11 0 0 0 IR 仙人の飲食

著者
大形 徹 Ohgata Tohru
出版者
大阪府立大学 人文学会
雑誌
人文学論集 (ISSN:02896192)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.1-41, 2018-03-31
著者
土屋 昌明 鈴木 健郎 大形 徹 横手 裕 二階堂 善弘 山下 一夫
出版者
専修大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009

本研究は、地域の道教と洞天思想との関わり、各地の宗教施設のネットワークを考察した。また、その歴史的な経緯を考察した。十大洞天のうち、赤城山・括蒼山・委羽山・終南山・林屋山・句曲山・青城山・王屋山を実地調査し、それぞれの道観の現状、景観や洞窟などの地理的特徴について調査した。その成果の一部は『洞天福地研究』として発行した。以上により、洞天について具体的な叙述が可能となった。
著者
松浦 史子 喜多 藍 楢山 満照 水口 幹記 大形 徹 齋藤 龍一 下野 玲子 山本 尭
出版者
二松學舍大學
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2022-04-01

漢~唐代に成立発展した瑞獣の図とその東アジアへの伝播について多分野の祥瑞研究従事者により考察する学際的研究である。龍・鳳凰など多様な種が知られる瑞獣は、王権の正当性を保障する象徴として政治利用されたのみでなく、東アジアの世界観・死生観など文化の基底にも存在するが、従来の祥瑞研究ではとくに図像の研究成果を活用しきれていない。そこで本研究では文献・図像を統合すべく王権との関わりを一つの中心的課題として、研究者間で方針の一貫性を図り、新出の祥瑞図を現地調査し、関連の文献を読解し、①漢~唐代の主要な瑞獣とその図像の名称・機能の検討、②瑞獣図のデータベース化、③唐代の重要な祥瑞文献の翻刻と出版を目指す。
著者
大形 徹
出版者
大阪府立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

研究の概要、中国では戦国から秦漢にかけて、太陽・ロータス・鳥の図像が多く描かれるようになる。そのもとはエジプトにある。エジプトでは太陽信仰にもとづく再生復活観念が、太陽・ロータス・ハヤブサなどの図像を通して表現された。それらの図像は中国にも流入し、不死の仙薬や仙人という神仙思想を生み出す契機となった。当初の仙人は死者が復活する尸解仙と呼ばれるもので、エジプトのミイラの復活によく似ている。
著者
大形 徹
出版者
大阪府立大学人文学会
雑誌
人文学論集 (ISSN:02896192)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.67-84, 1996
著者
大形 徹
出版者
大阪府立大学人文学会
雑誌
人文学論集 (ISSN:02896192)
巻号頁・発行日
no.34, pp.75-92, 2016-03-31

2016年5月15日に脱字等を微修正
著者
大形 徹
出版者
大阪府立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

中国の文様、雲気文は雲だとみなされてきた。しかしその初期のものは中央アジアのヘラ鹿等の角の形状に似る。ヘラ鹿は中央アジアの代表的動物である。その特徴は長くて大きな角にある。鹿の角は毎年、落ちてはまた生えかわる。このことが復活再生観念と結びつけられた。墓葬に描かれる鹿の角の文様は、死者があの世に生まれ変わることを助ける役割を担った。中国ではヘラ鹿類は少ないため、その文様は雲気とみなされるようになった。
著者
佐藤 大志 釜谷 武志 大形 徹 佐竹 保子 川合 安 林 香奈 柳川 順子 狩野 雄 山寺 三知 長谷部 剛
出版者
広島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

「楽府」とは、本来音楽を掌る官署の名称だったが、後に楽曲の歌詞の呼称となり、一つの詩体の呼称ともなったものである。本研究では、まず中国の魏晋南北朝隋唐期の諸テキストに見える「楽府」に関する言説資料を収集し、楽府研究の基礎資料を整理することを試みた。そして、この基礎資料の分析を通して、中国中世期に於ける「楽府」に対する認識の変容を明らかにし、そこから特に魏晋期の「詩」と「楽府」との関係、音楽と詩文との関係について考究した。
著者
大形 徹
出版者
大阪府立大学人文学会
雑誌
人文学論集 (ISSN:02896192)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.127-143, 1997-01-10

金子務教授・片倉穰教授停年退官記念号