著者
Armitt J. Cojan M. Mannzio C. Nicolini P.
出版者
Japan Association for Wind Engineering
雑誌
日本風工学研究会 会報 (ISSN:18838391)
巻号頁・発行日
vol.1979, no.6, pp.23-48, 1979

この資料は, 英, 仏, 伊3国共同のUHV joint studyの一環として執筆されたもので, 電気学会鉄塔設計標準晦外調査団訪欧の折, C .E. R. L. E. d. F. E. N. E. L. の各所より提供を受けたものである. C. E. R. L. によれば, 1976年のCIGRE, SC-22に提出予定とのととであった.
著者
S. Maninang John C. Lizada Ma. Concepcion Gemma Hiroshi
出版者
Elsevier Ltd
雑誌
Food chemistry (ISSN:03088146)
巻号頁・発行日
vol.117, no.2, pp.352-355, 2009-11
被引用文献数
18 8

The scientific basis of the adverse, or at times lethal, effect of ingesting durian (Durio zibethinus Murray) while imbibing alcohol has not been established. Symptoms are reminiscent of the disulfiram–ethanol reaction (DER) arising from the inhibition of aldehyde dehydrogenase (ALDH). Cognizant of the inhibitory effect of sulphur compounds like disulfiram on ALDH and the rich sulphur content of durian, the influence of durian fruit extract on the ALDH-mediated oxidative metabolism of acetaldehyde was investigated. We report a dose-dependent inhibition of yeast ALDH (yALDH), at most 70% at 0.33 ppm (mg extract/l assay mix), by dichloromethane:pentane extracts. Sulphur-rich TLC fruit extract fractions that eluted farthest from the origin effected the greatest inhibitory action. yALDH assay using diethyl disulfide as internal standard further supports the role of durian’s sulfury constituents in the fruit’s ALDH-inhibiting property. Insight into the etiology of DER-like symptoms felt upon simultaneous durian and alcohol consumption is hereby presented.
著者
梅原 弘光 永井 博子 BALLESCAS C. BAUTISTA G.M 早瀬 晋三 永野 善子
出版者
立教大学
雑誌
国際学術研究
巻号頁・発行日
1996

本研究では、労働力移動には通常の農村-都市間移動の外に、山地などフロンティア向けの移動が大規模に存在し、それが森林資源などの環境後退につながっているとの仮説に立ち、その実態の把握とそこでの住民の生存戦略の確認に努めてきた。その結果、以下に列挙するような事実が確認された。1.フィリピンの森林面積は、ここ20〜30年の間に急激に後退したが、その跡地ではすでに夥しい数の住民が生活していること。2.これら住民の多くは、かつて低地に住んでいたということであるから、低地農村から山地向けの労働力移動はかなり広範に存在するとみて間違いないこと。3.こうした住民の多くは、伐採跡地で生存のための焼畑農業を始めるが、やがて商品作物が入ってきて集約栽培が繰り返されたため森林の回復はなく、むしろ草地の拡大が進行していること。4.森林の後退は、一般には人口圧力、労働力移動、入植などの必然的結果と考えられてきたが、原因はむしろ政府の農業入植政策、森林開発政策、累積債務返済のための商業伐採の促進、伐採権の積極的付与と伐採企業による公有地の囲い込み、林道建設、伐採のための労働力吸収などが大勢の住民の山地移住を促進していること。5.低地住民をして山地移住を決意させたのは、近代的所有権制度による伝統的所有権剥奪、地主による小作人追放、「緑の革命」後の農業商業化の進展、工業団地建設のための農地転用などであった。
著者
渡辺 慶一 井上 弘明 立石 亮 司馬 肇 桜井 英敏 有賀 豊彦 名取 正彦 SABETA C.T. DUBE B.N.
出版者
日本熱帯農業学会
雑誌
熱帯農業 (ISSN:00215260)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.186-191, 2000-09-01
被引用文献数
1

ジンバブエで収集したトウガラシ5系統と日本の3品種の果実のカプサイシノイドを高速液体クロマトグラフ(HPLC)を用いて分析した.カプサイシノイドはノルジヒドロカプサイシン, カプサイシン, ジヒドロカプサイシン, バニラリデカンアミド, ホモジヒドロカプサイシンおよびホモジヒドロカプサイシンの異性体が検出されたが, カプサイシンの占める割合が多かった.カプサイシノイドは果肉より胎座に多く含まれていた.日本の'八房'果実の胎座の総カプサイシノイドは5105.2mg/100gD.Wであったが'ししとう'では非常に少なかった.ジンバブエで収集した果実が小さく, 直立するB, C, D, E系統の果実の胎座の総カプサイシノイド含量は高く, '八房'の5倍の値を示した.
著者
樋笠 勝士 荻野 弘之 佐藤 直子 長町 裕司 O'LEARY Joseph 川村 信三 児嶋 由枝 竹内 修一 HOLLERICH Jean-c 村井 則夫
出版者
上智大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

