていく様子の実例を知ることができます.痴情のもつれの殺人犯が,救国の英雄に.歴史改変は容易い事だと古代の歴史家は警…
RT @kodaigirisyano: 本日の「頑張れ!アリストテレスくん」は,アイリアノス『ギリシャ奇談集』を典拠としています.アリストテレスの言及した逸話は幾つもありますが,私の知る限りこの逸話に言及したのは,クサカベクレスと藤縄謙三の論文だけ.この伝承を否定する史料ってあ…
和弓も洋弓も、矢は軸周りに回転しつつ曲がり運動を行う複雑な飛び方をすることが知られています。 cf. 澤田秀夫先生・宮嵜 武先生「矢の飛翔に関する実験的研究」科研費成果報告書 https://t.co/kL9vTAxrF1
>RT 根津由喜夫先生「アーサー王宮廷のビザンツ騎士--クレチアン・ド・トロワ『クリジェス』雑考」を拝読しました。 https://t.co/uJpqNauYML
RT @kodaigirisyano: 「西洋女性の読書にみるロマンチックラブの一考察」 この論文,めちゃくちゃ面白いので「恋愛は十二世紀の発明」と聞いて「は?俺の発明だけどぉ
RT @kodaigirisyano: ギリシャ人は「将来・未来」のことを「残り」という意味の loipos という形容詞を用いて「残りの時」といいます.集団の将来についても「残りの時」と表現します.未来は残されたものというのは人のもつ根源的な感覚に思えますが見失いがちです.以…
RT @kodaigirisyano: 前五世紀にカルタゴ人ハンノはカメルーンまで航海したとされています. 「材木漂う土地沿いに航海した.そこから火が海中に流れ込んでいた.私たちは熱気のために,その土地に近づけなかった」という報告があり,ハンノはカメルーン山の大噴火を見たのだろ…
RT @r_tkhsh: 安井萠「リウィウスの堕落史観に関する若干の考察」『岩手大学文化論叢』10, 2021 https://t.co/jvfRHpmyf8 #CiNii
Knightには、もともとは騎乗に関連する意味合いはなかったというお話、おもしろいですよね。 小林絢子先生の「英国におけるKnightとその変遷について」によると、江戸時代にはknightが「忠義連中」と訳されている例があるのだとか。 翻訳って難しいですね

72 0 0 0 OA 史籍集覧

RT @kamaeatte: https://t.co/zp57ouYGC6 国立国会図書館デジタルコレクションで細川幽斎覚書が読める。幽斎が家中に向けて書いた覚え書きが家臣三宅某に伝わったものだという。以下、戦術に関する事柄で気になった箇所をいくつか紹介したい。
RT @shunsukekosaka: CiNii 論文 -  佐々木健「古代地中海世界における小切手または信用状 : 社会経済史研究から見たローマ法史料」 (木南・浅田教授退職記念号) https://t.co/njFs8BLYHx #CiNii
@Lkpi8dEIKmF7bi1 最近の考古学的史料に基づく研究では、庶民には牛肉食が広まっていたとする見解があります。 cf. 池口守先生の科研費成果報告 https://t.co/c9KbkV6adT (本当は池口先生の論文が読みたかったのですが入手できていません
RT @f2Lg1enOTusVZdm: アッピアノス『ローマ史』のこの巻は本当なら102章までありますが、紀元前133年のヌマンティア陥落を含む84-102章は楠田直樹氏による翻訳があるので、その部分は省略してこれで完結といたします。続きが読みたい方はそちらで読んでください。…
RT @f2Lg1enOTusVZdm: アッピアノス『ローマ史』のこの巻は本当なら102章までありますが、紀元前133年のヌマンティア陥落を含む84-102章は楠田直樹氏による翻訳があるので、その部分は省略してこれで完結といたします。続きが読みたい方はそちらで読んでください。…
RT @shunsukekosaka: CiNii 論文 -  共和政末期ローマの内戦とヌミディア王国 ─ユバ1世の挑戦と挫折─ https://t.co/wy1phyAeDa #CiNii
RT @r_tkhsh: RTしたシリアのドゥラ・エウロポス出土のローマ軍の馬鎧。関係する日本語文献として阪本浩「重装騎兵(カタフラクトゥス)とローマ人」『青山学院大学総合研究所人文学系研究センター研究叢書』14, 2000 があります。残念ながらリポジトリに本文はなし htt…

お気に入り一覧(最新100件)

