著者
池田 嘉郎 イケダ ヨシロウ Yoshiro Ikeda
雑誌
史苑
巻号頁・発行日
vol.74, no.1, pp.59-72, 2014-01
著者
池田 忍 イケダ シノブ Ikeda Shinobu
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.259, pp.192-201, 2013-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第259集『空間と表象』上村清雄 編"Space and Representation" Report on the Research Projects No.259
著者
池田 光穂 井上 大介 Ikeda Mitsuho Inoue Daisuke イケダ ミツホ イノウエ ダイスケ
出版者
大阪大学COデザインセンター
雑誌
Co*Design (ISSN:24349593)
巻号頁・発行日
no.9, pp.31-45, 2021-01-31

本稿は、サイバースペース(=インターネット空間)におけるサイバーパンクという概念を扱い、その倫理的あるいは非倫理的特質について人類学的に分析するものである。その際、社会に対するサイバーパンクの抵抗者としての特徴を確認するとともに、それがアイデンティティとよばれる社会的拘束に根差した概念ではなくエージェンシーという言葉で表現されうる、より行為実践に依拠した概念と関連する性質のものであることが論じられる。
著者
池田 亮一 イケダ リョウイチ Ikeda Ryouichi
出版者
Graduate School of Economics and Osaka School of International Public Policy (OSIPP) Osaka University
雑誌
Discussion Papers In Economics And Business
巻号頁・発行日
vol.11-22, 2011-06

昨今,少子高齢化が深刻化している中で,出生率を内生化した世代重複モデルによる分析が盛んに行われている。しかし,先行研究のほとんどは,完全雇用を前提としている。現実には失業が存在するのではないか。本稿では,失業をモデル化した労働組合賃金交渉モデルを用い,育児支援税が雇用,子ども数にもたらす影響を分析した。まず,育児支援税の増加は,失業率を上昇させ,資本ストックを減少させる。新たにわかったこととして,失業の増加は,可処分所得の減少を通して,子ども数を減少させる。また,一定の条件を満たすとき,育児支援税の導入で経済全体の一人当たり子ども数が減少する。結論として,育児支援税も,過剰になると逆効果になることがわかった。また新たに,失業保険給付率の上昇は,失業の上昇による可処分所得の減少を通して,子ども数を減少させることがわかった。
著者
J マーク ラムザイヤー エリック B ラスムセン 森 大輔 池田 康弘 モリ ダイスケ イケダ ヤスヒロ J.Mark Ramseyer Eric B. Rasmusen Mori Daisuke Ikeda Yasuhiro
出版者
熊本大学
雑誌
熊本法学 (ISSN:04528204)
巻号頁・発行日
vol.143, pp.170-128, 2018-07-30

本稿は原題 J.Mark Ramseyer and Eric B.Rasmusen,"Lowering the Bar toRaise the Bar : Licensing Difficulty and Attorney Quality in Japan" Journal ofJapanese Studies Vol.41(2015),pp.113-142を翻訳したものである。
著者
池田 幸代 イケダ ユキヨ Yukiyo Ikeda
雑誌
東京情報大学研究論集
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.53-67, 2012-03-01

本研究では、介護事業サービスを提供する企業が安定した経営を行うために、現在直面する問題を解決することを目的としている。その中で、ここでは介護事業所が利用者をいかにして確保するかに着目した。調査では、主にデイサービスや訪問介護サービスを提供している東京都内の介護事業所の利用者を対象に、インタビュー調査を実施した。それによると利用者は第三者評価などの公開された情報を利用して、介護事業所の選択を行っているのではなく、ケアマネージャーや知り合いによる紹介によって事業所を選択していることが明らかとなった。介護保険制度が導入された当初、利用者の自由意思に基づく選択が行われるとみられていたが、実はそうではないことがわかる。そこで本研究では、利用者確保のために、介護事業所がどのような対策をとるべきかを考える。The purpose of this research is to solve the problems currently faced by public nursing-care service providers for their stable business operation. In the interview survey, it gave most attention to service users of day-care service and attendant service providers in Tokyo area. The result shows that those users did not choose the providers by utilizing the open information which is guaranteed by the third-party evaluation, but often times being introduced by care-managers or acquaintances. When nursing-care insurance system was launched, it was estimated that choice of the service becomes free contract, but the result shows to the contrary. Based on this finding, this paper considers the measures to be taken by public nursing-care service providers to attract service users by understanding customer needs and effective marketing activities.
著者
池田 理香子 イケダ リカコ Rikako Ikeda
雑誌
実践女子短期大学紀要
巻号頁・発行日
vol.31, pp.119-124, 2010-03-20

