著者
寺田 真敏 宮崎 聡 服部 泰明 川飛 達夫 神山 真一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.37, pp.588-589, 1988-09-12

日立製作所では、OSI(Open Systems Interconnection)の第1層(物理層)から第7層(アプリケーション層)の全層に渡り製品開発を推進している。このうちOSI第1層から第4層(トランスポート層)をMシリーズホスト計算機及び通信制御処理装置(CCP:Communication Contorl Processor)上で実現する通信管理プログラムがXNF(Extended HNA based Communication Networking Facility)である。XNFは従来HNAにOSIを取り込んだ拡張HNAの思想に基づいて開発されており、現行の通信管理の後継としての位置付けと役割とを持っている。本稿ではXNF開発の背景、基本仕様ついて報告する。
著者
瀬戸山 淳 本山 司 笠 修彰 宮崎 聡 本山 貢
雑誌
和歌山大学教育学部紀要. 教育科学 (ISSN:13425331)
巻号頁・発行日
no.72, pp.33-40, 2022-02-09

精神保健福祉士は中核的な援助技術である個別援助において、従来の医療や福祉領域から多領域に職域を拡げ、各領域に適応するようにその役割や援助技法を各々独自で発展を遂げている。こうした動向の中で、精神科病院の精神保健福祉士の個別援助に焦点を当て、筆者が蓄積してきた臨床経験や研究報告から得られた臨床的知見をまとめ、「精神障害リハビリテーション」における援助構造を通じて、「面接」の在り方、援助技法としての行動療法の位置づけなどについて再考を試みた。これらの検討過程から、精神保健福祉士の個別援助におけるclient理解の理論的枠組み、援助技法としての行動療法の有効性と位置づけを見出したので報告する。
著者
谷口 義明 唐牛 宏 有本 信雄 岡村 定矩 太田 耕司 土居 守 海部 宣男 唐牛 宏 有本 信雄 岡村 定矩 太田 耕司 土居 守 宮崎 聡 小宮山 裕 村山 卓
出版者
愛媛大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2005

ハッブル宇宙望遠鏡の基幹プログラムである「宇宙進化サーベイ(COSMOSプロジェクト)」を遂行した。国立天文台ハワイ観測所のすばる望遠鏡のデータとあわせて、宇宙の暗黒物質の空間分布を世界で初めて明らかにした。これにより、暗黒物質に導かれた銀河形成論のパラダイムが正しいことを立証した。また、COSMOS天域で検出された約100万個の銀河の測光データに基づき、銀河、巨大ブラックホール、及び宇宙大規模構造の進化の研究に大きな貢献を果たした。
著者
米丸 亮 カラガン 徳代 黒石 正子 荒幡 篤 宮崎 聡 山本 誠
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会学術総会抄録集 (ISSN:18801749)
巻号頁・発行日
vol.58, pp.220, 2009

新幹線運転士の停止位置ミスが睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome : SAS)に起因したことが判明したことを契機に,我が国においても社会的問題が次々と明らかとなり,SAS が注目されるようになった。本研究では職場作業の安全管理上SAS に関心の高い某事業場の従業員183名に対してアプノモニターにてスクリーニングを実施した。事業場の産業医の指示にて実施したアプノモニターのデータを,当院の医療連携室を経由して生理検査室にて分析した。被検者183名中アプノモニターによる無呼吸/低呼吸指数(Apnea/Hypopnea Index : AHI)が5以上15未満を示す要指導者が28名(15%)存在した。AHIが40以上を示す者はいなかったが,15以上40未満を示す者が18名(10%)認められ,当院においてPolysomunography(PSG)検査を実施した。PSG によるAHI が10以上の者が10人認められ,SAS と診断された。SAS の有病率は5.5%(10/183)であった。また,AHI が20を超える者5名については,CPAP を導入した。至適CPAP 圧はマニュアルタイトレーションにより決定し,平均7.9cmH2O であった。CPAP 導入によりAHI は平均27.8から平均3.7に低下し,AHI の減少率は87%であった。CPAP導入患者については,定期的外来管理を継続しており,日中帯での眠気を認めていない。必要に応じ在宅での状況をメモリーチップに記憶させ,当院にてその後AHI の経過観察に利用している。事業場の健康管理センターと地域連携を構築し,症状が乏しい従業員に対して効率の良いSASの診断,CPAP 治療の導入により,地域の健康増進に貢献できると考えられた。
著者
斎藤 芳隆 江澤 元 釜江 常好 窪 秀利 鈴木 清詞 関本 裕太郎 高橋 忠幸 田中 光明 平山 昌治 松崎 恵一 矢島 信之 山上 隆正 秋山 弘光 郡司 修一 田村 忠久 能町 正治 宮崎 聡 村上 浩之 森 国城 山崎 典子 EDBERG Tim
出版者
宇宙航空研究開発機構
雑誌
宇宙科学研究所報告. 特集 (ISSN:02859920)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.71-88, 1995-03

硬X線/γ線検出器Welcome-1 (mk2)の気球実験における方位角制御のために, リアクションホイールとよじれ戻しモーターを用いた制御方法による方位角制御システムを構築した。制御に用いた部品のパラメーターの評価, 地上, および上空でのパフォーマンスについて報告する。