著者
小川 克仁 安間 秋靖
出版者
一般社団法人 国立医療学会
雑誌
医療 (ISSN:00211699)
巻号頁・発行日
vol.36, no.3, pp.239-241, 1982-03-20 (Released:2011-10-19)
参考文献数
9

健康女性対照群および妊婦血清中フエリチン濃度を測定した. 対照に比し妊婦において血清フエリチン値の低下を認めた. また同時に測定したへ毛グロビンとの間に正の相関を認めた. 生理的状態下において血中フエリチン濃度が生体の鉄貯蔵量を反映することから, 妊娠時に認められる貧血は鉄欠乏状態が, その原因の一つと思われた. したがつて血清鉄測定と同様, 妊婦の血清フエリチン測定は, 潜在的な貧血の診断, あるいは鉄剤による治療のparameterとして臨床上有用であると思われた.
著者
小川 宏和 Hirokazu OGAWA
出版者
早稲田大学史学会
雑誌
史観 (ISSN:03869350)
巻号頁・発行日
vol.174, pp.1-26, 2016-03
著者
小川 龍
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.14, no.9, pp.691-694, 1994-11-15 (Released:2008-12-11)
参考文献数
2
著者
藤本 竜輔 安藤 元一 小川 博 Ryusuke FUJIMOTO ANDO Motokazu OGAWA Hiroshi
巻号頁・発行日
vol.55, no.4, pp.290-296,

野外調査の難しい種である半水生のカワネズミChimarrogale platycephalaにおける生息確認調査の効率を向上させることを目的として,捕獲個体の死亡率を低減するためのワナ改良をおこなった。同時に調査に適した季節および適切なワナ設置間隔を検討した。従来型カゴワナを24時間ごとに見回ると捕獲個体は全て死亡し,2時間毎に見回っても毛皮の水濡れが防げなかった。ホースで退避室を接続したカゴワナでは24時間毎の見回りでも64%の生存率が得られたが,ワナから脱出しようとして負傷する個体があった。さらに見回り時間を6時間毎にすると生存率は100%になり,捕獲個体の水濡れおよび負傷が防げた。本種は春~秋のどの季節にも調査が可能であり,その捕獲率は平均2.1%であった。ワナ列長1,000m以下の調査をおこなったところ,およそ470mあたり1頭の割合で捕獲された。ワナ設置間隔を100m以下に縮めても捕獲効率に差がなかったことから,ワナは100m程度の長い間隔で設置することが効率的であると考えられた。本種が捕獲された地点においては遅くとも調査4日目以内に捕獲があったことから,生息の有無を判断するためには連続4日間以上の調査が必要であることが示された。
著者
西 朋里 小川 祐樹 服部 宏充 高 史明 高野 雅典 森下 壮一郎
出版者
人工知能学会
雑誌
2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)
巻号頁・発行日
2019-04-08

近年、インターネットの普及により人々の知識や関心の形成に対する既存のマスメディアの影響が変化しつつある。そのため、新規のメディアの視聴者に対する効果を明らかにする必要がある。本研究は、インターネットTVにおける視聴者のコメントとニュースの放送内容との関連性を明らかにすることを目的とする。具体的には、TF-IDFと多変量解析を用いて視聴者のコメントの分析を行った。その結果、娯楽性の高いソフトニュースに批判的な発言や差別的な発言が多くなる傾向が見られた。
著者
小川 功
出版者
跡見学園女子大学
雑誌
跡見学園女子大学マネジメント学部紀要 = Journal of Atomi University, Faculty of Management (ISSN:13481118)
巻号頁・発行日
no.26, pp.1-27, 2018-07