@AOIKEN72 FF外からすみません。西洋古代史を専門にしている者です。はじめましてm(_ _)m 古代末期の女性が書いた巡礼の記録はいかがでしょうか。情景描写が丁寧で細かく、ローマ帝国の町々の様子を今に伝えてくれています。 (太田強正訳「エゲリア巡礼記」『人文研究』(144) 2001年) https://t.co/0A3WZDktLD
@cuniculicavum00 テオドシウス法典の荷馬車の話は以下のpdfで少し触れられています。https://t.co/dNE9yAWOKn
古代世界の国境と現代の領域国家の国境の違いについて知りたい方はこちらの論文が有益です.国境は近現代と同じく線で区切る場合もありますが,点と点を結ぶ場合もあるわけでエジプトという具体例は大変に参考になります. 「古代エジプトにおける国境の概念とその地理的位置」 https://t.co/fmPykK6Enw https://t.co/oxzFlTi2at
ギリシャ人が「微積分を発明できなかった理由」はかつて熱心に研究されたことがありました.こちらはその論文で,今ではフリーで読めるようです.古代ギリシャの数学者は二次式の積分に帰着できる問題を,なぜ統一的に解かなかったのか?という「謎」への一つの回答です. https://t.co/fEDjpvVOTW https://t.co/ZVk7NPqxfb
トールキン自身の色についての考えを考察したのは、この論文が面白いですね。『ʻblackʼは(中略) 黒門など敵や敵に関する事物を表わす色彩として 『指輪物語』全体を通して使用されている。登場人 物たちは、ʻblackʼに敵の存在を意識し、恐怖感を 抱きながら旅を続けていく』https://t.co/va060Xkcy2
ヘロドトス『歴史』で語られる「昔話」の出典を辿る事で彼がストリーテラーとして異国の昔話をどう改変したのかが暴かれていく非常に楽しい論文.それにしてもソフォクレスの悲劇が「枕草子」に至るというのは興味深い指摘.中務先生の著作を読むと物語がもっと好きなります☺️https://t.co/CJ04H9RCzh https://t.co/pmsYxpDln4
>RTs ただし河川・運河交通の遡航では畜力曳船が主力なので、この辺を取り入れるのも面白いかと思いますねhttps://t.co/0Z38wKYYy6
アリストファネス『福の神(プルートス)』の安村典子先生による注釈の充実した翻訳をこちらでダウンロードできます.前5世紀生まれの喜劇詩人は,貧富がもたらす問題をどのように風刺したのか?私が最も好きな喜劇の一つです☺️これがフリーで読めるのは凄い! https://t.co/fqU8Fu3gbO https://t.co/E55hdSIaFs
「17世紀以前には子供を子供として特別に可愛がる感情がない」という記述がアリエス『〈子ども〉の誕生』を典拠としていると教えてもらい,まずは書評を検索して見つけた論文.「子供」の年齢に踏み込んでアリエスの議論を検討しており本書を読む為のよい準備となりました. https://t.co/c9JNV9Fjsp https://t.co/hkL3JtnFfR
ヘロドトス『歴史』に出てくるスキタイ語を分析した論文.ヘロドトスは「スキタイ語では〇〇と言う」という風に4巻の聴衆が退屈(?)にならないよう,知的好奇心をそそるような語り方をしているのですが,まさかこのような分析の資料になるとは!眺めるだけで楽しい論文です. https://t.co/TehwyCxNub https://t.co/XSd6BuRKak
本日の「頑張れ!アリストテレスくん」は,アイリアノス『ギリシャ奇談集』を典拠としています.アリストテレスの言及した逸話は幾つもありますが,私の知る限りこの逸話に言及したのは,クサカベクレスと藤縄謙三の論文だけ.この伝承を否定する史料ってあるのですかね? https://t.co/yPpatU0HaN https://t.co/TpVfAbAKgH
桜井万里子「トゥキュディデスと史料」 トゥキュディデスが史料をどのように扱ったのか?という論文.史実がたった20年で改変されていく様子の実例を知ることができます.痴情のもつれの殺人犯が,救国の英雄に.歴史改変は容易い事だと古代の歴史家は警告してくれています. https://t.co/KCzHappJVZ https://t.co/orsVMYfBdm
CiNii 論文 -  古代ローマ奴隷制工・鉱業史 : 展開と終焉(上) (橘昌信先生追悼号) https://t.co/NO2wa7TITk #CiNii
入試の良問としてしばしば紹介される「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」の正12角形を用いる回答には,デカルトは少し文句を言うかも.『幾何学』では「曲線を直線と比較することは人智に余る」といっています
「西洋女性の読書にみるロマンチックラブの一考察」 この論文,めちゃくちゃ面白いので「恋愛は十二世紀の発明」と聞いて「は?俺の発明だけどぉ

