著者
豊田 博
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.936, pp.89-91, 1998-04-13

景気低迷の影響は我々にも極めて深刻なものです。日本のバレーリーグは、企業が運営する男女合わせて32の実業団チームで成り立っています。現在、男女それぞれに、トップ8チームが1部リーグの「Vリーグ」を組んで、優勝争いにしのぎを削っています。 ところが、その実業団チームが、母体である企業のリストラの一環で、相次いで休・廃部に追い込まれています。
著者
渡辺 熙 岡田 純一郎 竹内 一夫 豊田 博
出版者
杏林医学会
雑誌
杏林医学会雑誌 (ISSN:03685829)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.27-31, 1980

1953年にLichtensteinがeosinophilic granuloma, Hand-Schuller-Christian病Letterer-Siwe病の3疾患を包括して, Histiocytosis Xなる語を提唱した事は周知の事実である。今回, 我々は9才女児の後頭頭頂部の軽度圧痛を初発症状として発症した頭蓋骨の単発性eosinophilic granulomaを経験した。そこでこの症例の臨床経過を述べ, 更に若干の文献的考察を加える。
著者
山本 雅博 前田 昭太郎 豊田 博 永原 貞郎
出版者
杏林医学会
雑誌
杏林医学会雑誌 (ISSN:03685829)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.11-27, 1977-03-30 (Released:2017-02-13)

杏林大学創立以来(1970∿1976), 杏林大学医学部病理学教室及び病院病理部において剖検された, 感染性心内膜炎6剖検例(細菌性心膜内炎4例, 真菌性心内膜炎2例)の概要を報告し, 治療による本症の病像変貌について考察し, 次のごとき結論をえた。1. 抗生物質治療を受けた細菌性心内膜炎の治癒過程は, 非使用例と比較して本質的な相違はないが, その程度が強くなつているものと推定される。2. 感染性心内膜炎の既往心疾患としてのリウマチ性病変の有無は, 弁膜のAschoff体のほか, MacCallum斑などの存在を注意して検索する必要がある。3. 細菌性心内膜炎の起炎菌としては, 一症例においても, 緑色レンサ球菌が抗生物質治療の結果, ブドウ球菌に交代することがある。したがつて細菌性心内膜炎を起炎菌の種類によつて急性・亜急性とする古典的分類は実用的ではないことを再確認した。4. 真菌性心内膜炎は心臓外科手術ばかりでなく, その他の外科手術やそれに続く抗生物質投与により増加する可能性がある。
著者
姜 英男 豊田 博紀
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.55, no.7, pp.483-489, 2017-06-20 (Released:2018-06-20)
参考文献数
45

生命活動を維持するための摂食行動は,視床下部による制御を受けることが知られている.しかしながら,美味の認知によりもたらされる情動的な摂食行動を引き起こす高次脳機能メカニズムは諸説あり,なかでも山本らによる報酬回路活性説が有力視されてきたが,いまだその全貌は確立されてはいない.本稿では,「甘味」や「うま味」といった味覚によりもたらされる情動的な摂食行動を引き起こす脳活動において,島皮質味覚野と胃腸自律領野神経細胞間で生じる神経ネットワーク活動が中心的役割を果たしている可能性を紹介する.
著者
北西 允 清野 惇 倉持 孝司 豊田 博昭 植田 博 大熊 忠之 上谷 均 山田 浩 川内 つとむ 盧 雲 揚 磊 田 平安 廖 俊常 余 久隆 聶 天こん 呉 耀森 劉 澤貴 姚 登魁 魯 国棟 ちゅ 明れん 劉 永誉 胡 澤君 趙 長清 閻 培 つう 明理 吉川 栄一 市川 太一 安井 威興 大賀 祥充 石外 克喜 片岡 直樹 吉川 元 加藤 高 董 しん 杉田 憲治 高 紹先 上野 裕久 YANG Lei RYU Ini TAN Pinan RYU Zukui 楊 磊 聶 天貼
出版者
広島修道大学
雑誌
国際学術研究
巻号頁・発行日
1989

1 政治・法意識の比較研究 広島修道大学法学部の新入生及び4年次生に対しては1989年4月、西南政法学院の学生に対しては同9月、アンケ-トによる異識調査を行なった。その後中国では意識調査ができなくなってしまったが、修道大学の新入生に対しては、同12月追跡調査を行なった。1991年度に追跡調査を行なうべく中国側と話合いを重ねたが、中国政府が意識調査を禁止しているとの情報もあり、遂に実現できなかったのは残念である。しかし、1度ではあるが中国の学生の政治・法意識の調査が行なえた意義は大きく、その後も中国で意識調査が行われないためかえってこの調査結果は貴重である。調査結果の分析は、修道大学の研究叢書として、来年3月までには発表すべく作業を進めている。2 日中法制度の比較研究 日中両国の研究分担者がそれぞれ個別に或は共同して研究し、各年度双方から5名づつ計30名が相手国を訪れ、裁判所、議会、市役所、大学のほか刑務所、登記所等も視察し、関係者に質疑を行ない、法施行の実態を見、まだ研究会をもった。そのほか、政法学院の楊磊研究員は1988年9月から2年間修道大学客員助教授、その後今月まで非常勤講師として、合計3年半、広島大学の片岡直樹研究員は1990年4月から政法学院に留学生として1年、ともに相手国の研究員と共同研究を行なって来た。3 研究成果の発表 10に記載のとおり、これまでの研究成果の1部は既に杉田憲治が3本、片岡直樹が1本、加藤高(楊磊と共沢)が1本、楊磊が1本、計6本の論文として発表しているが、更に全員の共同研究の成果としては、修道大学総合研究所発行の広島修道大学研究叢書として、1993年3月までに『日中学生の政治・法意識』、1994年3月までは『日中両国法制度の比較法学的・法社会学的研究』の2著を出す予定である。