- 著者
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梶原 一亨
井上 雄二
永田 貴久
境 恵佑
西 一彦
尹 浩信
- 出版者
- 日本皮膚悪性腫瘍学会
- 雑誌
- Skin Cancer (ISSN:09153535)
- 巻号頁・発行日
- vol.22, no.3, pp.273-276, 2008-03-25 (Released:2010-08-05)
- 参考文献数
- 15
66歳, 男性。幼少時期より陰茎に類円形の黒色斑があることを自覚していた。2006年4月に同色素斑上に結節を生じ, 徐々に増大し, 6月ごろに表面が潰瘍化してきた。初診時には, 陰茎体部包皮小帯を中心とした30mm×25mmの色素斑と表面が潰瘍化した23mm×18mm×3mmの黒色腫瘤を認めた。一部生検にて悪性黒色腫と診断し, 陰茎切断術, センチネルリンパ節生検および右鼠径リンパ節郭清術を施行した。pT4bN1bM0, stage IIIC, Tumor thickness=4.7mmであった。