3 0 0 0 OA 支那地圖概観

高木菊三郎「支那地圖概観」 https://t.co/7M8eXCycAX 康熙帝21~56年(1682-1717)に各省を測量した『皇輿全覧図』が完成し、胡林翼の地図もその成果によっているのね。 伊能図1816年の100年前、康熙帝スゲえ(;゚Д゚)
ギリシャ人は「将来・未来」のことを「残り」という意味の loipos という形容詞を用いて「残りの時」といいます.集団の将来についても「残りの時」と表現します.未来は残されたものというのは人のもつ根源的な感覚に思えますが見失いがちです.以下の論文も参考になります. https://t.co/BcnrHQUnYm https://t.co/VFPrgm15mF
CiNii 論文 - 長島 真以於「スターティウス『テーバイス』第1巻」 https://t.co/uZV0KgP8dU #CiNii  第1巻の翻訳と「解題に代えて」。
前五世紀にカルタゴ人ハンノはカメルーンまで航海したとされています. 「材木漂う土地沿いに航海した.そこから火が海中に流れ込んでいた.私たちは熱気のために,その土地に近づけなかった」という報告があり,ハンノはカメルーン山の大噴火を見たのだろうか? 邦訳は↓ https://t.co/9u266ibRcA https://t.co/ZkBgaG6A5s
安井萠「リウィウスの堕落史観に関する若干の考察」『岩手大学文化論叢』10, 2021 https://t.co/jvfRHpmyf8 #CiNii

72 0 0 0 OA 史籍集覧

https://t.co/zp57ouYGC6 国立国会図書館デジタルコレクションで細川幽斎覚書が読める。幽斎が家中に向けて書いた覚え書きが家臣三宅某に伝わったものだという。以下、戦術に関する事柄で気になった箇所をいくつか紹介したい。
CiNii 論文 -  佐々木健「古代地中海世界における小切手または信用状 : 社会経済史研究から見たローマ法史料」 (木南・浅田教授退職記念号) https://t.co/njFs8BLYHx #CiNii
アッピアノス『ローマ史』のこの巻は本当なら102章までありますが、紀元前133年のヌマンティア陥落を含む84-102章は楠田直樹氏による翻訳があるので、その部分は省略してこれで完結といたします。続きが読みたい方はそちらで読んでください。 https://t.co/OKFzWHiadY https://t.co/TotngCiTH4
アッピアノス『ローマ史』のこの巻は本当なら102章までありますが、紀元前133年のヌマンティア陥落を含む84-102章は楠田直樹氏による翻訳があるので、その部分は省略してこれで完結といたします。続きが読みたい方はそちらで読んでください。 https://t.co/OKFzWHiadY https://t.co/TotngCiTH4
CiNii 論文 -  共和政末期ローマの内戦とヌミディア王国 ─ユバ1世の挑戦と挫折─ https://t.co/wy1phyAeDa #CiNii
平田隆一「It's Greek to me"と"C'est de l'hebreu pour moi"--ヨーロッパ諸語における「チンプンカンな言語」とその歴史的由来」という愉快な論文もあったりします。 https://t.co/OO0bgOnl3c https://t.co/sSqxCOjYMv
RTしたシリアのドゥラ・エウロポス出土のローマ軍の馬鎧。関係する日本語文献として阪本浩「重装騎兵(カタフラクトゥス)とローマ人」『青山学院大学総合研究所人文学系研究センター研究叢書』14, 2000 があります。残念ながらリポジトリに本文はなし https://t.co/EARtHLFxB7 https://t.co/4kmqNCJzFf
日本でもすっかり定着した「ハロウィン」をアイルランドに残る「ケルト」文化から紐解く言説に対して、古代アイルランド島の文化を「ケルト」と呼びあらわすことはできないという欧米学会の研究動向をまとめた九鬼由紀「ケルトとは何か」『関学西洋史論集』43号2020年 https://t.co/ehPXchjlWD https://t.co/lyfMg55kli
ただし、文献によれば少なくともシミュレーション上は和弓も伝達効率70%はいくみたいだ。この辺りは腕前の差が出るのかも知れないし、違うのかも知れない。達人に測定して貰いたいよね。 https://t.co/5aUWVLhhWw
古文書にもとづいて古民家の床下の土から硝石をつくる実験をしたらしい。 https://t.co/4sBIhWSRU4 「煙硝づくり『古土法』の史学調査と実験的検証について」(薬史学雑誌 54(2)、2019)
PDFあり。 ⇒五賀 友継, 松尾 牧則 「「弓術」から「弓道」への移行時期とその理由に関する史的考察:学校弓道部の名称と出版物における語彙使用状況に着目して」 『武道学研究』52巻2号(2020年) https://t.co/2FnDKNt1em

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