昭和58(1983)年米国系巨大テーマパークが本邦に初進出した際、遊園地、ホテル、航空、旅行等の観光関連業界に衝撃を与えた。独自の観光デザインを振りかざす米国人指導者の猛威に運営会社の社員でさえ辟易した。こんな中で"黒船"が到来した地元浦安には"攘夷""反米"の大漁旗もなく概して歓迎一色であった。水質汚染で生業の漁業が立ち行かず、漁民の総意で漁業権を泣く泣く放棄した町が思い描いたコミュニティデザインこそが「東洋一の遊園地」だったからである。町民の夢を社名に戴くオリエンタルランド社が社内外の障害とりわけ身内筋からの「妨害や邪魔」を乗り越え開園出来たのは地元の熱望あればこそであった。 本稿は巨大パーク開園前後の日米双方のデザインの相克と地域融合問題を、一観客として市民として取引企業社員として、そして何より当該巨大プロジェクトの融資に関わった金融人の生き残りとして回顧したものである。①勤務先金融機関の大先輩と浦安沖埋立事業との因縁、②約40年前の埋立地の殺風景、③GHQと畏怖された派遣部隊との軋轢、④和洋の和解と融合、⑤パーク成功の要因等に言及しつつ、最後に浦安のパークがホンモノか否か、鉄道愛好者として名高いウォルトが当初鉄道パークを夢想し創設したアナハイムに存在するのに、浦安には見当らない重要なアイテムに関する筆者独自の見解を述べる。
著者
生田目 美紀 小川 義和
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告 (ISSN:18824684)
巻号頁・発行日
vol.33, no.7, pp.1-4, 2019-06-01 (Released:2019-05-29)
参考文献数
8

ドイツ博物館協会ではMUSEUMの使命として、インクルーシブデザインやダイバーシティを掲げている。具体的な内容を知るために、2019年2月10日から12日の期間、ドイツベルリンの博物館島を中心に、取組状況を調査した。子供からお年寄りまで、できる限り多くの来館者が楽しめるような配慮と工夫は、各館ごとに所蔵品を活かしながら取り組んでいることがわかった。現地でのハンズオン音声ガイドは基本的にどの館も多言語対応であるが、対応可能な言語の数は館によりまちまちであった。子供用音声ガイドを設置している館もあった。その他、聴覚や視覚に障害のある来館者のためのガイドツアーを用意している館もある。視覚障害のある来館者に向けた専用の常設展示「ネフェルティティの胸像」は、ユニバーサルデザインの7原則に従い、触れる胸像の高さや点字プレートの位置などを改善することにより、より良い展示になると考える。

1 0 0 0 OA 簡明外科各論

著者
小川蕃 著
出版者
金原商店
巻号頁・発行日
vol.上巻 1, 1931

1 0 0 0 OA 簡明外科各論

著者
小川蕃 著
出版者
金原商店
巻号頁・発行日
vol.上巻, 1938

1 0 0 0 OA 簡明外科各論

著者
小川蕃 著
出版者
金原商店
巻号頁・発行日
vol.下巻, 1931

1 0 0 0 OA 簡明外科各論

著者
小川蕃 著
出版者
金原商店
巻号頁・発行日
vol.下巻, 1936

1 0 0 0 OA 簡明外科各論

著者
小川蕃 著
出版者
金原商店
巻号頁・発行日
vol.上巻 2, 1931

1 0 0 0 OA 簡明外科各論

著者
小川蕃 著
出版者
金原商店
巻号頁・発行日
vol.中巻, 1938

1 0 0 0 OA 簡明外科総論

著者
小川蕃 著
出版者
金原商店
巻号頁・発行日
1936
著者
佐久田 茂 足立 幹雄 小川 潔 高須 登 上田 勝宣 平 浩三 中野 敏行
出版者
公益社団法人精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.62, no.10, pp.1444-1448, 1996-10-05
参考文献数
10
被引用文献数
1

摩擦駆動を応用した光ディスク原盤露光用テーブル送り機構を開発した.<BR>(1) テーブルの駆動系として, 大ストローク・高分解能でサイクリックエラーのない摩擦駆動を用いた.モータ軸, 支持ローラ, 予圧印加軸の3つのローラによる駆動ロッド支持機構, ダイレクトドライブ, 最大予圧100Nの摩擦駆動機構を採用した.<BR>(2) 干渉計とミラーとの間に分岐ミラーを配置し, レーザ光路を2系統に分割するテーブルのヨーイング自動補正機能を備えたレーザフィードバック制御光学系を設計し, 原盤記録の高精度化を図った.<BR>(3) テーブル位置制御特性に関しては, 10μm/s定速送り時の追従誤差は2。9nm (σ) であった.また1μmステップ応答の3%静定時間は約0.15s, 定常偏差は10nm以下であった.<BR>(4) 本テーブル送り機構を用いた露光装置で実際の露光を行った.nmオーダの精度の安定した記録を実現した.次世代以降の高密度光ディスクに対応した原盤を製作することができた.<BR>今後は, 各種の露光方法・露光形状について, 露光条件を追い込み, 記録の高精度化を目指す.