中世の時代から、コンシェルジュは巡礼者が訪れる協会に常に在中し、ホスピタリティー(思いやりと暖かさ)をもってお迎えし、旅にまつわるトラブルを解決し、次の目的に正しく導くお手伝いをしていたという歴史が存在する。現在、コンシェルジュは、ホテルに於いてその地位を確立している。コンシェルジュはという職業が中世の時代、どのように誕生し、そして発展していったのかを探りながら、真のサービスについて考えてみたい。Since middle ages, Concierge already existed in the church which many pilgrims were visiting. Concierge was welcoming them with the hospitality and try to solve any problems may occur during their trip, also Concierge were escorting them to their next destination with correct advices. Now, Concierge is establishing their position as profession in Hotel industry. We would like to consider about his Ultimate Service by searching the root of Concierge Profession and its development.
著者
西木 忠一 池田 良子 ニシキ タダカズ イケダ リョウコ Tadakazu NISHIKI Nagako IKEDA
雑誌
大阪樟蔭女子大学学芸学部論集
巻号頁・発行日
vol.39, pp.232-223, 2002-03-06

平安末期または鎌倉初期に,『源氏物語』愛読者により,「夢の浮橋」の巻後日譚として創作されたのが,「山路の露」である。文章は至って流麗。『源氏物語』に精通した読者の筆になる作品であって,近時「世尊寺伊行」の女「建礼門院右京大夫」を,その作者とする説が提出されている。本注釈は流布本(『続群書類従』物語部所収)を底本にし,「補記」の頂にいささか重みを置いた。本稿に収めた各段の梗概は次ぎのごとくである。髪をおろした浮舟を前に,乳母子の右近は胸のうちを涙ながらに語り,いかなる折にも,決して姫君に遅れまいと心にきめていたものをと,尽きることのない深い悲しみに泣きくずれるのであった(二十八 五重)。右近から薫の愛情の深さに聞くにつけ,浮舟は薫・匂宮という二人の男性の間をゆれ動いたわが心のうちを思い見,これも前世からの報いであったのだと,しみじみ悟るのである(二十九 人目)。いよいよ下山するに至って,浮舟の母は娘を都に連れて帰ろうと言う。だが,浮舟は今更の思いがして帰京の話にのって来ない(三十 客人)。
著者
池田 直子 イケダ ナオコ Ikeda Naoko
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究 (ISSN:18834744)
巻号頁・発行日
no.13, pp.14-26, 2006-09

インドのイスラーム政権であるムガル朝(1526-1858)第4 代皇帝ヌールッディーン・ジャハーンギール(Nūr al-Dīn Jahāngīr, 在位1605-1627)統治下において、1615-1618年頃に制作されたビチットゥル作《スーフィーに本を贈るジャハーンギール》の図像分析を行う。この作品は、これまでにムガルとオスマンの関係の視点から分析されたことはない。したがって、オスマン朝との政治的・文化的状況との関連について調べ、《スーフィーに本を贈るジャハーンギール》において、その状況がどのように反映されているのか、試論を行う。また、この絵画における三日月と太陽から構成された円光の霊感源を特定する。
著者
吉田 美佳 池田 宏 Yoshida Mika Ikeda Hiroshi ヨシダ ミカ イケダ ヒロシ
出版者
筑波大学水理実験センター
雑誌
筑波大学水理実験センター報告 (ISSN:0385907X)
巻号頁・発行日
no.24, pp.73-79, 1999

栃木県烏山町に龍門の滝と呼ばれる滝がある(第1図).ほぼ垂直な崖を水が落ちるこのような滝はあちらこちらにあるように思われがちであるが,沢登りの対象とされるような急勾配の谷の小滝を除くと,かなり大きな川の,しかも崖がほぼ垂直な滝(湯布タイプの滝,直瀑)というと,たとえば,関東平野では日光の華厳の滝 ...