- 著者
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小菅 啓子
小林 茂雄
- 出版者
- 一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
- 雑誌
- 繊維製品消費科学 (ISSN:00372072)
- 巻号頁・発行日
- vol.31, no.1, pp.38-45, 1990-01-25 (Released:2010-09-30)
- 参考文献数
- 5
- 被引用文献数
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2色配色のストライプ柄のイメージについて, 因子分析法により解析した.ストライプ柄は, ストライプの形態と幅ならびに配色の異なった, 132種 (縦, 横) を色紙を用いて作成した.132種のストライプ柄のイメージは, 軽快性, 明瞭性, 単純性の3因子で表される.軽快性については, 黒白のストライプ柄は, 白の分量が関係し, 純色と無彩色の2色配色のストライプ柄は, 純色の色相と無彩色の明度に関係する.明瞭性については, 黒白柄は, ストライプの形態と幅ならびに黒の分量が関係し, 純色と無彩色の柄は, ストライプの幅と無彩色の明度が関係する.単純性については, 黒白柄は, 白の分量とストライプの幅が関係し, 純色と無彩色の柄は無彩色の明度に関係する.ストライプの方向性は, 黒白柄, 純色と無彩色の柄とも, 軽快性, 単純性について, 横の方が縦より因子性が大きい傾向にある.