本研究は、平成18年度から21年度にわたる4年間の研究計画により、西洋中世における「美」の概念を、とくに新プラトン主義の受容と変容という課題に絞って、歴史研究を行うものである。本研究の独創性は「美」の概念について、古代末期思想家プロティノスに始まる新プラトン主義美学思想が、西洋中世キリスト教思想にどのような影響を与えたのかを解明する点にある。その思想の影響系列は、「美」を「光」と関係づけるキリスト教の伝統的な形而上学思想の原型をつくりだし、また典礼芸術等の芸術現象に展開する文化的基礎となる概念形成にも展開している。さらに中世の神学思想における超越概念にも影響を与える基本思想にもなっていることから、美学研究のみならず西洋中世思想研究の基礎研究にとって、本研究課題は思想史研究上の大きな意義を有するものとなる。
著者
C.Penaloza[作詞]
出版者
ビクター
巻号頁・発行日
1953-02
著者
ガルシア G.W. マックフアーレン R.A. ラロ C.H.O. ヨンクマン T. ビプタ N. 牧田 登之
出版者
日本野生動物医学会
雑誌
Japanese journal of zoo and wildlife medicine (ISSN:13426133)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.61-66, 2001-09
参考文献数
7

トリニダード・トバコ(ウエストインディズ)が英国から独立した1962年にコクリコは国鳥に指定されたが,1963年のハリケーンで森林の被害が甚大であったので森林の辺縁で棲みつくようになり農民から害鳥扱いされている。1980年の野生動物規制改定から保護鳥から害鳥に扱いが変わったため,コクリコ(ワキアカヒメシヤクケイ)の保存が危機的になってきている。コクリコの繁殖のために,トリニダードの動物園でのコクリコの飼育状態とトバコでコクリコを飼育している推定15名のうち5名(4ヶ所)に面接し,質問状を送った10名中の2名から返答を得たことを併せて報告する。コクリコの肉は蛋白質(24.1%)に富み脂肪が少ない(0.4%)ので健康食品として注目されている。コクリコ飼育者はすべて40歳以上の男性で趣味として飼っている。この人達は,アグーチ,ペッカリー,イグアナ等他の野生動物も飼っている。飼育中のコクリコは,動物園でもトバコの4ヶ所でも,地面や巣箱に産卵し,ふ化にも成功している。季節性はないようである。野生でコクリコが繁殖している南米本土に近いトリニダードで野生コクリコが見られず,トリニダードより北東25km離れたトバコではコクリコが土着であるのは興味深い。
著者
Avsar E Hatta Y Flensburg C Ollitrault J-Y Ueda T
出版者
IOP
雑誌
Journal of physics. G, Nuclear and particle physics (ISSN:09543899)
巻号頁・発行日
vol.38, no.12, pp.124053, 2011-11
被引用文献数
9 16

High-multiplicity proton–proton collisions at the LHC may exhibit collective phenomena such as elliptic flow. We study this issue using DIPSY, a brand-new Monte Carlo event generator which features almost-NLO BFKL dynamics and describes the transverse shape of the proton including all fluctuations. We predict the eccentricity of the collision as a function of the multiplicity and estimate the magnitude of elliptic flow. We suggest that flow can be signaled by a sign change in the four-particle azimuthal correlation.
著者
Hosokawa S. Inui M. Kajihara Y. Matsuda K. Ichitsubo T. Pilgrim W. -C. Sinn H. Gonzalez L. E. Gonzalez D. J. Tsutsui S. Baron A. Q. R.
出版者
American Physical Society
雑誌
PHYSICAL REVIEW LETTERS (ISSN:00319007)
巻号頁・発行日
vol.102, no.10, 2009-03
被引用文献数
125

The transverse acoustic excitation modes were detected by inelastic x-ray scattering in liquid Ga in the Q range above 9  nm-1 although liquid Ga is mostly described by a hard-sphere liquid. An ab initio molecular dynamics simulation clearly supports this finding. From the detailed analysis for the S(Q, ω) spectra with a good statistic quality, the lifetime of 0.5 ps and the propagating length of 0.4–0.5 nm can be estimated for the transverse acoustic phonon modes, which may correspond to the lifetime and size of cages formed instantaneously in liquid Ga.
著者
ビュースト デイビッドC.
出版者
一般社団法人社会情報学会
雑誌
日本社会情報学会学会誌 (ISSN:09151249)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.71-80, 2010-03-31

2009年の9月に新潟大学で開催された大会で行われた「英語論文執筆ワークショップ」の報告である。学術英語の主な特徴を論じた後、学術スタイル、代名詞の用法、冠詞、ネーティヴではない人にとって特に難しいとされる3つのテーマを取り上げる。時間が十分なかったので、この3点以外に英語学術論文の執筆者が直面する問題を取り上げられなかったが、本チュートリアルが参考になれば幸いである。