著者
ソン ヨンア 橋田 朋子 上岡 玲子
出版者
ヒューマンインタフェース学会
雑誌
ヒューマンインタフェース学会論文誌 (ISSN:13447262)
巻号頁・発行日
vol.23, no.3, pp.251-254, 2021-08-25 (Released:2021-08-25)
参考文献数
10

Our proposed system rapoptosis is a novel proposal for the sustainable value of artifacts. It aims to enable unused things to autonomously determine their own existence value, bid farewell to their owners, and be revalued by new or original users. In this paper, through the questionnaire survey, we define the existence value includes not only measurable extrinsic existence value but also intrinsic existence value such as memories and attachments. In addition, through the workshop, we investigate the appropriate form of farewell and various farewell messages, and summarize the design guidelines for the autonomous farewell of artifacts for revaluing of itself.
著者
上岡 玲子 廣瀬 通孝 増田 敦士 村上 哲彦
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

本研究では複数の周波数帯のRFIDタグを糸にして布に織り込んだハイブリッドRFIDテキスタイルの自動織技術を実現し,広域空間内において人および移動体の位置検出を効率的に実現するため,布の特性を活かしたインタフェースの設計,位置検出システムを効率的に実現するためのマッピング生成装置の開発,およびハイブリッドRFID環境での位置検出の評価を行い,実用化の実現可能性について知見を得た.

2 0 0 0 IR うどんの歴史

著者
岡 玲子
出版者
福岡女学院大学
雑誌
福岡女学院大学紀要. 人間関係学部編 (ISSN:13473743)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.29-34, 2006-03-31
著者
宮本 美沙子 福岡 玲子 岩崎 淑子 木崎 照子 中村 征子
出版者
教育心理学研究
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.12, no.3, pp.139-151,189, 1964

児童の興味を, 単に興味の種類や領域の実態をとらえるだけでなく, 条件場面を設定し, そこから展開する知的興味の種類と深さが, 児童の能力や内的成熟により, 興味の展開にどのような機能をもつて働きかけるのか, その質的なありかたを分析究明する方法を開発することを目的とした。<BR>まず, 児童の知的興味がどのような方向にあるのかを知る手がかりを得るため, 予備研究として, 小学2・3・4年児約850名を対象に疑問調査を行なつた。その結果児童の疑問の種類11項目を選出した。<BR>予備研究によつて得た項目の, それぞれの内容を代表するテーマを選び, 写真および絵により11枚の図版を作成した。小学3年児男子20名, 女子20名, 計40名を対i象に, 個人面接法により図版を提示し, 「知つているごと」「知りたいと思うこと」の2面から, 知的興味の展開を自由に口述させた。<BR>児童の知的興味の展開を, その反応を種類別に分類するのでなく, なぜ知的興味をもつに至つたのか, 児童の考えかたの展開の面から, 児童の反応の質的差異を中心にして分類し, 次の6分類項目を選出した。すなわち,(1)画面の説明 (画面に固執してそれ以上に発展しないもの),(2)自分の感情・感じていること,(2)自分の経験 (2)および(3)は, 画面からやや離れた考えかたをしていながら, 自分というわくから脱け出せないもの),(4)単に事象・現象のみをとらえた考えかた (画面から発展し, 目に見える現象や事象を, そのものの分類・性質・定義の面からとらえているもの),(5)事象・現象の原因や起る過程をとらえた考えかた (4)よりは発展しているが, まだ機能的な考えかたとしては説明不十分なもの),(6)事 象・現象を, 子どもなりに機能的にとらえた考えかた (現象を機能的に把握して考えを進めているもの) の6 分類項目が設定された。<BR>各個人のなまの反応を, 各図版ごとに上記の6つの分類項目にはめて区分整理し, 1枚の表に全貌がわかるように書きこみ, 個人の知的興味の展開が一目でとらえられるようにした。<BR>児童の反応の結果を,(1) 分類項目別, 図版別,(3) 男女別,(4) 学業成績との関係, から考察した。<BR>その結果, 小学校3年児は多くの疑問をもつており, その領域も広範囲にわたつていることがわかつた。また知的興味の展開には個人差がみられた。この年令では, おおむね物事を事象や現象の原因や起る過程をとらえた考えかたをする傾向があり, 興味の集中したテーマからみると, 知的興味の方向が社会へと拡大している姿がみられた。この研究からは知的興味における男女差はみられなかつた。知的興味の展開における発達的段階と学業成績の良さとは, 必ずしも平行していなかつた。このことから, 適切な指導と教育により, 児童の疑問や興味をとおして, 学業成績などには現われない児童の潜在的な能力をのばしうることが, 可能であるし必要であると思われる。また教科の内容のありかたを検討し, 指導の方針を考えてみることも必要であると思われる。いいかえれば, 児童の興味・関心を, より総合的, 体系的に方向づけることにより, 断片的な興味としてとどまるだけでなく, 学問的な態度へと発展させてゆく可能性もあるものと考えられる。<BR>以上の結果から, 児童の知的興味の展開をこのように質的に分析することにより, いままでに接近できなかつた角度を究明することができると考えられる。
著者
濱口 常男 鎌田 彩 村岡 玲子 倉本 美佳 中元 智子 志方 敏幸 門林 宗男
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.125, no.6, pp.525-530, 2005-06-01 (Released:2005-06-01)
参考文献数
8
被引用文献数
2 3

For the purpose of quality evaluation of magnesium oxide (MgO) tablets, we considered the dissolution test method with changes in the pH of the dissolution medium as an indicator and studied the elution behavior of MgO from commercial MgO tablets. We also studied the effects of particle size on the elution rate of MgO from MgO tablets. A dissolution test was carried out using the rotating basket method in 100 ml of the first fluid (pH 1.2). The stirring speed was set at 200 rpm. The elution behaviors of MgO from two products were markedly different. The medium pH for the sample MM (Magmit) tablet after 15 min reached 9.5 but that for ML (Maglax) tablet was 2.7 even after 60 min. The apparent solubility of MgO in 100 ml of the first fluid were, respectively, 175 mg and 100 mg when medium pH as 9.5 and 1.5. The low dissolution of ML tablets is thought to be due to the large particle size (average particle size r = 226 μm) or due to the effects of additives on elution. These results suggest that neutralizing activity after ingestion of MgO tablets and subsequent laxative effects may, when conditions after ingestion of MM tablets and after ingestion of ML tablets are compared, produce differences between them. We found that the dissolution test method with pH as an indicator is useful in assessing the dissolution behavior of MgO preparations.
著者
池井 寧 山下 利之 茅原 拓朗 上岡 玲子 上岡 玲子
出版者
首都大学東京
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

本研究の目的は,人間の記憶力強化の新しい手法として,空間情報にかかわる人間の記憶特性を利用した容量拡大の方法論を構築することである.本手法の特徴は,携帯型コンピュータ等を用いて,場所(空間)やモノの画像と記憶掛けくぎ画像の素早い合成操作を行わせることだけで記憶を高めうることである.携帯電話を含む小型コンピュータを用いた複数の実験で,短い制限時間の記憶課題において,本手法を用いない場合に比較して著しい再生率の向上を達成しうることが実証された.