日本物理学会誌に掲載されている量子エネルギーテレポーテーション(quantum energy teleportation, QET)の紹介記事です。情報理論としての量子力学の解説から始まり、物理学における無と存在の問題、そして無と有を情報とエネルギーの関係で繋ぐQETの概念を書いてます。https://t.co/2alUIvpYf9
量子エネルギーテレポーテーション(quantum energy teleportation, QET)は、量子真空状態や量子多体系の基底状態の零点エネルギーを、他の地点の測定と古典通信を使って外部に取り出す機構です。最近カナダと米国の大学でその実験が成功しました。海外で注目されています。
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「物理学で無とは量子場の真空状態を指す.量子情報物理学はその本来の属性により存在と無という哲学的問題にも深い理解を与える.本稿ではこの問題に絡んだ量子情報物理学的現象として量子エネルギーテレポーテーション(Quantum Energy Teleportation;QET)を取り上げる」
https://t.co/eqj0xXpQE4
伏見関数は1940年の論文
Some Formal Properties of the Density Matrix
https://t.co/f3ub0AgSmc
で登場します。
密度演算子のc数表現の一般論から、伏見先生の表式を導きました:
ノート「伏見関数」
https://t.co/skj15GgqFp