著者
高橋 靖弘
出版者
石油技術協会
雑誌
石油技術協会誌 (ISSN:03709868)
巻号頁・発行日
vol.81, no.4, pp.281-288, 2016 (Released:2018-05-09)

This paper presents Akita Prefecture's “Second Phase Strategy of New energy-related industries in Akita within its industry strategies.Akita, blessed with energy resources such as wind, geothermal, and biomass, is one of Japan's leading regions in the potential of creating renewable energy.While promoting the expansion of renewable energy, Akita has worked together with cooperating industries to formulate a strategy that tackles and greatly increases job creation as well as industrial development, and for that purpose has had the expansion and development of various policies to approach the issue.
著者
高橋 靖彦 本谷 聡 堀口 文
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.68, pp.224_1, 2017

<p> ラート競技は、器具の特性を活用した運動の難しさと出来映えを競う評定競技であり、直転、斜転、跳躍の3つの種目がある。主な採点項目には、演技の価値を示す「難度点」と、演技の正確性を示す「実施点」があり、国際審判団によって最終得点が決定される。近年は国際競技規則改訂が繰り返され、選手はそれに適応した演技を構成するために、最新のトップ選手の演技動向を把握する必要がある。本研究では、世界選手権2016の団体戦での上位入賞国(ドイツ、日本、スイス、オーストリア)が出場した、世界チームカップ・ラート競技選手権2017における全演技について調査を実施した。その結果、種目別の最高得点は直転が11.85点(難度点5.00点)、斜転が11.85点(難度点6.80点)、跳躍が10.30点(難度点5.80点)であった。2014年の前回大会と比較すると、斜転の最終得点が大きく上昇する傾向が認められた。その要因として、本大会から、斜転において従来の最高難度であったD難度(0.80点加点)に加え、R難度(1.00点加点)が導入され、難度点の上限がより高くなったことが考えられる。</p>
著者
高橋 靖彦 本谷 聡 堀口 文 小出 奈実 相原 奨之
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.67, pp.269_2-269_2, 2016

<p> ラート競技は、3種目の演技中に実施される運動の難しさとその出来映えを競い合う採点競技である。大会では、直転、斜転、跳躍の3種目が実施され、主に演技における技の難しさを示す「難度点(difficulty score)」とその演技の出来映えを示す「実施点(execution score)」で最終得点が決定される。それらの採点の基準には国際ラート連盟競技規則(IRV code of points)が適用されるが、体操競技やフィギュアスケートなどの採点競技と同様に、国際審判員の主観的な判断により採点傾向が異なることが報告されている(本谷ら、2011)。そのため、選手は競技規則を理解するだけではなく、近年の国際審判団の採点傾向を把握することが重要と考えられる。本研究では、2016年6月にアメリカ・シンシナティで開催された第12回世界ラート競技選手権大会における、種目別決勝出場選手の演技構成ならびに各採点結果を調査及び分析することによって、今後のトレーニング計画に役立つ実践的な示唆を得ることを目的とした。なお、詳細な演技構成ならびに各採点結果については当日発表する。</p>
著者
高橋 靖彦
出版者
The Crystallographic Society of Japan
雑誌
日本結晶学会誌 (ISSN:03694585)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.110-118, 2003-04-30
被引用文献数
1

Crystal structures and electron density distributions of some manganese and cobalt oxide materials have been studied by the maximum entropy method using single-crystal X-ray diffraction data measured at room temperature. The nature of chemical bonding in these oxides is understood from the present structural and electron density analyses. The features of electron density distribution obtained theoretically by FLAPW calculations for these oxides were in good agreement with the present experimental observations.
著者
高橋 靖史
出版者
環境芸術学会
雑誌
環境芸術 : 環境芸術学会論文集 (ISSN:21854483)
巻号頁・発行日
no.8, pp.29-36, 2009-03-31

本稿では思考と実践の絶え間ぬ繰り返しである私の彫刻制作を論拠に、肉体と世界と彫刻とがどのように関係し合っているかを論述した。肉体は主体と外界の境界であり、同時に両世界をつなぎ合う媒体でもある。こうした肉体と世界の両義的、相互依存的な関係を肉体と物質が直に触れ合う制作により探り、形象化する試みが「私の彫刻」である。まず、身体と世界の関係性を巡っての彫刻制作には、ポジショニング(位置取り)が重要である。ポジショニングとは主体と世界の接続の仕方のことであり、私という主体が身体ごと彫刻素材の中に入り制作するというポジションを取ることで、彫刻はメディウムとして機能し、身体-彫刻-世界の関係を結べると考える。世界の側から彫刻を見てはいけない。彫刻を外側からオブジェクトとして見るのではなく内側から関係性として見なければならない。つまり彫刻とは主体と世界の間に介在し素材に形をあたえる手段により両者を媒介するメディウムという事物なのである。こうした制作のポジション、彫刻のポジションに基づいて、制作した作品から具体例として五作品を揚げて制作研究の報告をした。その全てにおいて私がめざしたのは「身体を型取った、古着、ラテックス、ギプス、段ボールなどを積層して、見るものがその中に入り内と外、身体と空間、主体と世界を関係づける彫刻をつくること。」である。
著者
高橋 靖以
出版者
北海道大学大学院文学研究科
雑誌
北方言語研究 (ISSN:21857121)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.129-136, 2013-03-25

In this article, I describe the characteristics of the evidential expressions in the Tokachi dialect of Ainu. I mainly point out the grammatical restriction of visual evidential marker sir which has hitherto not been described in any dialect.
著者
高橋 靖 シャクルトン ジョン
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.71-80, 1999-05-31
被引用文献数
1

本研究は, テレビ視聴者の嗜好に合った番組ジャンルを自動推薦することを目標として, 非線形正準相関分析と年令・性別視聴率分析から年令・性別ならびにテレビ視聴態度・価値観因子のジャンル推薦モデルを導き, 番組・ジャンル推薦機構においてそれを活用する場合の諸問題を考察した。その結果, モデル構築に関する次の指標を得た。1.両モデルを番組・ジャンル推薦機構における汎用知識ベースとして併用することにより効果的なジャンル推薦ができる。2.汎用知識ベースは, 年令・性別の1位から3位までの推薦ジャンル, 並びにテレビ視聴態度・価値観因子の推薦ジャンルのデータを生活場面ごとに持ち, 視聴者の個人プロファイルデータを得て推薦を実行することができる。3.汎用知識ベースと視聴履歴による学習・推薦は, ジャンル推薦において相互補完的な機能を果たす。4.両モデルの優先順位は, 生活場面の特性に応じて選ぶことができる。