著者
金井 豊 三田 直樹 竹内 理恵 吉田 信一郎 朽津 信明
出版者
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
雑誌
地質調査研究報告 (ISSN:13464272)
巻号頁・発行日
vol.57, no.1-2, pp.1-15, 2006-04-21 (Released:2015-12-11)
参考文献数
34
被引用文献数
1 1

洞窟内の沈殿物や河床に生成する沈殿物に棲息する微生物などを日本各地から採取し,その中の微生物のマンガン酸化活性を調べた.更にマンガン酸化能を持つ微生物の分離を行い,その分離株について分類や16S rDNA による同定を試みた.また,予察的にボーリングコア中のマンガン酸化細菌の調査を行った. その結果,洞窟や河床からの沈殿物からはグラム陽性桿菌の Bacillus や Curtobacterium,グラム陰性桿菌の Burkholderia 等が分離された.ボーリングコアでは 20 m以深においても微生物の存在が確認され,堆積性の地下環境でも微生物研究が重要であることが示された.更に,微生物生態学的に様々な条件下における微生物のマンガン酸化活性についての実験を行い,最適環境条件等を調査した. 微生物は核種移行に関わる化学環境に直接・間接的な形で影響を与えるため,微生物の総量,種類とその特質,生存環境と活性の有無とが重要な課題である.このようなデータは微生物の種類ごとに相違すると考えられるため,系統的にデータを収集してデータベース化を進める必要がある.
著者
常包 正 中川 英夫 古川 岩雄 石坂 謙一 吉田 信行
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.9, no.5, pp.210-214, 1956

牛の卵巣嚢腫の治療に胎盤性性腺刺激永ルモンが効果のあることは, 出内の報告をはじめとして多数の報告によって朋らかにされている.<BR>われわれは卵巣嚢腫牛6頭 (思牡狂および無発情牛各3頭) に日本全薬工業株式会社から供試されたレバチオニン50~100ccとビタミンC2.5~5.09を1日量として, 10目間連続注射したところ, 注射開始後5~10日で嚢腫は黄体化または閉鎖し, 思牡狂の症状も3~9日で消失を認めた. 試験牛6頭中の5頭は注射開始後7~28日の間に正常発情を示し治癒と決定, 他の1頭は再発し不治と決定した. 治癒牛2頭に種付し, 1頭受胎, 1頭不受胎であった.<BR>牛の卵巣嚢腫を本治療法によって治癒させることができることは, まだ報告をみない新知見をえたので報告する. 本治療法による治癒機転については, 目下追究中である.
著者
吉田 信明 田中 正之 和田 晴太郎
雑誌
情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE) (ISSN:21884234)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.36-45, 2017-02-22

動物園の主要な社会的役割に環境教育・命の教育があるが,学校の遠足・校外学習を含め,多くの来園者は動物を単に眺めるにとどまり,十分な観察・学習ができていないと指摘されている.この課題に対し,著者らは,動物の行動やその意味への理解を促す教育プログラムでの利用を想定し,単に動物を「眺める」にとどまらない,より深い動物観察の機会を来園者に提供するための,動物行動観察支援システムを開発した.このシステムでは,プログラムへの参加者は,タブレット端末を用い,観察対象の動物の位置・行動を時系列データとして記録する.このようにして記録された行動データは,システムによりデータベースに集約される.著者らは,本システムの評価実験を行い,被験者の動物への理解が高まったことを検証した.その一方で,本システムを用いた教育プログラムの開発に向けた課題も明らかになった.
著者
近藤 史人 古川 忠始 吉田 信人 川口 恭則 串戸 一浩 鈴木 常彦
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2002, pp.36-36, 2002

1976年,R・ドーキンスによる「利己的な遺伝子」の発表以来,文化遺伝子,ミームの概念は,S・ブラックモア,R・ブロディ,佐倉統などにより掘り下げて論じられてきた.ここではミームの発生過程を伝統的ダーウィニズムの模倣-変異-淘汰による偶然の産物とするにとどめず,I・プリゴジン,S・カウフマンの自己組織化の論理をミームにも適用し,マルチエージェントが自己触媒となり,散逸構造を形成するプロセスと仮定して考察する.環境に対する全体最適の価値観を自己触媒のモメンタムと捉えることで,21世紀型のサステイナブルな創発型組織モデルを形成し得るミームマネージメントの可能性を考察する.
著者
吉田 信明 田中 正之 和田 晴太郎
雑誌
研究報告情報システムと社会環境(IS) (ISSN:21888809)
巻号頁・発行日
vol.2016-IS-138, no.7, pp.1-8, 2016-11-26

動物園における業務は,動物の飼育や,来園者向けサービス等,日々変化する状況への対応が求められる非定型的な業務が大半である.京都市動物園では,これらの業務の記録を,自由形式のテキストを中心とした 「飼育日誌」 としてシステムに蓄積し,検索可能としている.しかし,記録者の主観や日々の課題意識の変化等により質にばらつきが生じやすいため,このような自由形式の記録は,日常の業務報告としては十分であっても,飼育知識として事後に活用することが困難である等といった課題がある.本研究は,著者らがこれまでに開発した,飼育日誌管理システムで,これらの課題を解決することを目的としている.その方策を検討するため,著者らは,2014 年度に京都市動物園で作成された飼育日誌を対象として,主題や,その時系列的な変化等について分析を行った.本稿では,この分析について説明し,課題解決に向けた検討を行う.
著者
YOSHIDA Haruyo UEMATSU Shingo YOSHIDA Shinsuke 吉田 信介 TAKEUCHI Osamu 竹内 理
出版者
外国語教育メディア学会(旧Language Laboratory Association)
巻号頁・発行日
1998

本論文は、(1)映像と英語音声+日本語字幕、(2)映像と英語音声+英語字幕、(3)映像と日本語音声+英語字幕の三つの異なる音声と字幕のコンビネーションが、言語獲得の前提となる内容理解にどのように影響するかを実証的に考察したものである。被験者は、日本人中級英語学習者156名で、英語聴解力テストにより3つの等質なグループに分けられた。このそれぞれのグループに、上記の3条件で題材を提示し、その内容理解を調べた。題材にはアメリカ映画の一部を利用した。その結果、(2)→(1)→(3)の順に内容理解が高いことがわかった。この結果を被験者のアンケートなどから得られた結果と総合すると、中級学習者にとっては、多様な情報源(映像、音声、文字)を利用することが困難であり、特に情報が外国語で提示された場合には、外国語字幕→外国語音声の順で困難さが増すことがわかった。本論文では、この結果に基づき、効果的な音声と字幕のコンビネーションの在り方、今後の研究の方向性などについても言及していく。
著者
吉田 信夫
出版者
跡見学園女子大学
雑誌
コミュニケーション文化 (ISSN:18818374)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.119-125, 2007-03
著者
吉田 信啓
出版者
東亜大学
雑誌
東亜大学紀要 (ISSN:13488414)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.111-116, 2005-11-30